トーキョー女子映画部の取材リポート

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10 7月

『LIGHT UP NIPPON』東北を花火で元気にしたいと思った1人のサラリーマンの思いはここまで広がった!

Posted in 未分類 on 10.07.12 by Merlyn

『LIGHT UP NIPPON』発起人の高田佳岳、音楽担当・坂本龍一が登壇 『LIGHT UP NIPPON』発起人の高田佳岳、音楽担当・坂本龍一が登壇

2012年7月7日より公開した本作は、DVDも同時リリース、オンデマンド配信も同時スタートという異例の展開をしています。これらの収益は2011年3月に被災した東北の復興支援にあてられます。そして、2012年7月9日、本作の舞台挨拶が行われ、発起人の高田佳岳、彼の活動に賛同し音楽を担当した坂本龍一が登壇しました。

今回協力することになった経緯について坂本氏は「まず発想がユニークだと思った。被災地で同時に花火大会を実施しようとなぜ考えたのか、今でもわからない(笑)。あと、高田くん自身がユニーク。会社員なのに仕事をほったらかして、大丈夫なのか?と思った(笑)」とコメント。それに対して、高田氏は会社の上司にも理解を得ていると答えました。

今回映画化に至るまで活動を広めた高田氏は、「これから日本にとって大切なことは?」と聞かれ、「昨年この花火大会をやるために4ヶ月間活動してきて、1つ自分が初心にかえって思ったことは、いろんなしがらみや難しいことは普段たくさんありますが、自分が思ったこと、信じたことに勇気をもって飛び込んでやってみてもいいのかなと思いました。自分が中学生くらいのときはずっとそうやってたと思うんですけど。ちょっとくらいケガはするかもしれないけど、今回やってみて良かったと思います。“よくそんなに頑張れるね”と言われるんですが、自分自身では頑張ってる気は全然なくて、楽しいからやってるというか、自分が好きなことだから、自分が信じていることだから進んでいけると思っています。そういう動きがどんな小さなことでも良いので、たくさんの人でどんどん連鎖していって、みんなが『LIGHT UP NIPPON』前向きに日本中が明るくなればと、生意気ですがそう思ってます」と語りました。坂本龍一氏は、「国の形っていうのは、その国の人間で決まるので、おもしろい人間がいるかどうかだと思うんです。日本からスティーブ・ジョブズのような人が出てくるのがいつになるかわかりませんけれど、過去には黒澤明という人もいます。そういう人間が4人も5人も出てくれば、もっと日本は世界から尊敬されます。高田君はそういう素質を持っている。本当にユニークな発想をもって、実行できる若い人なので、そういう人間がたくさん出てくれば素晴らしいと思います」と話しました。

今回の活動を知って、1人の思いは小さいようで大きい、そう思いました。東北の方の支援をするのが第1の目的ですが、日本中が元気にならなければいけないという思いも伝わってきました。このメッセージを受け取った私たちの行動1つもとても大きいということだと思います。劇場、DVD販売が同時展開していますので、皆さんも1アクション御願いします。

『LIGHT UP NIPPON』東北復興支援プロジェクト「LIGHT UP NIPPON 2012」
映画『LIGHT UP NIPPON 日本を照らした奇跡の花火』とは

ある一人の会社員が「震災で中止になった東京湾花火大会の花火って、どうなるんだろう?」と疑問を抱いたことで始まったこのプロジェクトは、”東北を、日本を、花火で、元気に”をスローガンに、昨年8月11日、地元の人々の協力のもと、東北の太平洋沿岸10ヵ所で一斉に花火を打上げました。本作は、初めて被災地入りした日から、様々な困難を被災地の方々とともに乗り越え、花火大会が成功するまでを追いかけた900時間にも及ぶ映像をまとめたドキュメンタリー作品。本作の収益は、今年も8月11日に、昨年よりも規模を拡大して、実施される花火の運営費に充てられます。

『LIGHT UP NIPPON 日本を照らした奇跡の花火』
2012年7月7日(土)〜7月20日(金)、新宿バルト9他にて全国公開

【DVD】
7月7日(土)〜7月20日(金)写真集付き特別DVD(予定)上映劇場窓口限定にて販売。(一部除く)
7月7日(土)よりTSUTAYA、TSUTAYA DISCASてDVDレンタル開始(予定)
配給:ティ・ジョイ

http://lightupnippon.jp

©2012 LIGHT UP NIPPON PARTNERS

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