ギレルモ・デル・トロ監督が、作品賞、監督賞を含むアカデミー賞4部門を受賞した映画『シェイプ・オブ・ウォーター』に続き、再びサーチライト・ピクチャーズとタッグを組んだ最新作『ナイトメア・アリー』が2022年3月25日より全国公開となります。
そしてこのたび、公開に先駆けて本作のワールドプレミアイベントがアメリカのニューヨークにて開催されました!会場であるニューヨークのリンカーンセンターのロビーには劇中に登場するサーカスをイメージした装飾が施され、錚々たるキャスト陣のキャラクターポスターが貼り出されました。
カーペット会場では、映画の妖しげでゴージャスな雰囲気を表現するかのように、一面ブラック&ゴールド仕様になりました。そして、ギレルモ・デル・トロ監督に続き、主演のブラッドリー・クーパー、ルーニー・マーラ、デヴィッド・ストラザーン、リチャード・ジェンキンス、マーク・ポビネッリ、ホルト・マッキャラニー、ティム・ブレイク・ネルソン、クリフトン・コリンズ・Jr、さらには公私ともにデル・トロ監督とパートナーである脚本家のキム・モーガン、美術のタマラ・デヴェレルといった豪華キャスト&スタッフが登場しました。フラッシュの嵐を受けながら笑顔で応対し、さらにブラッドリー・クーパーとルーニー・マーラは久々の再会を喜びハグを交わす場面もありました。
ギレルモ・デル・トロ監督は今回の題材にチャレンジした理由について、「この映画は、ウィリアム・リンゼイ・グリシャムの素晴らしい小説に基づいている。ノワール小説は時折、社会不安の時代に現れるドラマなんだ。時代を反映している。私達は時代ドラマであると同時に、ノワールを再解釈する映画を作ろうと思ったんだ」とコメント。続けて、ストーリーについて「この映画は真実、嘘、大衆迎合や詐欺、何かにすがりつきたい人々を描いている。1つの不安の時代の形なんだ。少なくとも我々が感じた今の時代の不安が反映されている」と語ると、脚本のキム・モーガンが「アメリカン・ドリームに関しての映画ね。まだ存在しているけど、実現がとても困難な“何か”ね」と明かし、デル・トロ監督が「それは常に悪夢(ナイトメア)だ」と笑顔を見せました。
その後、一同はワールドプレミアの舞台挨拶のステージにも登場!客席から大きな声援で迎えられました。また、本プレミアに出席できなかったケイト・ブランシェットがロンドンからライブビデオで飛び入り参加するなど、会場は大盛り上がりとなり、終始笑顔の絶えないトークイベントとなりました。
今回登壇したキャスト&スタッフをはじめ豪華な面々が勢ぞろいの本作。一体どんな作品となっているのか今から楽しみですね。日本では、2022年3月25日より全国公開!
『ナイトメア・アリー』
2022年3月25日より全国公開
ウォルト・ディズニー・ジャパン
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