1897年の初演以降、日本をはじめ世界各地で幾度となく上演され、映画化&ミュージカル化されている稀代の名作“シラノ・ド・ベルジュラック”。そんな不朽の名作を『プライドと偏見』『つぐない』『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』のジョー・ライト監督が壮大なスケールで再構築した映画『シラノ』が2022年2月25日より全国公開となります。そしてこの度、現地時間12月7日にUKプレミアイベントが行われ、レッドカーペットにピーター・ディンクレイジ、ヘイリー・ベネットをはじめとした主要キャスト&スタッフ陣が集結しました。
主人公のシラノを演じるピーター・ディンクレイジは、「最初の舞台の始まりから、ここに至るまでの長い長い道のりにとても素晴らしい気分だよ」とコメントし、続けて「とても素敵な映画だ。この作品は本当に心に打つものがあり、皆さんが歌と共に心の中へこの作品を持って帰ってくれることを願っているよ」と語りました。また、本作が賞レースで続々とノミネートを果たしていることについて、「皆さんがこの作品を気に入ってくださっているということだと思うので、とても嬉しい」と話しました。
ヒロインを演じるヘイリー・ベネットは「この愛の贈り物を観客の皆さんへ届けることができたのは、とても素晴らしいことです。本当はロクサーヌを演じることに怯えていました。頭の中でストーリーはありましたが、演じる勇気、正直言うと自信がなかったんです。なので、歴史上の女性や特に現代女性について勉強しました」と明かしました。また、撮影について「私達は最初のパンデミックの最中に撮影をしていたので、この美しい映画の雰囲気を本当に吸収することができました。この作品は愛のラブレターなんです」と振り返りました。
そして、本作の監督を務めたジョー・ライトは「人と人との繋がりをテーマにした映画を作りたいと思っていたのですが、それはパンデミックが起こる前のことで、パンデミックが起こった今こそ人と人との繋がりや、愛する人に愛を伝えることの必要性をテーマにした映画を作る時だと思いました」と語りました。
約120年の時を経て今もなお愛され続けている物語を描いた、ロマンティックなミュージカル映画『シラノ』。今回のプレミアでの監督やキャストのコメントからますます期待が高まりますね!来年の公開をお楽しみに!!
『シラノ』
2022年2月25日より全国公開
東宝東和
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