子どもの頃から映画だけでなく、読書も大好きなんです。
起業する前あたりからは、ビジネス書や啓発本にハマって、今もどちらかというとそういうジャンルを読むことが多いのですが、最近はベストセラーとなっている「破天荒フェニックス オンデーズ再生物語」(田中修治 著/幻冬舎)を読みました。
本書は、とあるテレビ番組で紹介されていて知り、すぐにAmazonで注文して購入。
届いたら、結構な厚みだったので、読むのに時間がかかるかなと思いましたが、文章がとても読みやすく、企業再生のお話ではありますが小説なので、すぐに読み終えることができました。
著者は、実在する株式会社オンデーズの代表取締役社長、田中修治氏。本書のプロフィール欄には、「10代の頃から起業家として、企業再生案件を中心に事業を拡大」とあります。これだけでスゴいのですが、本書では、2008年2月に倒産寸前だったメガネチェーン“オンデーズ”を買収するところから、再生するまでが綴られています。でも、一応「フィクション」とされていて、本当にあったお話をもとに、フィクションとして小説にしているようです。
本の帯には、実業家、堀江貴文氏によるコメントで「経営者は絶対読んだ方がいいし絶対共感するに決まってる」と載っており、まさにそうだなとは思ったのですが、動く金額が億単位。
いや〜スケールが違う!
でも、うちの会社もこれくらいのスケールになったら、どんなことができるんだろうかと想像するきっかけになり、今のままだとダメだなと刺激を受けました。
うちの会社は今年の6月で会社設立から10期目に突入しますが、あっという間でした。
起業した時、あれもやりたい、これもやりたいと考えていたことがあり、「これは5年後にやれるかな?」「これは10年後くらいかな?」と思っていましたが、もう10年目に入ると考えると、このまま「いつか、やれれば良いな」と思い続けていたら、いつの間にか死んじゃって、何もできてなかったということになるのかとハッとしました。
起業するずっと前から、最終的にこういうことができるようになりたいというゴールがあるのですが、それにはもっともっとスケールを大きくしていかなければ実現できません。
とはいえ、先に解決すべきことが山積み。だからこそ、昨年あたりから頭の中、心の中が「ワ〜〜〜〜〜〜!」となっていたのですが、恐怖に呑まれては縮小していくのみです。
でもきっと、今の壁なんて、会社を経営していたら絶対に何度もぶつかるんだろうし、今繁栄している企業もそういう壁を何度も乗り越えたからこそ、そこまで成長しているに違いありません。
ピンチこそチャンス!スランプこそ立ち止まって考えるチャンスですよね!
そして、恐怖心だって必要。『ダークナイト ライジング』を観た時にも、「そうだ、そうだ」と思ったのですが、時に恐怖心はバネになる。それに恐怖心は身を守るためにある。だから恐怖心に勝って、利用するべきなんでしょうね。
いつ死んでも悔いのないように生きなければ!
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