昨年の2018年に日本劇場公開30周年を迎えた初代『ロボコップ』。そのディレクターズ・カット版を日本初の4Kで観賞できるという”『ロボコップ』コンベンション”が2019年1月14日に開催されました。今回私はお仕事としてではなく、いち観客として参加してきました。
この企画は、『ロボコップ』が初めて公開された当時からこの作品に惚れ込み、今までに2000回は観賞したというジャンクハンター吉田氏が発起し、クラウドファンディングの成功により実現しました。ジャンクハンター吉田氏は、昨年の夏頃に体調を壊して入院し、右足を切断する大手術を受けながらも、リハビリに励み、この日舞台に登壇しました。そのことを自虐的ギャグにしてしまうユーモアと強さが吉田氏らしいなと思いましたが、そんな吉田氏が『ロボコップ』に惚れ込む理由も、本作を観れば納得する部分があります。
そして、この日の来場者には、『ロボコップ』ファンの執筆陣(イラストレーター・漫画家・画家・CGクリエイター・アニメーション監督・お笑い芸人)によるトリビュートイラストのポストカードが配られました!33枚もの豪華セット。非売品と言うこともあり大変な貴重品です。
執筆陣(敬称略):
浅田めぐ美、荒牧伸志、石原まこちん、苺野しずく、一ノ瀬珠緒、えびはら武司、緒方雄一、小野さゆり、御茶漬海苔、川崎タカオ、喜国雅彦、北上論志、清野とおる、国樹由香、古泉智浩、鈴木みそ、千之ナイフ、高岩ヨシヒロ、武富健治、徳光康之、なかむらみつのり、ネゴシックス、のむらしんぼ、花くまゆうさく、ピョコタン、平松伸二、FROGMAN、巻来功士、326(ナカムラミツル)、見ル野栄司、メソポ田宮文明、山田貴敏、レオナルド藤井
また、トークイベントには、ジャンクハンター吉田(ライター)氏のほか、高岩ヨシヒロ氏(月刊少年ジャンプ コミカライズ版「ロボコップ」執筆)、高橋ヨシキ氏(映画評論家・デザイナー)、てらさわホーク氏(ライター)、パッキー小林(「炎のディスクコマンドー」主宰)などが登壇。『ロボコップ』の魅力や、ツッコミどころのあるシーン、ポール・バーホーベン監督作品の魅力などについて語りました。
イベントの最後には、来場していたポストカードの執筆陣が一気に登壇し、集合写真を撮りました。これだけの方々を集めるイベントってスゴいですよね。すごく映画愛が詰まっていて心地良い時間を過ごせました!
私が初めて『ロボコップ』を観たのはおそらく高校生か大学生の頃にビデオで観たと思いますが、強烈に覚えているシーンもあれば、結構忘れているシーンもあり、この現代に観るからこその楽しさ、新鮮さを感じました。悲壮感がスゴいのですが、笑えるシーンやツッコミを入れずにはいられないシーンもあり、このコントラストがありながら、ちゃんとまとめられているのがスゴい!ぜひ、皆さんにも今観て欲しいと思います。
この『ロボコップ』上映権はジャンクハンター吉田氏が2019年3月まで所有しているということで、再度全国で上映会を行いたいという意向も発表されました。関東の方はもちろん、地方の方も観たいという方はぜひお近くの劇場にリクエストしてみてください。
2019年1月14日観賞 TEXT by Myson
【『ロボコップ』日本初の4K上映&国内外ゲストを招いてのファンイベントの開催を!】
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