キャッチコピーと予告編は、映画の宣伝で重要な役割を果たしています。ということで、この企画ではキャッチコピーと予告編に着目して観たい映画を選ぶとどうなるのかランキングにしています。
<ランキング決定の道のり>
1:タイトルや俳優、監督等の情報を伏せた上でキャッチコピーだけで観たくなるタイトルを選抜
2:選抜した作品がどんな映画かを公式サイトで確認し、さらに5本に絞る
3:その5本の映画の予告編を観てどれがより観たくなったかをランキングにする
今回は、40作品(ページ下参照)のキャッチコピーだけを見て、下記の10作品に絞りました。
- 『激怒』犯罪ゼロの町、富士見町へようこそ。
- 『Zola ゾラ』私とこの子の話、聞きたい?
- 『NOPE/ノープ』最悪の奇跡が起こる。
- 『ブレット・トレイン』殺し屋しか、乗ってこねぇ。
- 『地下室のヘンな穴』引っ越した家には12時間進んで3日若返る奇妙な穴がありました。
- 『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』北欧発!痛快な“はみだし者”窃盗団が伝説の至宝に挑む、痛快クライムコメディ!
- 『消えない虹』私は友達を殺しました 私は裁かれないと言われました。それが本当なら私は一生許されない
- 『靴ひものロンド』うちの家族、めちゃくちゃ。
- 『グッバイ・クルエル・ワールド』時代を撃つ。裏切り者は、誰だ。
- 『人質 韓国トップスター誘拐事件』みなさん事件です!本日、俳優のファン・ジョンミンさんが誘拐されました。
今回の【キャッチコピーと予告編で観たくなる最新映画ランキング】
上記作品の公式サイトを見た上で、映画のざっくりした情報をもとにさらに下記5作品に絞り、ランキングした結果がこちらです。
※『NOPE/ノープ』『ブレット・トレイン』『人質 韓国トップスター誘拐事件』は、<映画好き目線でそそる2022年初秋公開映画を紹介>にて紹介済みのため、今回は他の作品を紹介しようということになりました。
※『地下室のヘンな穴』と『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』同率1位だったため、話し合いと最終投票を行い順位を決めました。
予告編を観てのコメント
1位『地下室のヘンな穴』
2022年9月2日より全国公開
公式サイト 参考予告編はこちら
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
- 冒頭の「この家 人生が変わります」の一言で気になった。導入が上手い。
- 『オールド』のような感じなのかなと思った。時間の経過がどう関係するのか気になる。
- 最終的に「穴に入らなければ良かった」となりそうな予感。
- 「12時間進んで3日若返る」の部分を確かめるために観てみたい。
- 「12時間進んで」の部分を睡眠時間にあてられたら最高(笑)!
- 「欲望に満ちた大人達の奇妙な物語」という部分が気になった。
- 可愛いけど、ちょっと意地悪そうな世界観に惹かれる。
- 遊びに行くなら良いが、この物件を買うのは遠慮したい。
2位『ギャング・カルテット 世紀の怪盗アンサンブル』』
2022年9月2日より全国順次公開
公式サイト 参考予告編はこちら
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定(後日UP)
- コミカル押しな感じがした。
- 間抜けな泥棒達がおもしろそう。
- マヨネーズのシーンは映画ならではの演出。北欧のことわざや教訓と関係があるのかなと思った。
- 気楽に観られそう!
- ほっこりできそうだけど、『裏切りのサーカス』のトーマス・アルフレッドソン監督の作品なので、予告編の見た目通りで済まないのでは?
3位『靴ひものロンド』
2022年9月9日より全国順次公開
公式サイト 参考予告編はこちら
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
- キャッチコピー以上に内容がおもしろそう。
- イタリア映画らしいおしゃれさがあるのに、不幸で酷そうなストーリーなのが好み。
- 良い意味で期待を裏切りそう。
- ゴタゴタ喧嘩をしているだけかと思ったら、監禁をほのめかす発言があり、「え!?」となった。
- ナポリにはマフィアがいるので、もしかしたらマフィアが絡んでいるのかも?ナポリという舞台にも興味を惹かれた。
- 主演のアルバ・ロルヴァケルはとても雰囲気があり、演技が気になった。
4位『Zola ゾラ』
2022年8月26日より全国公開
公式サイト 参考予告編はこちら
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
- 先を観るのが怖いけど、どんなことが起きるのか気になる。
- 予告編冒頭のポールダンスがすごい!
- SNS投稿がきっかけの物語で、予告編でも投稿時の音が効いている。
- スタジオA24の作品なので絶対に観たいと思った。
- 『ミッドサマー』のような人間が怖い系の作品であることに期待。
5位『消えない虹』
2022年9月3日より全国順次公開
公式サイト 参考予告編はこちら
- 予告編だけ観ても、矢崎希菜の演技が上手い!すごく雰囲気があった。ドアップの画力がすごい。他の出演作も気になる。
- キャッチも気になったけど、予告編を観たらさらにストーリーが気になった。
- 友達を殺したのに、罪に問われないのはなぜ?
- 最近SNSの誹謗中傷などが話題になっていたこともあり、内容が今の時代に合っていそう。
- あまり知名度のあるキャストではなさそうだが、逆にリアリティが増しそう。
- 原作ものであれば原作も読んでみたい。
『激怒』2022年8月26日より全国順次公開
『NOPE/ノープ』2022年8月26日より全国公開
『ブレット・トレイン』2022年9月1日より全国公開
『人質 韓国トップスター誘拐事件』2022年9月9日より全国公開
『グッバイ・クルエル・ワールド』2022年9月9日より全国公開
今回の候補作品キャッチコピー
敢えてタイトルはわからないようにして下記のキャッチコピーの中から選びました。皆さんはどのキャッチコピーに惹かれますか?
※以下、2022年8月26日から9月9日劇場公開or配信作品です。
- 二人だから、戦える。
- なんで俺が
- なぜ?どこへ?
- ここから始まる殺し屋生活
- あのシルベスター・スタローンが最新アクションスリラー映画を引っ提げてやってくる!
- 犯罪ゼロの町、富士見町へようこそ。
- わたしの砂漠の小さなお店へようこそ
- 真夜中の侵入者が盲目の少女を襲う新感覚FPSスリラー
- ゴージャスに生き抜く。華麗に羽ばたく。
- 私とこの子の話、聞きたい?
- ぼくの親友は、ぼくが守る
- 最悪の奇跡が起こる。
- 異界と繋がる祟りの森で、カメラを通して記録されていく戦慄の映像!予測不能のノンストップ・ジェットコースター・ホラー・アドベンチャー!
- 生きとし生けるもの、すべてを育む地球への讃歌
- パンデミックの中、アートについて考えてみた
- 愛する人を失い戦争を知る
- 殺し屋しか、乗ってこねぇ。
- みんなおかしい 世にも奇妙な家族の物語
- ずっと大好き。それだけで人生はミラクル。
- 4人でのラストバトル。
- 引っ越した家には12時間進んで3日若返る奇妙な穴がありました。
- 『れいこいるか』のいまおかしんじ監督が贈るハートフル青春ロードムービー。
- 北欧発!痛快な“はみだし者”窃盗団が伝説の至宝に挑む、痛快クライムコメディ!
- 世界初の“レストラン”開業の秘密、教えます
- 傷ついた子ども、壊れゆく家庭。ほんの少しでも、わたしたちが、できること。
- 私は友達を殺しました 私は裁かれないと言われました。それが本当なら私は一生許されない
- わたしは跳ぶ、この痛みを刻みつけて。
- よみがえった禁断の花 あやしき色を巡る旅がはじまる
- だから 心に力をこめて どついたるねん
- うちの家族、めちゃくちゃ。
- 時代を撃つ。裏切り者は、誰だ。
- 不気味な洋館、呪われた事件を演じる二人の女優。彼女たちに憑依したのは「役」なのか「霊」なのか
- 上も下もない。テッペンになれ。
- みなさん事件です!本日、俳優のファン・ジョンミンさんが誘拐されました。
- 母が記憶を失うたびに、僕は思い出を取り戻していく。
- ユニバーサル・スタジオがアフリカの広大なサバンナを舞台に描く、手に汗握るサバイバルアクション!
- 孤独を抱いて、自由になる
- 自分の人生 好き勝手に生きられると思ってた
部活参加者のコメントで、「普段はキャッチコピーだけで作品を選ぶことはしませんが、自分ではいつも選ばない作品と出会えるのが良い」「キャッチコピーで選んでから予告編を観ると、また作品に対する印象が変わる」という意見もありました。皆さんもぜひお試しください。本部活は今後も定期的に開催します。次回の記事もお楽しみに!
今回の編集メンバーPROFILE
りかたそ from トーキョー女子映画部正式部員
キャッチコピーや予告編、公式サイトなどの前情報はできるだけチェックし、観る前から作品の世界観に飛び込んでおきたい派。特に好きなジャンルはミステリーやスリラー系、衣装やセットが凝っている作品など。ネット配信の劇場未公開作やオリジナル作品から、自分好みの一本を探し出すのも好き。
クリス from トーキョー女子映画部正式部員
ブロガー(アメブロ)
インスタ隆盛前はモニターでいろんなものを試しまくって記事にしていた。今は映画と本の感想メイン。元々は洋画ファンだったが近頃は韓国ドラマの方がおもしろく思える。ブルース・リーとオーランド・ブルームに永遠の愛を捧げている。
シャミ from 編集部
映画好きの両親の影響で、子どもの頃から映画に興味を持つ。ジャンルは、人間ドラマやラブコメが特に好き。他ジャンルも幅広く鑑賞し、奥深い映画の世界に魅了されている。普段予告編を自ら観ることはあまりないが、劇場で予告編が始まるとつい見入ってしまう。
マイソン from 編集部
父の影響で幼少の頃から映画を観て育つ。観る映画はジャンルも製作国も規模も問わない。ハッピーエンドも好きだし、バッドエンドも大歓迎。トラウマ映画も好き。映画はなるべく真っ新な状態で観たいので、普段はあらすじも読まず、予告編も観ない。どちらかというと本編を観てから答え合わせ的に予告編を観て、上手い予告編を見つけると感動する。
記事作成部活参加者募集中!
トーキョー女子映画部では、毎月記事作成部活を実施し、正式部員の皆さん参加型の記事を掲載していきます。今回もキャッチコピーや予告編を観て、わいわいトークをして楽しく盛り上がりました。ぜひ皆さんもご参加ください!
記事作成部活は、トーキョー女子映画部正式部員限定でご参加いただけます。
詳しくはこちら
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©2022『グッバイ・クルエル・ワールド』製作委員会