お家時間が増えたことで、海外ドラマを観る方も増えたのではないでしょうか。でも、海外ドラマってたくさんあって、どれを選べば良いか迷いますよね。そこで本企画では、新作海外ドラマをピックアップして、ジャンルや内容が近い組合せで、それぞれの作品情報と予告編を観て、魅力を比較してみました。ぜひ作品選びの参考にしてください。
『ザ・オールドマン~元CIAの葛藤』VS『レスポンダー 夜に堕ちた警官』
『ザ・オールドマン~元CIAの葛藤』 | 『レスポンダー 夜に堕ちた警官』 |
■製作費がかかっていそうで期待できる。 ■キャストが渋い。“美オールドマン”揃い! ■FBIとCIAの人で、悪い人ばかりなのが気になる。 ■特殊部隊がやられてしまうのでは? | ■夜勤の巡査(現場の人)という設定が気になる=給料が上がらないのに頑張るのはなぜ? ■“5日間を描く”が気になる。『24』的な展開? ■ゴリゴリなマーティンが新鮮。 ■舞台がリヴァプールなのが良い。 ■作家の実体験がもとになっている。 ■シーズン2が決まっているので人気作であることがうかがえる。 |
上記はそれぞれの魅力を挙げましたが、逆に『レスポンダー 夜に堕ちた警官』については「可愛いマーティンが見たいなら、これはゴリゴリ過ぎ!?」という意見も上がりました。また、『ザ・オールドマン~元CIAの葛藤』については、「上手くネタバレを隠せてるのか、やや心配」という意見も出ました。皆さんは魅力と懸念材料の両方から、どちらを優先して観ますか?この編集会議では、2対2に割れました。
『ザ・オールドマン~元CIAの葛藤』
2022年8月17日よりディズニープラス「スター」にて配信開始
YouTube予告編
製作総指揮:ジョン・ワッツ
出演:ジェフ・ブリッジス/ジョン・リスゴー/エイミー・ブレネマン
30年前にアメリカ政府と対立したことでCIAから逃亡することになって以来、2匹の犬と人知れず生きてきた元CIA工作員のダン・チェイス(ジェフ・ブリッジス)。CIAから逃れ静かに暮らしていたある日、何者かに狙われたチェイスは、敵を倒し名前を変えて逃走することに。チェイスにはアフガニスタン紛争中に“憎き野獣”とまで呼ばれ手段を選ばぬ男として恐れられてきた過去があったのだった…。(公式資料より)
『レスポンダー 夜に堕ちた警官』
2022年8月10日よりスターチャンネルEXにて配信開始
公式サイト
監督:ティム・ミーランツ
製作総指揮:マーティン・フリーマン
出演:マーティン・フリーマン/アデラヨ・アデダヨ/イアン・ハート/マイアンナ・バーリング
ある晩、夜勤でパトロール中の巡査クリスの元に旧知の麻薬売人からある人物を至急捜して欲しいとの連絡が入る。ハードな夜勤と精神的ストレスの影響で任務中にも理性を失いがちなクリスだったが、新人警官のレイチェルがパトロールに同行することになり…。(公式資料より)
『イーヴィル:超常現象捜査ファイル』VS『アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実』
『イーヴィル:超常現象捜査ファイル』 | 『アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実』 |
■テンポが良さそう。 ■科学と宗教→超常現象といわれているものがトリックとして暴けるのか。 ■悪魔要素が気になる。 ■キャラが邪悪そうでクセありな印象。 | ■一気に観られそう。 ■アンドリューがいるだけでOK。彼の声も良い。 ■久しぶりのサム・ワーシントン。 ■田舎の不気味さ。 ■“信仰の真実”のサブタイトルが気になる。 |
両作品ともスピリチュアルな要素が含まれた捜査モノ。両方ゾクゾクさせる内容で、それぞれの魅力を挙げれば挙げるほどどちらも気になっちゃうという結論に(笑)。
『イーヴィル:超常現象捜査ファイル』
2022年7月8日よりHuluにて配信開始
公式サイト
製作総指揮:ミシェル・キング/ロバート・キング夫妻
出演:カーチャ・ヘルダース/マイク・コルター/アーシフ・マンドヴィ/マイケル・エマーソン
クリステン(カーチャ・ヘルダース)は凶悪事件の被告人の精神鑑定を行う司法心理学者。ある猟奇殺人事件の裁判中に、被告人の男が突如異常行動を見せ、攻撃してきたことにショックを受ける。そんな彼女に、カトリック教会で神父見習いを務めるデヴィッド(マイク・コルター)が声をかける。彼は助手のベン(アーシフ・マンドヴィ)とともに、教会に寄せられる悪魔憑きや奇跡認定の要請を調査する査定人として働いており…。(公式資料より)
『アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実』
2022年7月13日よりディズニープラス「スター」にて配信開始
R-15+
公式サイト
企画・制作:ダスティン・ランス・ブラック
出演:アンドリュー・ガーフィールド/サム・ワーシントン/デイジー・エドガー=ジョーンズ/デニース・ゴフ/ワイアット・ラッセル/ビリー・ハウル
1984年、ユタ州のソルトレイクシティ郊外の平和な街で1件の殺人事件が起こった。モルモン教徒の女性と1歳の女の子が惨殺されたのだった。穏やかだった町は一転、不気味な空気に包まれていく。刑事ジェブ・パイル(アンドリュー・ガーフィールド)が捜査するうちに、残忍な事件はモルモン教のゆるぎない信仰がもたらしたものであることが明らかになる。そして自身も敬虔なモルモン教徒であるパイルはこの想像の域を超えた殺人事件をきっかけに、自らの信仰に疑問を抱くようになるのだった。(公式資料より)
『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』VS『キャシアン・アンドー』
『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』 | 『キャシアン・アンドー』 |
■“ロード・オブ・ザ・リング”のファンはとにかく観たいはず。 ■主人公は誰なのか、予告編だけではよくわからなかったので、気になる。 ■世界観がすごい。 ■衣装がすごく豪華。 | ■『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でキャシアン(ディエゴ・ルナ)がカッコ良かったから、キャシアンをもっと知りたくなる。もっと知りたいファンが多かったからドラマ化されたのかも? ■映画クオリティの迫力。大きなスクリーンで観たいくらい。 ■ステラン・スカルスガルドが観たい! |
比較してみて、「製作費はどちらが高いのか気になる」「予告だけでも両作共すごい。スマホなど小さい画面で観るのはもったいない」という意見が挙がりました。甲乙付けがたいけれど、『キャシアン・アンドー』はキャストに力が入っている一方で、『ロード・オブ・ザ・リング』は無名キャストだけど化ける可能性ありという予想も出てきました。どちらの作品も「最終話を映画館で上映」なんて企画があったら良いですね!
『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』
2022年9月2日よりAmazon Prime Videoにて配信開始
公式サイト ドラマREVIEW ワールドプレミアNEWS
クリエイター・エグゼクティブプロデューサー:J・D・ペイン/パトリック・マッケイ
出演:シンシア・アダイ=ロビンソン/ロバート・アラマヨ/オウェイン・アーサー/マックス・ボルドリー/ナザニン・ボニアディ他
物語は比較的平穏な時代から始まるが、観客は程なく登場人物達が中つ国に再び現れた巨悪との対決に直面する様を見ることになる。霧ふり山脈の地中深くからリンドンの厳粛な森、息を呑むほど美しい島国ヌーメノール、更には世界の果てまで場面は巡り、数々の王国とそこに生きた者達が刻む物語は、その没後も、長く伝承として語られる運命にある。(公式資料より)
『キャシアン・アンドー』
2022年9月21日よりディズニープラスにて配信開始
公式サイト
監督:トニー・ギルロイ
製作総指揮:ディエゴ・ルナ
出演:ディエゴ・ルナ/ジェネヴィーヴ・オーライリー/ステラン・スカルスガルド
舞台は『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』そして『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の5年前。帝国軍が支配する暗黒の時代に、反乱軍として立ち上がる名もなき人々がいた。その中の一人が『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でデス・スターの設計図を盗むべく、命がけのミッションに挑んだ情報将校キャシアン・アンドーだ。帝国軍が圧倒的な力で支配する時代、キャシアンは軍人を装い“大義”のために帝国に潜入する。(公式資料より)
今回は、以上6作品を比較してみました。結局比較しているうちに両方観たくなっちゃいますね。
他にも、『ターミナル・リスト』『エコーズ』『ブラック・バード』はキャスト名を見ただけでも観たくなるという意見が挙がりました。『エコーズ』については、特にマット・ボマー出演ということで盛り上がりました。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』は、『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚ということで気になるという声がありました。
『ターミナル・リスト』
2022年7月1日よりAmazon Prime Videoにて配信中
公式サイト
出演:クリス・プラット/テイラー・キッチュ/コンスタンス・ウー/ジーン・トリプルホーン/ライリー・キーオほか
『エコーズ』
2022年8月19日よりNetflixにて配信開始
公式サイト
出演:ミシェル・モナハン/マット・ボマー/カレン・ロビンソン
『ブラック・バード』
Apple TV+にて
公式サイト
出演:タロン・エガートン/レイ・リオッタ/グレッグ・キニア
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』
2022年8月22日よりU-NEXTにて配信開始
公式サイト ドラマ批評
出演:パディ・コンシダイン/マット・スミス/オリヴィア・クック/エマ・ダーシー/スティーヴ・トゥーサント/イヴ・ベスト/ファビアン・フランケル/ソノヤ・ミズノ/リス・エヴァンスほか
本企画では、月に1回海外ドラマの新作をピックアップして、どちらも観たくて迷っちゃう作品同士を比較式でご紹介していきます。次回もお楽しみに!
今回の編集メンバーPROFILE
Garoto from トーキョー女子映画部正式部員
海外ドラマにひたすらツッコミ、ドラマのオヤジに愛を注いでいます。犯罪捜査、法廷、政治、歴史ものがお気に入り。Dick Wolfは神です!!渋オヤジ中心の暗めなドラマに心惹かれます。
クリス from トーキョー女子映画部正式部員
ブロガー(アメブロ)
インスタ隆盛前はモニターでいろんなものを試しまくって記事にしていた。今は映画と本の感想メイン。元々は洋画ファンだったが近頃は韓国ドラマの方がおもしろく思える。ブルース・リーとオーランド・ブルームに永遠の愛を捧げている。
シャミ from 編集部
映画好きの両親の影響で、子どもの頃から映画に興味を持つ。海外ドラマは、学生時代に『セックス・アンド・ザ・シティ』を観てハマる。ジャンルは、人間ドラマやラブコメが特に好き。その他にもSF、刑事もの、ゾンビ系など幅広く鑑賞している。
マイソン from 編集部
映画も大好き、海外ドラマも大好き。海外ドラマも製作国、ジャンルを問わず何でも観る。最近観終わったドラマの中で特にお気に入りは『ウェントワース女子刑務所』。現在は『エミリー、パリへ行く』『ストレンジャー・シングス 未知の世界』『THIS IS US/ディス・イズ・アス』『ウォーキング・デッド』『グレイズ・アナトミー』『グッド・ドクター 名医の条件』『シカゴ・ファイア』『9-1-1 LA救命最前線』『ビッグ・リトル・ライズ』、MCU系など幅広く視聴中。
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トーキョー女子映画部では、毎月記事作成部活を実施し、正式部員の皆さん参加型の記事を掲載していきます。ぜひ皆さんもご参加ください!
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