REVIEW

これまで、“スパイダーマン”は実写でもアニメでも複数映像化されてきました。だから、主人公のピーター・パーカーをはじめとするメインキャラクターやストーリーに馴染みがある方も多いでしょう。そんななか、本シリーズは馴染み深い要素をベースにしながら、新しい設定が豊富で、かなり新鮮な内容となっています。


ピーターの親友、憧れのヒロイン、他の作品では敵として登場していたキャラクターなど、ピーターを取り巻くほぼすべてのキャラクターは一ひねり効いた設定となっています。敵なのか味方なのかすら不明な展開もあるので、全く新しい“スパイダーマン”を観ている感覚を楽しめるでしょう。意外性を楽しんでいただきたいので、ここでは具体的には書かないでおきますね。


もう1点大きな見どころは、マーベルの他のキャラクターが複数登場する点です。アベンジャーズのメンバーはもちろん、それ以外のキャラクターも登場します。これまで制作された他の“スパイダーマン”シリーズでは見られない関係性も出てくる上に、ソコヴィア協定も話題に出てくるので、ヒーロー同士の対立もあるのかないのか、今後の展開も気になります。

そして、今シーズンでは真相が不明のままだった、ピーターのとある友達の謎も今後の展開に大きな影響を与えそうです。本シリーズには「フレンドリー・ネイバーフッド」という副題がついている通り、ピーターの人の良さが際立つストーリーとなっていて、改めて“スパイダーマン”本来の良さと、長年絶大な人気を誇る所以を感じます。1話ずつが短く観やすいので、大人から子どもまで広くオススメします。

『スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド』
2025年1月29日よりディズニープラスにて配信中
公式サイト ディズニープラスで観る
© 2025 Marvel.
TEXT by Myson
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情報は2025年3月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。
