REVIEW

355【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『355』ジェシカ・チャステイン/ダイアン・クルーガー/ルピタ・ニョンゴ

アメリカ、ヨーロッパ、南米、アジアとバックボーンの違う5人の女性エージェントが集結し、世界的な危機を回避すべく戦う物語。最初からタッグを組んで戦うのかなと思ったら、そんなに単純ではないところにまずおもしろさがあります。
そして、ジェシカ・チャステイン、ペネロペ・クルス、ファン・ビンビン、ダイアン・クルーガー、ルピタ・ニョンゴという豪華な顔ぶれがそれぞれどんな役割を果たすのかが楽しみなところですよね。このキャラクター設定も皆それぞれに強みや弱みがあって、いろいろこじれにこじれるので観ていて楽しいし共感できます。またカッコ良いアクションシーンが豊富なのはもちろん、彼女達のエレガントでゴージャスな姿を観られるシーンもあって、彼女達の魅力を余すところなく活かしている演出は誰が観てもワクワクすると思います。
ストーリーにもいろいろな仕掛けがあって、ハラハラドキドキはもちろん、最後は爽快さも堪能できます。気分転換に観るのもオススメです。

デート向き映画判定
映画『355』ジェシカ・チャステイン/セバスチャン・スタン

ラブストーリーの要素もありますが、そもそもスパイのお話なので、良い意味で一定の距離感を持って観られる分、純粋にエンタテインメントとして楽しめると思います。なのでデートで観るのも良いのではないでしょうか。ただ、友達以上恋人未満の2人はいろいろな意味でちょっと影響を受ける部分があるかもしれないので、微妙な時期にいる方は1人で観るか、気楽にいられる友達と観るほうが良いでしょう。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『355』ジェシカ・チャステイン/ペネロペ・クルス/ダイアン・クルーガー/ルピタ・ニョンゴ

スパイとしてクールに振る舞う一面もあれば、感情に流されてしまう一面もあったり、良い意味でとても人間臭いキャラクター達の魅力が感じられる作品です。それぞれに得意分野があるところも、広く捉えれば、どんな職業でも自分を活かせるということが伝わってくると思います。まあそんな堅い観方をしなくても、エンタテインメントとして楽しめる作品なので、興味があれば観てみてください。

映画『355』ジェシカ・チャステイン/ペネロペ・クルス/ファン・ビンビン/ダイアン・クルーガー/ルピタ・ニョンゴ

『355』
2022年2月4日より全国公開
PG-12
キノフィルムズ
公式サイト

©2020 UNIVERSAL STUDIOS. ©355 Film Rights, LLC 2021 All rights reserved.

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『HERE 時を越えて』トム・ハンクス/ロビン・ライト HERE 時を越えて【レビュー】

映像作家としてあらゆる挑戦を行ってきたロバート・ゼメキス監督は、本作でも新たな挑戦の成果を見せてくれています…

映画『アンジェントルメン』ヘンリー・カヴィル/エイザ・ゴンザレス/アラン・リッチソン/ヘンリー・ゴールディング アンジェントルメン【レビュー】

本作は「近年機密解除された戦時中の極秘ファイルを後ろ盾にしたダミアン・ルイス著 『Churchill’s Secret Warriors: The Explosive True Story of the Special Forces Desperadoes of WWII』」を原作としており…

映画『少年と犬』高橋文哉/西野七瀬 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2025年3月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2025年3月】のアクセスランキングを発表!

映画『BETTER MAN/ベター・マン』ジョノ・デイヴィス 社会的成功が本当の幸せをもたらすとはいえない事例【映画でSEL】

昨今、ウェルビーイングという概念が広まりつつあり、社会的な成功は必ずしも幸福をもたらすとは限らないという見方も出てきました。その背景を、「自己への気づき」(SELで向上させようとするスキルの一つ)に紐づけて考えてみます。

映画『片思い世界』広瀬すず/杉咲花/清原果耶 片思い世界【レビュー】

広瀬すず、杉咲花、清原果耶がトリプル主演を務める本作は、『花束みたいな恋をした』の脚本を手掛けた坂元裕二と、土井裕泰監督が再タッグを組んだ…

映画『神は銃弾』マイカ・モンロー マイカ・モンロー【ギャラリー/出演作一覧】

1993年5月29日生まれ。アメリカ出身。

映画『ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース』 ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース【レビュー】

“ハッピー”や“ゲット・ラッキー”をはじめとする大ヒット曲を多数生み出し、他のビッグ・アーティストへの楽曲提供やプロデュースでも並外れた偉業を成してきたファレル・ウィリアムスの人生が初めて映画化…

映画『ANORA アノーラ』ユーリー・ボリソフ ユーリー・ボリソフ【ギャラリー/出演作一覧】

1992年12月8日生まれ。ロシア出身。

映画『片思い世界』公開直前イベント、広瀬すず/杉咲花/清原果耶/土井裕泰監督 存在するということに対しての肯定を、ここまで実験的に描いた物語もなかなかない『片思い世界』公開イベントに広瀬すず、杉咲花、清原果耶が揃って登壇

劇場公開を目前に控え、本作でトリプル主演を務めた、広瀬すず、杉咲花、清原果耶と、土井裕泰監督が舞台挨拶に登壇しました。

映画『おいしくて泣くとき』長尾謙杜/當真あみ おいしくて泣くとき【レビュー】

タイトルを聞いただけで泣いちゃいそうな作品だと予想できるので、逆に泣かないぞと…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『キングダム 大将軍の帰還』山﨑賢人/吉沢亮/橋本環奈/清野菜名/吉川晃司/小栗旬/大沢たかお 映画好きが選んだ2024邦画ベスト

正式部員の皆さんに2024年の邦画ベストを選んでいただきました。2024年の邦画ベストはどの作品になったのでしょうか?

映画『セトウツミ』池松壮亮/菅田将暉 映画好きが推すとっておきの映画を紹介【名作掘り起こし隊】Vol.4

このコーナーでは、映画業界を応援する活動として、埋もれた名作に再び光を当てるべく、正式部員の皆さんから寄せられた名作をご紹介していきます。

映画『オッペンハイマー』キリアン・マーフィー 映画好きが選んだ2024洋画ベスト

正式部員の皆さんに2024年の洋画ベストを選んでいただきました。2024年の洋画ベストに輝いたのはどの作品でしょうか!?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『BETTER MAN/ベター・マン』ジョノ・デイヴィス
  2. 【映画でSEL】森林の中で穏やかな表情で立つ女性
  3. 映画『風たちの学校』

REVIEW

  1. 映画『HERE 時を越えて』トム・ハンクス/ロビン・ライト
  2. 映画『アンジェントルメン』ヘンリー・カヴィル/エイザ・ゴンザレス/アラン・リッチソン/ヘンリー・ゴールディング
  3. 映画『少年と犬』高橋文哉/西野七瀬
  4. 映画『片思い世界』広瀬すず/杉咲花/清原果耶
  5. 映画『ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース』

PRESENT

  1. 中国ドラマ『柳舟恋記(りゅうしゅうれんき)〜皇子とかりそめの花嫁〜』QUOカード
  2. 中国ドラマ『北月と紫晴〜流光に舞う偽りの王妃〜』オリジナルQUOカード
  3. 映画『ガール・ウィズ・ニードル』ヴィク・カーメン
PAGE TOP