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ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン【レビュー】

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映画『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』

騎士に憧れている役者のルスランと、王女のミラの身分違いの恋愛模様と、悪の魔法使いに立ち向かう姿が描かれたウクライナ発のアニメーション映画です。Elles Films株式会社代表の粉川氏が、ウクライナの映画業界への貢献を目的にほぼ全財産を費やし日本上映権を購入した作品で、ウクライナ制作のアニメーション映画として、日本の映画館で初上映されます。
ルスランとミラの恋愛の展開は少々唐突な部分がありながらも、ルスランが相手を想いながら敵に立ち向かう姿はとてもロマンチックです。一方ミラは、活発な性格で、強い信念のもと自らの道を切り拓く姿が素敵です。また、ルスランと共に冒険に出るシジュウカラや、ハムスターなどの相棒達も可愛らしいので注目です。
上映時間が94分と観やすく、ラブストーリーとファンタジー要素が満載の作品なので、老若男女問わず楽しめます。映画として純粋に観ても良いですし、ウクライナを応援する意味で観るのも良いと思います。

デート向き映画判定
映画『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』

役者のルスランと王女のミラの身分違いの恋愛が描かれており、初デートにもピッタリの作品です。大人目線だと主人公達の初々しい恋愛模様に懐かしさを感じると思います。また、ルスランとミラがお互いのために努力したり、信頼しあう姿も描かれています。もし皆さんが同じような相手を見つけられたら、運命の相手かもしれませんよ(笑)。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』

皆さんには特にオススメの作品です。主人公達の恋愛模様に大いにキュンキュンして、悪い魔法使いに立ち向かう2人を全力で応援しながら観ましょう。ティーンの場合は、本作が日本公開に至った経緯についても把握して、社会貢献の一貫として観るのも良いでしょう。

映画『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』

『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』
2023年9月22日より全国公開
KADOKAWA、Elles Films
公式サイト

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© 2018, SSVG EAST FUND INVESTMENT LIMITED
© 2018, “ANIMAGRAD” LTD
© 2018, Ukrainian State Film Agency
©『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』製作委員会

TEXT by Shamy

本ページの情報は2023年9月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

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