REVIEW

ドーナツキング【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ドーナツキング』テッド・ノイ

アメリカではドーナツが人気というイメージは以前からありましたが、全米で展開されるドーナツ店の多くがカンボジア系アメリカ人が経営しているとは知りませんでした。本作では2億円の資産を築き“ドーナツ王”となったカンボジア人男性テッド・ノイ氏の半生を映し出すと共に、他のカンボジア系アメリカ人でドーナツ店経営者の話を複数取り上げています。なぜカンボジア系アメリカ人の多くがドーナツ店を経営しているのかという背景には、カンボジアの悲しい歴史も絡んでいて、ただのサクセスストーリーを映し出したドキュメンタリーで終わっていないところも本作の魅力です。
また、前半はテッド・ノイ一家の快進撃といえる体験談が観ていて爽快なのですが、後半は打って変わります。その中身は映画でご覧いただければと思いますが、まさに波瀾万丈といえるテッド・ノイ氏の半生そのものがドラマチックで、純粋にお手本となる部分と反面教師として勉強になる部分の両方が含まれています。経営術的な要素もあるので、ビジネスマンや経営者の方にもオススメのドキュメンタリーです。

デート向き映画判定
映画『ドーナツキング』テッド・ノイ

テッド・ノイ氏の奥様の支えも印象的な内容です。一生を共にしようと思える相手と観ると、将来像について話し合うきっかけにもできるのではないでしょうか。綺麗事だけで終わらずにカップルとして乗り越えた試練も取り上げられているので、夫婦やカップルで観ても参考になる内容だと思います。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ドーナツキング』

美味しそうなドーナツがたくさん出てくるので、それを観ているだけでも楽しいです。経営談としてはキッズにはまだ難しいかもしれませんが、中学生以上なら理解できると思います。ビジネスの面だけでなく、歴史や社会情勢が複雑に絡み合って一種の文化が作られた一例としても興味深いので、社会勉強の一環として観てみてください。

映画『ドーナツキング』

『ドーナツキング』
2021年11月12日より全国順次公開
ツイン
公式サイト

© 2020- TDK Documentary, LLC. All Rights Reserved.

TEXT by Myson

  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

海外ドラマ『ワンダーマン』ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世 ワンダーマン【レビュー】

ワンダーマンは、スタン・リー、ジャック・カービー、ドン・ヘックによって、1964年に「アベンジャーズ #9」でマーベル・コミックスに初登場したキャラクター…

映画『ナースコール』レオニー・ベネシュ ナースコール【レビュー】

物語の舞台は、スイスの州立病院。遅番の看護師のフロリア・リント(レオニー・ベネシュ)が出勤してから、シフトの8時間を…

Netflixドラマ『エミリー、パリへ行く シーズン5』タリア・ベッソン タリア・ベッソン【ギャラリー/出演作一覧】

2001年8月1日生まれ。フランス出身。

映画『ザ・クロウ』ビル・スカルスガルド ザ・クロウ【レビュー】

ブルース・リーの息子ブランドン・リーの遺作となった『クロウ/飛翔伝説』(1994)が、約30年の時を経てリブート…

映画『憧れのウェディング・ベル The Five-Year Engagement』エミリー・ブラント 未公開映画活性課ア行

未公開作品のなかから、当部が気になる作品、オススメしたい作品をご紹介。

映画『ブルームーン』イーサン・ホーク/マーガレット・クアリー ブルームーン【レビュー】

実在した作詞家ロレンツ・ハートが過ごした一夜を描いた本作は、ロレンツ・ハートとエリザベス・ウェイランドによって書かれた手紙からインスパイアされた…

映画『しあわせな選択』イ・ビョンホン しあわせな選択【レビュー】

パク・チャヌク監督作ということで、皮肉が効いているだろうと予測はしていたものの…

映画『嵐が丘』ジェイコブ・エロルディ ジェイコブ・エロルディ【ギャラリー/出演作一覧】

1997年6月26日生まれ。オーストラリア生まれ。

映画『スペシャルズ』佐久間大介(Snow Man)/椎名桔平/中本悠太(NCT)/青柳翔/小沢仁志 スペシャルズ【レビュー】

殺し屋がダンスチームを作るとはどういうことなのか…

映画『ほどなく、お別れです』浜辺美波/目黒蓮 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2026年2月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2026年2月】のアクセスランキングを発表!

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

ショートドラマ『復讐同盟 —サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する—』 私ならこうする!『復讐同盟 —サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する—』を観た女子の本音

ショートドラマ『復讐同盟 —サレ妻と愛人はクズ旦那を制裁する—』をトーキョー女子映画部正式部員の皆さんに観ていただき、感想や「私ならこうする!」を聞いてみました。

【映画学ゼミ第6回】「鑑賞者のローカス・オブ・コントロールと、映画鑑賞における着眼点・感想の関係」参加者募集! 【映画学ゼミ第6回】「鑑賞者のローカス・オブ・コントロールと、映画鑑賞における着眼点・感想の関係」参加者募集!

映画を観終わった後に「運命は変えられない」と思ったり、「何事も自分次第」と思うことがありますよね。そういった背景にあるのかもしれない心理的概念として、今回は、ローカス・オブ・コントロール(Locus of Control)を取り上げます。

映画『ユージュアル・サスペクツ』ガブリエル・バーン/スティーヴン・ボールドウィン/ケヴィン・スペイシー/ケヴィン・ポラック あの名作をリメイクするとしたら、誰をキャスティングする?『ユージュアル・サスペクツ』

今回の「勝手にキャスティング企画!」では、『ユージュアル・サスペクツ』のリメイクを作るとしたら?と…

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミ第6回】「鑑賞者のローカス・オブ・コントロールと、映画鑑賞における着眼点・感想の関係」参加者募集!
  2. 【映画学ゼミ第5回】「登場人物にみる人間の非合理性」参加者募集!
  3. 映画『グッドワン』リリー・コリアス

REVIEW

  1. 海外ドラマ『ワンダーマン』ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世
  2. 映画『ナースコール』レオニー・ベネシュ
  3. 映画『ザ・クロウ』ビル・スカルスガルド
  4. 映画『ブルームーン』イーサン・ホーク/マーガレット・クアリー
  5. 映画『しあわせな選択』イ・ビョンホン

PRESENT

  1. 映画『ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。』峯田和伸/若葉竜也/吉岡里帆
  2. 映画『カミング・ホーム』ベン・キングズレー/ハリエット・サンソム・ハリス/ジェーン・カーティン
  3. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP