REVIEW
マンガ大賞2022にノミネートされ、第69回小学館漫画賞を受賞、累計発行部数210万部を突破した、稲垣理一郎(作)、池上遼一(作画)の人気漫画を原作とする同名ドラマが映画化されました。主人公は、目黒蓮(Snow Man)が演じるハルこと天王寺陽(てんのうじ はる)。相棒のガクこと平学(たいら まなぶ)は佐野勇斗が演じています。
本作はドラマからの流れがわかった上で観るのもおもしろいでしょうし、本作から観ても問題なくストーリーについていけます。本作で初めて設定を知ると、個人のギャンブラーではなく、企業のトップとして大きな賭けに出るという設定が新鮮に感じます。
また、スケールの大きさは会話に出てくる金額の桁に反映されていて、一般庶民の金銭感覚とは全く異なる世界の駆け引きを疑似体験できるのも本作の醍醐味といえるでしょう。
クライマックスではハルとガクが大ビンチに見舞われつつ、水面下で繰り広げられていたカラクリが一気に明かされます。本作はザ・エンタテインメントといえる作品で、最後にはスッキリできますよ。
デート向き映画判定
ラブストーリーの要素もありつつ、ハル達が勝負を挑む相手との駆け引きの緊張感を和らげる展開で出てくる程度なので、カップルで観て自分達に当てはめて気まずくなるという心配は不要でしょう。2人ともドラマから観ている場合は、キャラクター同士の恋愛の行方を一緒に見守る楽しさを共有できそうです。
キッズ&ティーン向き映画判定
人気俳優が多く登場し、スケールも大きくて、華やかな世界観が観られるので、勉強の合間に観ると気分転換になるでしょう。さまざまな駆け引きが観られるので、自分ならどうするかを考えたり、表面では見えていない裏工作を予想しながら観ると、少し頭の体操にもなりそうです。
劇場版『トリリオンゲーム』
2025年2月14日より全国公開
東宝
公式サイト
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©2025劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 ©稲垣理一郎・池上遼一/小学館
TEXT by Myson
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「トリリオンゲーム」稲垣理一郎/池上遼一(作画)著/小学館
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情報は2025年2月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。