イギリス、ウェールズの小さな村で起こった実話を基に映画化された『ドリーム・ホース』は、昼と夜でパートを掛け持ちし、親の介護をしている主婦のジャンが主人公です。ジャンはパッとしない毎日に嫌気がさし、一念発起して自分で競走馬を育てます。そして、村人約20人を集めて皆で馬主になり、馬や仲間と共にワクワクした日々を取り戻そうと奮闘します。
実は日本でもジャンのように馬主になれるってご存じでしたか?今回は『ドリーム・ホース』をリアル体験中ともいえる、一口馬主歴20年以上、競馬歴30年以上の川井英司さんにお話をうかがいました。一口馬主になる方法、惜しくて悔しい経験など、まさに胸が高鳴るお話が満載です。
<PROFILE>
川井英司さん
競馬歴は約30年、一口馬主歴は20年以上。現在は、4頭の一口馬主となっている。1992年にポリドール・レコード(現ユニバーサル・ミュージック)に入社。以後、カミングスーンTV(GAGA)、キネマ旬報社、TSUTATAを経て、2009年より、神奈川県でアイリッシュパブ“O’Brien’s Irish Pub”を営んでいる。
馬はミステリアスだからおもしろい!名馬になった“あの馬”との惜しい思い出も
マイソン:
まず、映画『ドリーム・ホース』をご覧になって、いかがでしたか?
川井英司さん:
映画ファンとしてこの映画が楽しみだったのは、イギリスの夢を持った庶民のイイ話というところです。個人的に好きな映画が多いカテゴリーで、この作品もそういう香りがしました。競馬がテーマになっている点もとても楽しみだったし、トニ・コレットもとても魅力的な俳優なので、彼女が主演という点も楽しみにしていました。映画を観ると、私も知らなかった部分が多かったです。イギリスの競馬の中でもトップクラスのレースではなくローカル競馬場の話で、日本にいる競馬ファンではなかなか知らないレベルの馬について、事実にかなり則した形で映画化しているところにとても興味を持ちました。作品としてもよくまとめられていて、観終わった後にすごく良い気分になれる映画というところが一番良かったです。
マイソン:
本作を観ていると、競馬には「馬が好き」「賭け事が楽しい」という二つの要素があると改めて思いました。川井さんは、なぜ競輪でも競艇でもなく競馬が好きなのでしょうか?「賭け事×馬」だからこその魅力とは何でしょうか?
川井英司さん:
競馬って、お気に入りの馬やジョッキーを応援するために、幾ばくかのお金を賭けて、当たればリターンがあるじゃないですか。ダブルで嬉しいほうが良いっていう感じですかね(笑)。あと、競輪、競艇だと、走るのは機械、動かすのは人間だけれど、競馬の場合、動かすのは人間でも、走るのは動物です。今日走る気があるのか、調子が良いとか悪いとか馬は話してくれない。そのミステリアスなところがおもしろいのだと思います。自分が競輪、競艇じゃなくて競馬が好きということの理屈を無理やり考えたらですけどね。
マイソン:
川井さんは、何をきっかけに競馬を始めたんですか?
川井英司さん:
1990年代の初め、大学生の頃に、オグリキャップとかが人気で競馬ブームが起きて、馬券を買って競馬を観るようになりました。そこから切れ目なくずっと観ています。きっかけは誘われたからだと思うんですけどね。その時は馬が可愛いとかカッコ良いという感覚はまだなくて、競馬っておもしろそうだなっていう感じで。
マイソン:
やっているうちにだんだん、どういう馬なのかとか馬の背景とかにも興味を持ち始めたんですか?
川井英司さん:
そうです。何を好きになる人もそうであるように、好きになったらその背景、馬とか馬に携わっている人のパーソナリティもそうですけど、競馬の運営はどういう組織でどういう形でやっているのかっていうことまで自然と興味を持つようになりました。その一環で一口馬主というものができつつある時に、「このくらいの費用でオーナーの気分を味わえるんだ」って思って始めました。
マイソン:
やっぱり一口馬主になると馬との距離は近くなるんですか?
川井英司さん:
近くなりますね。自分が出資した馬が今どんな感じなのかという情報も一口馬主には送ってくれるんです。情報がどんどん入ってくるようになるし、それをすぐ閲覧できるし、「明日、放牧に出るんだ」とか、「今週、放牧から厩舎に戻ってくるんだ」とか、そういう情報も得られます。
宣伝Aさん:
ぶっちゃけ一口馬主って年間どれくらいの費用感なんですか?
川井英司さん:
まず一口馬主のクラブに入会します。(カタログを広げながら)例えば、この馬は総額2800万円なので、(このクラブでは)500口で割って、一口の出資額が56,000円になります。馬のお値段はそれぞれ違います。
マイソン:
血統とかで馬の値段が決まるんですか?
川井英司さん:
そうですね。
宣伝Aさん:
その活躍具合で配当がきたりこなかったり?
川井英司さん:
そうです。もし1着になって賞金が1000万円だったら、そこから馬を管理している調教師とかジョッキーに進上金が支払われて、残りの部分を500で割った金額が配当金で入ってくる。単純にいえば、そういう仕組みです。
マイソン:
馬主ってお金がかかりそうというイメージがありますが、それならハードルが下がりますね。今回、トーキョー女子映画部の正式部員からも質問がきているんです。バビル3世さん(ペンネーム)からは、「馬券はたまに買いますが、馬主には相当なお金持ちでないとなれないなと諦めていました。一口馬主というシステムで自分もちょっと馬主気分を味わえることがわかり、興味がわいてきました。現実はどんなもの(収支や、口取りについて等)か川井さんに教えてもらいたいです」ということですが、いかがでしょうか?
川井英司さん:
一口馬主のクラブが今結構増えてきて、大小含めてざっと20以上あって、私は大手のクラブに入っています。自分の出資している馬が勝ったら、レース後に行われる口取りに参加できるんです。希望者が多ければ抽選になりますけど、最大10人、G1レースの場合は20人くらい参加できると思います。
マイソン:
お好きな方にとってはとても光栄な場所に立てるということですね!
川井英司さん:
光栄な場所ですね。
宣伝Mさん:
一口分のお金は、1回払えばいいんですか?
川井英司さん:
主に馬が1歳の時、出資が決まった後に払います。あとは月々の維持費、飼馬代っていうんですけど、厩舎に預けるとエサ代とか管理費がかかるので、それを出資者で割って、月々1頭につき1000円から1500円くらい、馬が引退するまで払い続けます。
宣伝Aさん:
川井さん、いい馬紹介してもらえませんか。5、6万円だったら、できるなと(笑)。
一同:
ハハハハ。
川井英司さん:
クラブもどんどん増えてるんですけど、コロナ禍で人気になって、今なかなか新規入会を受け付けられるクラブが少ないんですよね。
宣伝Aさん:
人気の理由は楽しめるからなんですか?
川井英司さん:
あと、“ウマ娘(=【ウマ娘プリティダービー】というゲーム)”のブームも後押ししてるみたいです。
宣伝Aさん:
なるほど。それで皆本当の馬主になってみたいって。
川井英司さん:
皆気付くわけですよ、1頭の馬をこのくらいの値段で持った気になれるんだなって。でも、やってみて、そんなに儲からないことに気付くんですけど(笑)。
一同:
ハハハハ。
マイソン:
競走馬としての寿命ってどれくらいなんですか?
川井英司さん:
馬は全部数え年で、日本の中央競馬だと2歳からだいたい6歳か7歳くらいまでの馬がほとんどですかね。G1レースとかに勝てば勝つほど競争生活は短くなるのが一般的です。なぜなら箔が付いてるうちに種馬になったほうがお金を稼げますから。成績が落ちて、もう潮時になってからよりも、全盛期くらいで引退したほうが種馬としては価値が高いみたいです。数年前に(演歌歌手の)北島三郎が所有していたキタサンブラックっていう馬が活躍していました。5歳の暮れに有馬記念を勝って引退したけれど、まだ現役を続けていたらG1レースをあと1つか2つ勝てたかもしれません。でも、目先の1億円、2億円よりも引退して種馬になって年間に100頭や200頭に種付けすれば、何億円も稼げますから。
マイソン:
年間100、200頭!スゴい数ですね。
川井英司さん:
200頭に種付けして、150頭くらい生まれてくれば、そりゃそっちを取りますよね。
マイソン:
確かに。
宣伝Aさん:
今まで一口馬主として失敗談ってあるんですか?
川井英司さん:
年に1回、カタログが送られてきて、80〜100頭くらいエントリーされている中から、自分のお財布状況をみて馬を選ぶんです。一口の値段を見て、「この値段だったら申し込んでみようかな」って考えるんです。で、何年か前にカタログにアーモンドアイという牝馬が載っていたんです(当時は「フサイチパンドラの2015」という血統名)。結果、すごい牝馬になったんですね。海外のレースにも勝ったり、1着賞金3億円(現在は4億円)のジャパンカップを2年連続で勝ったり。生涯の獲得賞金は15、16億円くらいになったんです。
ところで、牡馬と牝馬だったら牡馬のほうがちょっと高いんですよね。同じお父さんとお母さんから生まれた同じ血統だったら、普通は牝馬のほうが2割くらい安いんですけど、牝馬のアーモンドアイは自分にとってはちょっと高かったんです。一口6万円くらいだったかな。これが牡馬だったら申し込んじゃう感覚だったんですね。当時は「でも、牝馬だしな〜」って。○を付けてたのに買ってなかったということに後で気付いたんです。
一同:
あ〜〜〜(笑)。
川井英司さん:
しょうがないけど、「うわ!○付けてたな、あの時」ってなりました(笑)。
宣伝Aさん:
でも楽しいですよね!もし、一口買ってたら配当はどれくらいだったんですか?
川井英司さん:
15、16億円からいろいろ差し引いて、逆に諸手当が少しプラスされて、それを500で割って。細かい計算はわからないんですけど、単純計算で200万円くらい儲かってるでしょうね。
宣伝Aさん:
夢がありますね。今入会するのは難しそうだけど、もし入れたらね。
川井英司さん:
大手のクラブはなかなか空きがない状態ですけど、新しいところが増えてるので、そういうところを狙って入る人がいるんじゃないですかね。
宣伝Aさん:
やっぱり大手だといい馬がいる可能性が高いんですか?
川井英司さん:
そうです。大手のクラブは優秀な繁殖牝馬を擁する大きな生産牧場とつながっているんです。その牧場の生産馬を優先的に回してもらえるので、いい馬が多いです。
マイソン:
乗るジョッキーは誰が決めてるんですか?
川井英司さん:
調教師が決めているか、オーナーがこの人を乗せてくれって頼んでいるか、だいたいどちらかじゃないでしょうか。
マイソン:
例えば、武豊さんだとギャラが高いとかはないんですか?
川井英司さん:
それはないです。結果が出た時に賞金からもらえる進上金は、みんな同じです。
宣伝Aさん:
ジョッキーからすると勝てる馬に乗りたいから、オーナーや調教師との関係、条件で選ぶんですか?
川井英司さん:
そうです、あくまで関係性です。ジョッキーの力量が即成績に表れているなら、勝ち星の多いジョッキーに乗ってもらいたいというのはありますよね。例えば、ある馬がデビューから若手のジョッキーで5連勝して、いよいよG1レースに出ますっていう時に、その馬の調教師やオーナーがG1レースもこれまで馬のことを1番わかっている若手のジョッキーを乗せるか、熟練のトップジョッキーや外国人騎手に依頼するのかは悩みどころだと思います。若手ジョッキーはそこを乗り越えて、依頼されたら大舞台で結果を出して、一皮むけていくっていうジョッキー自身の成長もあるんですよね。オーナーは若手ジョッキーを後押しできるのかっていうドラマもあるんです。
宣伝Mさん:
川井さんは勝ち負けはどれくらい気にしてるんですか?
川井英司さん:
出資している馬の収支のプラスマイナスは気にしてないです。毎年、1頭か2頭、一口5万円前後の馬を買って、一口馬主を続けられるんだったらそれでいいかなと。いつかはアーモンドアイほどじゃなくても、G1レースで勝てる馬に出会えたらいいなっていうのはありますけどね。
マイソン:
勝ってるかどうかというよりも、どんどん大きなレースに出ていく成長の過程を観るのが楽しいっていう?
川井英司さん:
そうですね。この映画に出てくるドリームアライアンス(ジャン達の馬)もそうでしたけど、やっぱり一歩一歩出世していくわけじゃないですか。相撲でお気に入りの力士が幕下から十両に上がっていくのも、お気に入りのサッカーチームがJ3からJ2に上がっていくのも、結局何を好きな人も同じだと思います。でも、馬券の勝ち負けは気になります(笑)。
宣伝Mさん:
勝率的にはどうなんですか?
川井英司さん:
毎週買い続けられるくらいは。
マイソン:
馬券を買って終わりというよりは、走ってる姿を観るところまで込みで楽しみという感じですか?
川井英司さん:
リアルタイムでなくても、パソコンの画面でもいいので、走っているところは観たいです。数字だけ見て当たったハズれたという宝くじ感覚はいやなので。ダービーとか有馬記念とか大きなレースになると、外出して帰ってくる時に電車の中でボソボソと会話をしている人がいたりするんですよね。そういう時は不意に結果を知ってしまう前にスマホの小さい画面でもリアルタイムでもチェックしておきます。
マイソン:
エキサイトするのが1番の醍醐味なんですね。
川井英司さん:
そうですね。
マイソン:
貴重なお話をありがとうございました!
2022年12月6日取材 PHOTO&TEXT by Myson
あなたもエキサイティングな馬主体験を『ドリーム・ホース』で!
『ドリーム・ホース』
2023年1月6日より全国公開
監督:ユーロス・リン
出演:トニ・コレット/ダミアン・ルイス
配給:ショウゲート
公式サイト REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
© 2020 Dream Horse Films Limited and Channel Four Television Corporation
川井英司さんのお店【O’Brien’s Irish Pub】
神奈川県横浜市港北区日吉本町1丁目19−2 サンハイツ野崎
お店詳細
店内の装飾からも、川井さんの馬愛がヒシヒシと伝わってきます。美味しい料理、お酒と共にお店の雰囲気も味わってください。
本物の騎手も映画に感動!映画館と競馬場でぜひお待ちしてます!
映画中盤のある出来事からラストまで興奮しました!
2022年4月1日付で、TCK(東京シティ競馬:TOKYO CITY KEIBA)所属となった、新人騎手谷内貫太(タニウチ カンタ)さんに、公開前に『ドリーム・ホース』を見ていただき感想をいただきました!
<PROFILE>
谷内 貫太(タニウチ カンタ)さん
東京都出身 /平成16年6月15日 18歳/AB型
所属厩舎:嶋田 幸晴
初騎乗日:2022年4月18日
初勝利日:2022年7月25日
通算:273戦3勝
勝負服のデザイン:黒、右赤たすき
愛称:カンタ
趣味:競馬観戦
詳細騎乗データ→こちら
※2022年12月21日現在のデータです。
1頭の馬に対して、たくさんの人達が携わっていくところがすごく感動しました。馬をレースに出すまで本当に大変ですし、だからレースで勝ったらなおさら嬉しいと思います。そういうドラマ、感動が伝わってきました。出てくる人達(共同馬主達)がみんなで力を合わせていくところもほっこりとしました。
劇中のレースシーンですが、スピード感と馬の足音の迫力がすごかったです!自分は、障害レースではない、平場のレースなんですが、あのスピードで障害を越えていくのはめちゃくちゃ怖いと映画を観ながら感じましたし、怪我などは普通のレースでもあるのでハラハラしました。
映画中盤のアクシデントからラストまでの盛り上がりは興奮しました。馬と人との繋がりの物語がリアルに描かれていて、年明けにご覧いただく映画に相応しいと思いますのでぜひ映画館へ。そして、競馬場にもきていただいて生のレースを味わってください!
東京シティ競馬
TCK公式ホームページ
年末の東京シティ競馬は12月26日から31日まで開催。
12月29日には今年のダートNo.1を決めるGIレース“東京大賞典”を実施!
東京大賞典の模様はフジテレビ他3局およびBSフジでの生中継しますので、ぜひご覧ください!
予告編から胸が高鳴る!映画『ドリーム・ホース』期待コメント
予告編を観た正式部員による本作への期待コメントをご紹介します!
- 嬉しい知らせがあった時に職場で仕事中なのに、ちょっと一瞬我を忘れて喜んでる姿が可愛い。予告には無いけどきっとあの後、周りの人と喜びを共有してハッピーな雰囲気になってそうだから平凡な日常に突然舞い降りた幸運のお裾分けを貰えそうな映画で幸せな気分になれそう。(とーんとーん)
- 動物に癒されることがないので、一度はあじわってみたいです。心が通じたら、嬉しいよね。(わかぽん)
- 馬主になろうなんて考えたこともないけど、まさかなれちゃう!?どんな展開で叶ってしまうのか観たい!!(匿名)
- 本当のお話で、最近?のお話なのが驚きです。しかも彼女は日中スーパー、夜クラブで働きながらの介護。そんなに忙しいなかでのヒラメキ!と実行!!ものすごいパワーのある人だと感心してしまいます。素敵な女性達の物語は観る私達にもトキメキを与えてくれます。イギリスの片田舎で喉かな場所にこの女性が今も住んでいて、周りの人と一緒に投資をして、競走馬を育てるなんて素人には考えられないことを実行したのだと思うと、とっても興味津々、観るのが楽しみです。(デイジー)
- 私は初めて学生の時に競馬に連れてってもらいました。その時に馬の気持ちまではわからなかったですが、騎手の緊張感がこちらまで伝わってきました。『優駿 ORACION』という映画を観たんですが、まさに育てる努力、愛情、苦労は、自分の子どもを育て上げるようで感動する気持ちがわかりました。本作も観てみたい映画ですね。(美味い棒)
- 競走馬の裏側にたくさんのドラマがあることにワクワクした。賭け事と馬が好きなイギリス人の姿だけでなく、団結する小さな町の人々がリアルで、留学先で出会った人々との思い出が蘇った。留学時に買った、馬の月刊誌を読んで映画の前に気持ちを高めたい。(あり)
- 観ている時に妙な高揚感があった。アメリカンドリームならぬ、ブリティシュドリーム?つまらない日々を変えたい人達はたくさんいると思うけど、実際に行動に移せる人は少ない。彼女がどのように夢を掴んだのか、その軌跡を辿ってみたい。(匿名)
- 学生時代、競走馬の美しさに惹かれ、毎週末競馬場に通っていました。出走馬の血統を調べ、パドックで状態を観察し、競馬新聞を分析しながら、迫力ある走りをライブで観るあの興奮!当時のワクワク感が蘇ります。馬主になるなど考えたこともりませんでしたが、こんなに夢のあるお話が実話とは!絶対に観に行きます。(きゅみ)
- 胸熱がいっぱい!夢って子どもの特権って誰が決めたの?夢は大人こそ必要なんだ!この映画は私利私欲でない大人の夢と希望がいっぱい!馬のあどけない瞳にもやられた!感動が詰まった映画に乾杯!(tomie)
- 「退屈な毎日。人生はこのまま何も変わらないと思っていた」この冒頭が、今の自分みたいでドキッとしました。張り合いのない毎日が、一頭の馬に一喜一憂する生活に一変する。村人20人で共同馬主になることで孤独を感じない。美しいウェールズの風景がどんな風に映っているか見てみたいと思いました。何より、ラスト20分の大逆転が気になる!(Sonia)