『ザ・ファイター』『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』のデヴィッド・O・ラッセル監督による7年ぶりの新作『アムステルダム』が、2022年10月28日より全国公開となります。先日(現地時間9月18日)、ニューヨークにてワールドプレミアが開催され、会場には、太陽のシンボルをあしらったグリーンカーペットが敷かれました。そして、クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントンをはじめ、ラミ・マレック、ロバート・デ・ニーロら豪華キャスト&スタッフが一堂に会しました。さらに、本作のエンドソングとエグゼクティブ・プロデューサーを務めたラッパーのドレイクも登場し、会場は大盛り上がりとなりました。
白いレースのドレス姿で登場したマーゴット・ロビーは、「素晴らしいキャストで、私はとても幸運に恵まれていると思います。私がずっと共演したいと思ってきた俳優さん達を網羅したリストそのもので、それがこの映画で1つの作品として実現したのは、あり得ないぐらい嬉しいことでした!」とコメント。ジョン・デヴィッド・ワシントンは、「この映画のテーマは愛であり、交友すること、友情を持つこと。そして、そういったことがどの時代に生きても、とても大切なことなんだということです。人間同士の繋がりはとても強力なものだということです」と本作の深いテーマについて語りました。
ラミ・マレックは「とても大変な仕事だったが、それと同時に素晴らしいスタッフと毎日を共にできるというのは神様からの贈り物のような時間でもあった」と撮影を振り返り、「私はこの映画を希望に満ちた映画だと思っています」と話しました。
ラッセル監督の作品に4度目の出演となる名優ロバート・デ・ニーロは、「ラッセル監督は特別な監督で、彼が僕に出演して欲しいと思う時は、可能ならいつだって出演したい思えるんだ。彼が監督する作品は、どれも特別なものになるからね」と明かし、「歴史は繰り返している。今、正に世界はこの映画と同じ状況になっている」と本作のメッセージについても語りました。
そして、ラッセル監督は「この映画は、私とクリスチャン・ベールで5年の歳月をかけて作り上げてきました。そこにマーゴットやジョンなど素晴らしいキャストが加わってくれた。陰謀と殺人の物語ではありますが、その対極にある愛と友情、そしてロマンスの物語でもあります」とコメント。続いて「これまで手掛けてきた過去の作品はすべてアウトサイダーを描く映画や、厳しい状況に立たされながらも瞳には煌めきを宿した人達を描く映画になっている」と話し、本作で描かれる3人の親友の絆について、「人生を愛している気持ちがあれば、人は友人を大切に思い、互いに忠実であり、さまざまな試練の中にも何か素敵な魔法を見出すことができるのです」と語りました。最後に会場に集まった観客に向けて、「この夢を現実にしてくれた、一人ひとりに私は感謝の気持ちでいっぱいです。楽しい映画ですから、ぜひ楽しんでください」と感謝を伝え、プレミアは大盛況のうちに幕を閉じました。
デヴィッド・O・ラッセル監督最新作ということで、お馴染みのキャストから新しい面々が共演し、本作ではどんな物語が描かれるのか楽しみですね。“世界の歴史を変えてしまう衝撃的な陰謀”とは果たして何なのか?物語はどんな結末を迎えるのか?ぜひ劇場に足を運んでご覧ください。本作は10月28日より全国公開!
『アムステルダム』
2022年10月28日より全国公開
ウォルト・ディズニー・ジャパン
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