映画史を代表する一大シリーズの1つとなった“ワイスピ”シリーズ最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が、8月6日より全国公開となります。そんな本作のグローバル・プレミアイベントが、現地時間6月18日にL.A.のグローマンズ・チャイニーズ・シアターにて開催。会場には、主演のヴィン・ディーゼルをはじめ、タイリース・ギブソン、シャーリーズ・セロン、アンナ サワイ、サン・カンなど主要キャストが集結しました。
会場に登場したヴィン・ディーゼルは、ファンに向けてハートマークで挨拶。そして、20周年を迎えた本シリーズについて問われると「僕達は、20年一緒に旅をしているが、それはハリウッドでは稀なことだ。世界中の人が長きに渡ってこの作品を応援してくれていることを光栄に思う。ベストを尽くして、ファミリーをひとつにする、価値のある作品を作りたいと思っている」と明かし、最新作の見どころについては、「本当にアクション満載なんだ。そして、今作は心温まるファミリーがテーマなんだ。間違いなく楽しめる作品だよ」と語りました。
タイリース・ギブソンは、最新作の魅力について問われると「シリーズのファンが期待するものを、僕らは力を合わせて作ってきた。その力の原動力がファンの愛とサポートだと知って欲しい。だからこそすべての瞬間を楽しんで欲しいんだ。本作が公開されるのは映画館だけだ!ストリーミングはないからね(笑)!愛してる!」とジョークを交えながらコメントを寄せました。
シャーリーズ・セロンは、ついに公開を迎えるこ本作について尋ねられると、「シリーズの出演者とスタッフは、家族同然よ。1年のパンデミックを乗り越え、映画館で一緒に本作を観られるなんて本当に嬉しいことだわ!」とコメント。さらに、インタビューアーに「すっかりファミリーの一員ですね」と言われると、「追い出されてはいないわね(笑)」と笑顔を見せ、「本作への出演依頼が来て、驚いたと共に嬉しかったわ。出演者も監督のジャスティンも、私を歓迎してくれて素晴らしい経験になったの。サイファーは大好きなキャラよ。型にハマらなくて自由。だから私もクレイジーに演じられて楽しいわ」と明かしました。
そして、物語のカギを握るエル役を演じたアンナ サワイは、ハリウッド大作のプレミアのカーペットを体験した心境について、「プレミアのカーペットを歩くことは初めてですし、このキャストと、この映画のプレミアイベントに参加できて、本当にエキサイティングな気持ちです!」と笑顔でコメント。キャストとの思い出について問われると「ヴィンの自宅のディナーに誘っていただいた時に、ヴィンが“きっと君はすごくよくできるよ”と言ってくれたのですが、それがすごく心強かったですし、今もずっと自信に繋がっています」と語りました。
サン・カンは、「こんにちは!」と日本語で挨拶をし、久しぶりにハン役としてシリーズに復帰することについて、「最高さ!呼び戻してもらって旧友に再会できた!俳優陣やスタッフにね。撮影は久しぶりで緊張したけど、皆家族のように歓迎してくれたよ」とコメント。また、日本人キャストであるアンナ サワイとの共演について問われると、「素晴らしかったよ。才能ある女優で素晴らしい女性だ。シリーズに途中から加わるのは大変だが、彼女はすんなり溶け込めた。仕事への姿勢が真摯だからだよ。彼女がシリーズに加わってくれて本当に嬉しいね!」と大絶賛しました。
最後に、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)以来メガホンをとったジャスティン・リン監督が登場。20年続く本シリーズについて、「15年前、まだここまでの地位を築いてない時にヴィンと約束したんだ。シリーズが続いていくなら常に進化しようとね。キャラクターは成長し続ける。その約束が守られたからこそ今がある」とコメント。そして、10作目、11作目の監督も決定していることから、今後のシリーズの展開について問われると「物語の結末については私とヴィンとポール・ウォーカーで10年くらい前から話していたんだ。どんな最後にしようかとね。当時はただの雑談だったが、私が復帰して、ヴィンが“サーガを終わらせる時が来たな”と。10年を経てその時が来て感慨深いね。ぜひ楽しみにしていて欲しい」と回答しました。
今回のキャストや監督のコメントで、ますます最新作が楽しみになりましたね!今後も続くシリーズの展開も気になります。日本での公開を楽しみに待ちましょう!
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』
2021年8月6日より全国公開
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