映画『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』記者会見:ファン・ジョンミン、チョン・ヘイン、リュ・スンワン監督
2015年に公開され韓国で大ヒットしたアクション映画『ベテラン』の第2弾『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』が、4月11日より全国公開となります。これを記念し、ファン・ジョンミン、チョン・ヘイン、リュ・スンワン監督が緊急来日を果たし、記者会見が行われました。拍手で迎えられた3人はそれぞれ黒いスーツ姿で登場し、とてもキマっていました。
ここからの会見の模様は会話形式でご紹介します。
リュ・スンワン監督:
皆さんこんにちは。『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』を演出しましたリュ・スンワンです。今日は貴重な時間をいただきありがとうございます。
ファン・ジョンミン:
こんにちは、ファン・ジョンミンです。日本に来て『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』を皆様にご紹介することができ、このような場を設けていただいたことをとても光栄に思います。本当にありがとうございます。
チョン・ヘイン:
(日本語で)皆さんにお会いできて嬉しいです。韓国俳優のチョン・ヘインです。少し緊張しますね。頑張りますのでよろしくお願いします。
MC:
第1弾に引き続き、第2弾も韓国で大ヒットとなりました。監督とファン・ジョンミンさんは9年ぶりにタッグを組み、お仕事をされてみていかがでしたか?

リュ・スンワン監督:
私は1作目の時に幸い国内外で大成功を収めることができました。それは予想以上のことでした。そして、当然のことながら今回も主演にファン・ジョンミンさんを迎えて続編を作ろうと思っていました。しかし、1作目よりもさらに良い作品を作らなければいけないというプレッシャーがあったので、着手するまでに少し時間がかかってしまいました。ただ、9年もかかるとは思っていませんでした。だから、撮影が始まった時には9年ぶりではなくて、まるで9日ぶりに撮っているような気持ちでした。

ファン・ジョンミン:
1作目が終わった後に、監督と2作目をまた一緒に撮りたいねという話をずっとしていたのですが、1作目を越えるもっと良い作品を作るため、また観客の皆さんがさらに映画の世界に没入できるような作品を作るために、時間がかかってしまったのだと思います。でも、僕も正直9年の時が経ったということを全く実感できませんでした。2作目を撮ると聞いた時に、監督と「あれから9年も経ったの?」と話していました。それだけ1作目に込められたストーリーが観客の皆さんにとても支持され、受け入れていただいたということだと思います。また韓国ではお正月やお盆の時期にテレビでも『ベテラン』がよく放送されていたので、観客の皆さんもこの2作目までに9年もの時間が経ったというのを感じずにいる方が多かったのではないかと思います。そのせいか2作目の撮影の時は、まるで1作目を撮り終えた後に続けてすぐに撮っているような気持ちでした。
MC:
今回新たにチョン・へインさんの演じるパク・ソヌとのバディが描かれていました。先輩ファン・ジョンミンさんとのお仕事はいかがでしたか?

チョン・へイン:
1作目が多くの方に愛された作品でしたので、撮影前はとても緊張していました。でも、ファン・ジョンミン先輩のおかげで早く現場に溶け込むことができました。そして、作品に対してのプレッシャーを感じることなく、演技だけに集中できるように助けていただいたので、心から感謝しています。日々撮影をするなか、プレッシャーは自然と消えていき、今すべきこと、今撮るべきシーンに集中することができました。越えていかなければならない山は非常に大きかったのですが、とにかくベストを尽くし、与えられた撮影に集中して頑張ろうと思いました。
MC:
ファン・ジョンミンさんは、チョン・へインさんとご一緒にお仕事をされていかがでしたか?
ファン・ジョンミン:
まずキスシーンはなかったので良かったです(笑)。
一同:
ハハハハ!

ファン・ジョンミン:
最初にチョン・へインさんがこの作品に参加されると監督から聞いた時に、私は両腕を高く掲げて拍手をし、本当に良かったと思いました。1作目が韓国で大成功したことで、その作品の持つエネルギーがあるなか、2作目に新しい役割として参加することは、俳優にとってかなり大きな勇気が必要だったと思います。僕達は1作目から参加しているので、これまで築き上げたものを引き継いで、少し気楽に2作目に参加できるわけですが、新しく参加する俳優にとってはやりづらさもあるでしょうし、大変なプレッシャーがあったと思います。
また、チョン・へインさんといえば、韓国ではすべてを兼ね備えた自慢の息子というイメージで知られている方でしたので、今回そんなへインさんが犯罪を憎む新人刑事役を演じるというプレッシャーもあったと思います。ですが、そんなプレッシャーを乗り越えて、非常に見事な演技をされていたので、僕は心から拍手を贈りたいです。
記者A:
アクションシーンは非常に迫力がありました。アクションシーンで特に印象に残っているエピソードはありますか?

チョン・へイン:
今回はとにかくアクションが多くありました。特にインパクトのあるシーンといえば、階段のアクションです。そして個人的に記憶に残っているのは、僕が演じたパク・ソヌという人物が、ファン・ジョンミンさん演じるソ・ドチョル刑事に、男性の非常に大切な部分を打撃されるシーンです(笑)。あのシーンは撮っていてとても困ってしまった記憶があります。
ファン・ジョンミン:
この撮影は真冬に行われ、ソウルでの撮影は特に寒い時期でした。そんななか、屋上で雨に打たれながらアクションをしたシーンが特に記憶に残っています。でも正直僕はその時、アクションが上手く撮れるかどうかに関心はなく、とにかく寒かったので、この撮影が終わって早く家に帰ってシャワーを浴びたいとばかり考えていました(笑)。あのシーンは5日間夜通し撮り続けたんです。

MC:
すごく長い撮影だったんですね!
記者B:
皆さんの考える理想のベテラン像を教えてください。
リュ・スンワン監督:
こういった質問に上手く答えられるのがベテランだと思いますが、私はまだ上手く答えられません(笑)。

チョン・へイン:
僕も今一生懸命考えていました(笑)。僕は理想のベテランは2つあるような気がします。まず1つ目は、韓国アクションの演技、そして犯罪アクションのスターといえるような、そんな人がベテランだと思います。そして、まさにこの作品がベテランの1つのシリーズとして、これからも多くの人に愛されて欲しいと思っています。もう1つのベテランは、自分の立ち位置で仕事を一生懸命頑張り、そして他人にとって鑑になるような人、他の人を助けられるような人がベテランといえると思います。
ファン・ジョンミン:
その答えは僕が言おうと思っていたことなのに(笑)。理想のベテラン像はとても難しいですね。今へインさんがお話してくれたように、自分の立ち位置でしっかりと頑張って仕事をしている方達。そして、ここにいらっしゃる皆さんもそうだと思いますが、仕事を離れた自分の人生の中で、例えば家庭の主婦として、父親として、学生として、自分のやるべきことをしっかりとしながら、自分の人生をしっかりと生きていること。だから皆さんもベテランなのではないかと思います。

会見中は終始和やかな雰囲気で、それぞれ真剣に作品への想いを語りながらも、ファン・ジョンミンが時々冗談を交える姿も印象的でした。また、フォトセッションでは、カッコ良い立ち姿を撮った後に、チョン・へインがさりげなくポーズをしようと提案し、3人でハートを作ってポーズをする姿も素敵でした。本作は、4月11日より全国公開となります。今回挙がった迫力のアクションシーンをぜひ劇場でご覧ください。
『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』記者会見:
2025年4月3日取材 PHOTO&TEXT by Shamy

『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』
2025年4月11日より全国公開
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情報は2025年4月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。

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