特集

映画で“食”について考えてみよう9:栄養素の特徴を理解して健康増進&ダイエットに役立てよう

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『世界で一番しあわせな食堂』チュー・パック・ホング

前回は三大栄養素について紹介しましたが、今回はその三大栄養素の働きを助けるのに必要不可欠なビタミン、ミネラル、食物繊維についてご紹介します。

体の調子を整えるビタミン、ミネラル、食物繊維

★ビタミン
旬の野菜にはビタミンが多く含まれているので、新鮮なうちにたっぷり食べるのがオススメです。ビタミンにはいくつも種類があり、それぞれ違う特徴があります。下記の代表的なビタミンとその特徴、含まれる食材を知り、日常的に摂取するよう心掛けてください。

<代表的なビタミン>
■ビタミンA

特徴:目の健康を維持し、眼精疲労を予防する。皮膚の粘膜を強くし、ウイルスの侵入を防ぐので、風邪予防にも効果的。
含まれる食材:にんじん、ほうれん草、かぼちゃなどの緑黄色野菜、レバー、バター、チーズなど

■ビタミンC
特徴:メラニン色素の増加を予防、美白効果。ガン細胞の増殖を防ぎ、高い抗酸化作用など、さまざまな面からガンを予防。
含まれる食材:ブロッコリー、ピーマンなどの緑黄色野菜、イチゴ、キウイ、みかんなどの果実、さつまいもなど

■ビタミンE
特徴:自律神経を安定させる。シミ予防、肩こりにも効果あり。ガン、動脈硬化の予防力あり。
含まれる食材:アーモンド、落花生、かぼちゃ、たらこ、コーン油、ひまわり油など

映画『世界で一番しあわせな食堂』アンナ=マイヤ・トゥオッコ/チュー・パック・ホング

★ミネラル
ビタミンと共に体の機能維持や調整に働く栄養素。日々の食生活でミネラルが不足すると、老化現象を加速させる症状が現れてくるので注意が必要です。

<代表的なミネラル>
■カルシウム
特徴:体内のカルシウムの99%は歯や骨を作っており、残りの1%は血液や筋肉に含まれ、出血時に血液を固めたり、筋肉をスムーズに動かす働きをしている。また、カルシウムにはイライラを解消する効果もある。
含まれる食材:桜エビ、乳製品、ひじき、もめん豆腐、小魚、海藻類、モロヘイヤ、小松菜など

■鉄
特徴:体内の鉄の量は4gで、そのうち約65%は血液中に存在。赤血球のヘモグロビン成分として酸素を体全体に送り届ける重要な働きをしている。さらに、酸素を活性化させる成分として、エネルギーを生む手助けもしている。また、疲労回復や成長促進効果もある。
含まれる食材:ひじき、レバー、油揚げ、小松菜、ほうれん草、魚介類など

映画『世界で一番しあわせな食堂』

★食物繊維
整腸作用やコレステロール吸収の抑制などの働きがさまざまな生理作用をもたらすことが明らかになり、近年、“第6の栄養素”として注目されています。食物繊維には、根菜類などに含まれる不溶性のものと、果実や海藻類に含まれる水溶性の2つがあり、どちらもバランス良く摂取することが大切です。また、少量でも満腹感を得られるので、ダイエットにも効果的です。

■不溶性食物繊維
特徴:便を柔らかくしたり量を増やすなど、便通を整えると共に、腸の中にある有害物質を排出働きがある。
含まれる食材:ごぼう、茹でたたけのこ、かぼちゃ、大豆、海藻、イモ類、豆類など

■水溶性食物繊維
特徴:腸内からのコレステロール吸収を防げ、動脈硬化を予防したり、血糖値の上昇を抑え、糖尿病を防ぐ効果も期待されている。
含まれる食材:りんご、柑橘類などの果物、こんぶ、わかめなどの海藻類、こんにゃくなど

野菜や果物には、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。今回紹介した内容を参考に、毎日野菜は350g(うち緑黄色野菜120g)、果物は200gを目標にして積極的に食べるようにしましょう。また、各栄養素の特徴を少しずつ知ることでより栄養バランスへの意識も変わるので、ぜひ気になったものだけでも覚えて日常に役立ててください。

<参考・引用資料>
三ッ井清貴「服部幸應の食育インストラクター養成講座 テキスト1」(がくぶん)
農林水産省Webサイト
本内容は、上記で語られている内容を一部引用しまとめたものです。

食にまつわる映画をチェック!

映画『世界で一番しあわせな食堂』アンナ=マイヤ・トゥオッコ/チュー・パック・ホング/カリ・ヴァーナネン/ルーカス・スアン/ヴェサ=マッティ・ロイリ

『世界で一番しあわせな食堂』
2021年2月19日より全国順次公開
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定

舞台はフィンランド北部の小さな村。そこでフィンランド人女性のシルカが、1人で食堂を経営している。ある日、中国から恩人を探しにやって来た料理人のチェンとその息子ニュニョがお店を訪れる。しばらく滞在することになったチェン親子だが、あることをきっかけにチェンがシルカの食堂で料理を振る舞うことになり…。

★食の注目POINT!!
中国出身のチェンの作る料理は、見た目が良いのはもちろん、滋養強壮にも役立ち、食べた人々をどんどん元気にしていきます。料理を楽しむことも大事ですが、自分の体にとって今最適な料理or栄養素は何なのか、考えながら食べることの大切さも感じられる作品です。

のんちゃん のり弁

『のんちゃんのり弁』
DVDレンタル・発売中/デジタル配信中

ダメ亭主に愛想を尽かし、娘を連れて実家の京島に出戻った小巻は、なかなか仕事が見つからず困っていた。そんな時、娘のために作ったのり弁が評判を呼び、お弁当屋を開くことを決意する…。

★食の注目POINT!!
1人の女性の人生再生物語としても楽しめる本作ですが、食のポイントとしてはやはりお弁当に注目!彩りの良いお弁当は、さまざまな食材が入り栄養豊富ということなので、毎日の料理でも意識してみてください。

©Marianna Films

TEXT by Shamy(NPO日本食育インストラクターPrimary)

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『ファーストボイス』綾瀬はるか/ファーストサマーウイカ/松本穂香 ファーストボイス【レビュー】

本作は、日本初のハラスメント裁判に着想を得たフィクションです…

映画『RYUJI 竜二』柳楽優弥/萩原利久/JUNON(BE:FIRST) 『RYUJI 竜二』監督登壇!一般試写会 10名様ご招待

映画『RYUJI 竜二』一般試写会 10名様ご招待

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』 映画ちいかわ 人魚の島のひみつ【レビュー】

可愛いくて楽しいだけじゃなく、スリリングで切ないストーリー…

映画『ファーストライド』カン・ハヌル/キム・ヨングァン/チャウヌ(ASTRO)/カン・ヨンソク ファーストライド【レビュー】

6歳の頃に出会ってからいつも一緒だった親友4人組の友情を描いた物語です。この情報だけみると、爽やかな青春物語を想像するものの、予想外の内容となっています…

映画『オデュッセイア』NYプレミア、エリオット・ペイジ(元エレン・ペイジ) エリオット・ペイジ【ギャラリー/出演作一覧】

1987年2月21日生まれ。カナダ出身。

映画『ハート・オブ・ビースト』ブラッド・ピット ハート・オブ・ビースト【レビュー】

『フューリー』や『エンド・オブ・ウォッチ』を手掛けたデヴィッド・エアーが監督を務め、『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル、“メイズ・ランナー”シリーズのマーティン・ボーウェン、主演と兼務するブラッド・ピット等が製作を務める本作は、見応え抜群です…

映画『マッチング TRUE LOVE』土屋太鳳/佐久間大介/クァク・ドンヨン マッチング TRUE LOVE【レビュー】

輪花(土屋太鳳)にまつわる衝撃の真相が明らかになった、アプリ婚連続殺人事件から2年に経ったところから始まる本作の冒頭には、前作の振り返りが入っています…

映画『私たちは、ちょうどいい。』バービー・フェレイラ バービー・フェレイラ【ギャラリー/出演作一覧】

1996年12月14日生まれ。アメリカ出身。

映画『ナギダイアリー』松たか子 ナギダイアリー【レビュー】

自然に囲まれた田舎町を舞台に描かれる本作は、深田晃司監督が「岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家・平田オリザの代表作『東京ノート』に着想を得て、監督自ら脚本を執筆…

映画『ディスクロージャー・デイ』エミリー・ブラント/ジョシュ・オコナー ディスクロージャー・デイ【レビュー】

地球外生命体の存在は長らく議論の的になっています。本作を観るにあたり、地球外生命体の存在を信じる人、信じない人で…

【映画でSEL】にたどりつくまでの道

今のあなたに必要な非認知能力を伸ばす【映画でSEL】プログラムのご案内

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『プラダを着た悪魔』アン・ハサウェイ 映画好きが選んだアン・ハサウェイ人気作品ランキング

今回は、アン・ハサウェイ出演作品(日本劇場未公開作品と直近の劇場公開作品を除く)を対象に、正式部員…

映画『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレック 映画好きが選んだ実在アーティストの伝記映画ランキング

今回は実在アーティストの伝記映画について、正式部員の皆さんに投票してもらいました。さまざまな有名アーティストにまつわる作品がある中で上位にランクインしたのはどの作品でしょうか?

映画『ズートピア2』 映画好きが選んだ2025アニメ映画ベスト

今回は、2025年に劇場公開されたアニメ映画について、正式部員の皆さんによる投票結果ベスト30を発表!2025年のアニメ映画ベストに輝いたのは?

学び・メンタルヘルス

  1. 【映画学ゼミSeason2 第1回】「思考力を鍛える映画鑑賞—その仕組みの探求①オリエンテーション」参加者募集!
  2. 【映画学ゼミ第10回】「メタ認知が働く映画鑑賞、そうでない映画鑑賞、何が違う?」参加者募集!
  3. 映画『四月の余白』一ノ瀬ワタル/上阪隼人

REVIEW

  1. 映画『ファーストボイス』綾瀬はるか/ファーストサマーウイカ/松本穂香
  2. 『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』
  3. 映画『ファーストライド』カン・ハヌル/キム・ヨングァン/チャウヌ(ASTRO)/カン・ヨンソク
  4. 映画『ハート・オブ・ビースト』ブラッド・ピット
  5. 映画『マッチング TRUE LOVE』土屋太鳳/佐久間大介/クァク・ドンヨン

PRESENT

  1. 映画『RYUJI 竜二』柳楽優弥/萩原利久/JUNON(BE:FIRST)
  2. 映画『煙突の中の雀』
  3. トーキョー女子映画部ロゴ
    プレゼント

PAGE TOP