全米放送時、視聴率ナンバー1を記録し、第69回エミー賞で主演男優賞、ゲスト俳優賞の2部門を受賞、第75回ゴールデングローブ賞でも主演男優賞を受賞した大人気海外ドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから』はただいまDVD好評レンタル&発売中です。こんなに心から好きになれる作品に出会えて本当に幸せで、日本でもこれからジワジワと本作のファンが増えていくだろうと確信していますが、宣伝もまだまだ続いています。
学生映画宣伝局が運営させて頂いた他にも、本作のイベントがたくさん開催されたので、今回はずらっとご紹介します。
『THIS IS US』が感涙ドラマ第1号に認定!
3月6日の日本記念日協会認定“THIS IS USの日”に、“涙活”とコラボレーションした試写イベントが開催され、日本語吹替版でレベッカの声を担当した声優の園崎未恵さん、ケイトの声を担当した林りんこさんが登壇しました。“涙活”は離婚式プランナーの寺井広樹さんが提唱した、“能動的に涙を流すことによって心のデトックスを図る活動”であり、泣ける映画や詩の朗読などテーマを変え、月に数回イベントを開催しているそうです。本イベントにはプロデューサーの寺井さんと、涙ソムリエールの後藤智香さんも登壇し、なぜ『THIS IS US』が泣けるのかを熱く語りました。
物語の主人公である三つ子の母親レベッカ役を演じた園崎さんは作品について「大変ななかでポジティヴな気持ちで頑張りました。36歳の頃のお母さんや、30代の自分を思い出しながら演じました。現場の雰囲気は本当に家族みたいで、休憩時間喉を休めずにいろんな話を皆とできました」と収録現場でも作品同様温かい空気感であったことを明かしました。
また、三つ子の長女ケイトを演じた林りんこさんは「ケイトはとても繊細な女性なので、些細なことも取りこぼさないように表現していきました。収録の時、実際に私も36歳で、自分の36年間すべてを詰め込んで演じました。私も36歳でいろんなことがありました。でも躓いた時に必ず誰かがそばにいて支えてくれました。この作品はそういった優しさが散りばめられています」と涙ながらにコメント。お二人のお話から、これまで演じた作品のなかでも、この作品は特別なんだなと伝わってきました。
“涙活”プロデューサーの寺井さんは「全編3回観ました。一粒の涙で一週間の癒し効果があると言われているのですが、この作品は毎回新たな発見がある、まさに感涙作品です」と太鼓判。涙ソムリエールの後藤さんは「哀しさの裏にも優しさがあって、感情を引き出される作品。36歳にとらわれることなく、登場人物誰かしらに共感できます!」と幅広い層に涙活効果があるとコメントしました。さらに、寺井さんより本作が国内外のTVドラマで初めて“感涙ドラマ”として認定されることが発表されました。と急遽認定授与式が執り行われ、劇中で肝っ玉母さんのレベッカを演じた園崎さんが代表してトロフィーを受け取りました。授与された園崎さんは「一人、一人の人生の涙を拭うひとかけらになればと思って収録しました。時間が経ったらもう一度観て、人生の一コマで愛される作品になってほしいです」と喜びを言葉にしました。
※日本で“涙活”を行っている当団体は、本部がアメリカのワシントンC.にある“全米感涙協会”の日本支部だそうです。
このイベントに参加したエージェント、エリーのコメント
※本作全話を既に観た上での参加
声優さんの声を入れる時のこだわりだとか、現場の状況がトークから垣間見えてとてもおもしろかったです。普段字幕でしか海外ものを観ない私でも吹き替えでもう一度観てみようかなと思うきっかけになりました。また、”THIS IS USの日”と”涙活ドラマ認定授賞式”の2つのサプライズがあり、特別な気持ちになり何か得した気分になりました。こういった特別感はSNSにアップしたいと思ってもらいやすいと感じました(自分中心のSNSではない私でもアップしやすいです)。
一緒に参加した友人は、本作1話をこの日初めて観ましたが、1話を観ただけだと、出てくる主人公達が皆36歳ということもあって、時代感も掴めず大人向けという印象があったようです(2話以降に出てくる、ビッグ3の子ども時代の設定を観ていない方や学生の方はそういう印象を持ちやすいのかもしれません)。一方で、声優さんのトークは楽しめたようで、その話を聞いた上で2話以降の作品を観てみようと思えたようです。ドラマの中で使われている音楽も気に入っていました。
「毎話泣いた」町山智浩氏が全米大ヒットドラマ『THIS IS US』の魅力を徹底解説!
本作の大ヒットの要因について町山氏は「簡単ですよ、イケメンが脱ぐシーンが多いからです(笑)」と独特の町山節で会場を沸かせ、「アメリカでは白人が観るドラマと黒人が観るドラマは違うんです。でもこの作品は皆観てますよ。今TVだけじゃなく配信とかも含めて500作品くらいドラマのシリーズがあるので、昔のように家族全員でTVを観るということはなくなって、各部屋でPCやスマホで自分の好きなドラマを観るという視聴スタイルに合わせて、細分化されてしまっています。その中で、この『THIS IS US』は昔ながらの老若男女が楽しめる久しぶりの作品だったので、これだけ沢山の視聴者を集めたられたんです。逆に言うと、地上波が生き残る道はそっちしかないんですね」と解説しました。
さらに、主人公の一人であるランダルが36年ぶりに実の父親に再会する境遇について、自身も同じような状況であったことを告白。「全く同じ境遇だったので、この作品を観たときはもう大変でしたよ」と当時の心境を明かし、「僕はそういうところが一致したけど、誰でもこれは俺だ、私だというところが出てくる。皆が誰かしら自分に近い人物を見つけることができるのもこのドラマの素晴らしいところ」と語りました。また、「登場人物の本当のことがどんどん暴かれていくんですが、毎話すごく上手にびっくりさせてくれる。さらに毎回泣かせてくるんです。特にラスト3話はずっと号泣です。これはすごい」と絶賛し、観客を楽しませました。
このイベントに参加したエージェントTAKEのコメント
こんにちは!前回のトーク&プレビューイベントの運営に引き続き、今回は町山智浩さんトークショー付き試写会に参加しました!映画評論家のお話を直接聞く機会は今回が初めてだったので、作品の裏話やアメリカの文化的背景などを聞けてドラマへの理解が深まりました。シーズン2も楽しみです!!
ダイアモンド☆ユカイ、森下悠里にアドバイス「ゆうリッチな子育てを!」
ダイアモンド☆ユカイさんと森下悠里さんが登壇した、このイベントが行われたのは、2018年2月20日。“夫婦の日”にちなんでの開催でした。本作は恋愛、家族、仕事など人生の岐路で迷いながらも未来へと歩んでいく男女4人の物語。3つ子を育て上げる、ジャックとレベッカの夫婦のドラマが見どころの1つですが、男性不妊を乗り越え、現在1女2男の父となったダイアモンド☆ユカイさんは本作について「こんな驚異的なドラマは初めてだね。俺史上No,1のドラマになった。特に三つ子を育て上げるジャックの姿に親父を思い出した。若い人はもちろんだけれど、歳を重ねていればいるほどこのドラマの深みに夢中になるはず」と太鼓判を押しました。そしてこの日はまだ第一子を妊娠中で2月末に女の子を出産した森下さんは「登場人皆が愛しいです。老若男女誰もが楽しめると思うし、必ず誰かに感情移入できると思います。それぞれがデリケートな悩みを抱えていて、彼らの人生に温かい涙が流れます」と感想を述べました。さらに、子育ての先輩としてアドバイスを求められたユカイさんは、森下さんの下の名前にかけて、「悠里はやっぱりセレブなキャラクター!ゆうリッチな子育てをしてほしいな!」と独特のアドバイスをして会場を沸かせました。
さらに“夫婦の日”にちなみ、夫婦円満の秘訣を訊かれたユカイさんは「サムシング&ステーキング!俺と嫁はステーキを食べに行くのが大好き。最近嫁が更年期障害で苦しんでいるけれど、ステーキは今も大好きだから行きますね」と紹介し、森下さんは「映画や海外ドラマを一緒に観ることですね。笑いや感動、ハラハラという感情を一緒に楽しめるのは最高です」と秘訣を語りました。夫婦で一緒に観る海外ドラマとして、本当に本作はオススメです!
次回の投稿では、エージェントのあっちゅが、2月16日に行ったイベント風景を撮影し、制作した動画を公開します。お楽しみに!
『THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから』
2018年2月21日発売&レンタル開始
公式サイト
製作総指揮・企画・脚本:ダン・フォーゲルマン
出演:マイロ・ヴィンティミリア/マンディ・ムーア/ジャスティン・ハートリー/クリッシー・メッツ/スターリング・K・ブラウン
日本語吹き替え版:高橋一生
20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
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