Monthly Archives: 12月 2018

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アップリンク吉祥寺オープン20181214

映画業界人インタビューVol.11有限会社アップリンク 代表取締役社長 浅井隆さん【後編】

映画業界は衰退していない!業界が栄えるには…

ミミミ:総合的にいろんな方向で展開するにあたってメリット、デメリットはありますか?

浅井さん:デメリットはないよね、要するに映画のことを考えてればいいんで(笑)。映画のプロデュースの経験もあって、配給会社でもあって、渋谷に映画館があって、吉祥寺にも作ろうとしてるって、そんなに全部を考えている人って意外にいないのよ。アイデアがあればアップリンククラウドとかオンデンマンドみたいに自分達のサイトを持つこともできる。そこを全部自分の手で経験できるっていうことはおもしろい。全部自分でわかる範囲でできるし、やってることがぶれなければ、どんどんどんどん知識が貯まっていくので、メリットはあるけどデメリットはない。

アップリンク吉祥寺オープン20181214

2018年12月14日にオープンしたアップリンク吉祥寺

ミミミ:大変なことはありますか?

浅井さん:そんなにないんじゃないかな。

ミミミ:それは好きだからですか?

浅井さん:いや、「好きだから」ってそう単純に考えることは間違ってると思う。やり続けることは大変だよ。だけど、なんでダメなのかって考えてそこを直していけば、アップリンクくらいの規模の会社だったら、自分が反省すれば軌道修正できる。もちろん一緒にずっとやってきたスタッフが育ってきてるから、チームの力でやりたいこともできる。今アップリンク吉祥寺を作るってことでアルバイトを一気に20人くらい増やさなきゃならない。大きな会社だったら何でもない人数かも知れないけど、僕らは元々小さい会社でそこは大変っていったら大変だけど、自分の考えで軌道修正できる大変さかな。

アップリンク吉祥寺オープン20181214

局長:学生映画宣伝局のメンバーには映画業界に入って宣伝をやりたいという人が多いんですが、業界の方からは「厳しいよ」とか「儲からないよ」とか、だいたい共通していることを言われるんです。浅井さんは、そこのところをどのように感じてらっしゃいますか?。

浅井さん:俺はそれは間違ってると思ってて、うちも働き方改革で給与形態を見直したり、深夜までの残業も今年に入ってからなくしてる。給料が悪いとか大変だとか、架空の映画業界をイメージされてもね。もしそうだとしたら、そんな業界に入る必要ないし、全然夢がないじゃない。
だったらどこかの会社に入るんじゃなく、自分達で新しいことをやったほうが良いと思う。映画業界っていっても配給会社とか宣伝以外に、シネコンで働いてるアルバイトの人もいっぱいいる。宣伝っていっても本当に自分の好きな作品を宣伝できるかっていうと宣伝会社に入っちゃうと違うって思うこともあるだろうし。とはいえ、自分が何をやりたいのか、20歳ちょっとで見極めるのは難しいよね。

ミミミ&さおり:難しいです。

浅井さん:難しい。でも政治的にも経済的にもとにかく日本は閉鎖的だから、一旦海外に出るのはありかも。ただ、語学留学でどうしようもない帰国子女にはならないで欲しいんだけど(笑)。

ミミミ:雰囲気だけ持って帰ってくるような(笑)。

浅井さん:そう、うまいこと言うね。そういう人何十人も見てるから(笑)。

局長:浅井さんは買い付けに行かれた最初の頃、英語はどうされてたんですか?

浅井さん:いや、全然できなかったね。片言だった。でも売り買いなんか、喋れなくてもできるじゃない(笑)。

局長:権利関係の交渉とか、複雑なこともあったりしませんか?

浅井さん:契約書とかは一生懸命辞書を引いて、勉強して覚えるっていうのはやってたけど。

一同:スゴい!

局長:なんだか今日のインタビューでお話を伺って、今までいろいろ難しく考え過ぎてたのかなって思いました。業界が衰退しているというお話も含め…。

浅井さん:映画業界が衰退してるわけではない。映画業界っていう時に、ネットフリックスとかアマゾンスタジオを入れてないでしょ。映画業界が衰退してるって意味がわからない。それは全然新しいことにチャレンジしてない人の話でしかないと思うけど。

アップリンク吉祥寺オープン20181214

2018年12月14日にオープンしたアップリンク吉祥寺

ミミミ:映画業界はこれからこういうふうにしたら伸びるんじゃないかっていう浅井さんのビジョンはありますか?

浅井さん:吉祥寺は料金体系を変えました。シニアの反語って、ユースだよね。学割をやめて、一般は1800円、シニアは1100円、ユースは1300円っていう3つにしたのよ。ただアップリンクの会員になれば、ユース会員の人はいつでも1000円で観られます。だから、どうやれば映画業界が栄えるかっていったら、若者に映画を観てもらうしかない。

取材日:2018年11月27日

映画業界人にインタビュー:アップリンク浅井隆さん

今回の記事担当:さおり
■取材しての感想
多角的に事業を展開されていることもあり、情報収集の質に驚きました。フェイクニュースのお話にも触れてらっしゃいましたが、すべて鵜呑みにするのではなく自分で調べたり実際に足を運んでみることが大切だなと思いました。映画業界について大学でも小さい市場で衰退していることを学んでいたので驚きました。配給会社や劇場などいろいろな立場で関わり広い視点でみると様々な動きが感じられるんですね。また、アップリンクの配給作品のこだわりを聞き、メッセージ性が深いと思い、これまで配給会社によってそういった視点で作品を観たことがなかったのでとてもおもしろかったです。とっても魅力ある会社だなと感じました。

【前編に戻る】

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映画業界人にインタビュー:アップリンク浅井隆さん

映画業界人インタビューVol.11有限会社アップリンク 代表取締役社長 浅井隆さん【前編】

今回は、エージェントのミミミと、さおりが取材しました。このインタビューは2回に渡ってお届けします。

 

配給会社は1人でも始められる! 

ミミミ:アップリンクを作られる前は何をされてたんですか?

浅井さん:高校を卒業後に東京に来て、“天井桟敷”っていう寺山修司さん主宰の劇団に入って、寺山さんが亡くなるまで10年くらい舞台監督をやってた。

ミミミ:どんな経緯で舞台監督になられたんでしょうか?

浅井さん:入って1年も経っていないうちに先輩がやめたから。

ミミミ:元々演劇に興味があったんですか?

浅井さん:当時、天井桟敷は海外で公演したり、日本の他の劇団とは違うセンスがあったかな。

ミミミ:元々東京に出られたのはどういう目的だったんですか?

浅井さん:大阪出身なんだけど、やっぱり東京に行ってみたいと思って。10年間劇団にいて、寺山さんも亡くなって、何か自分でやろうと思った時に、配給は時間はかかるけれど一人でもできるような仕事だった。もちろん全く一人じゃなく、友達とかアルバイトの人達に手伝ってもらってね。

ミミミ:そこで演劇ではなく映画にしたのは何か理由があるんですか?

浅井さん:寺山さんは映画監督でもあったので、彼が作っている映画にもスタッフとして参加してて、映画はそんなに遠い世界じゃなかった。

ミミミ:一人で配給なんて大変そうで、私からすると自分でやりたいと思っていても躊躇しちゃいそうですが。

浅井さん:天井桟敷は、どちらかと言うと自由に自分達が考えたことを表現できる劇団だったんで、会社に入ろうとは考えなかった。演劇でも場所を借りて公演をするわけで、それは舞台監督としてやってたんで、配給ならできるかなと思った。
今って一人で映画配給をやる会社っていうか、屋号をつけて活動していらっしゃる方もいて、配給は一人でもできる。ただ一人でやってる場合は誰かから少し資金を出してもらって請け負ってやるケース、宣伝費を最初にもらってやっているケースがある。映画配給の仕事と劇場の仕事って考えると、お金の流れで考えてみるとわかるんだけれど、例えばカフェだと、お客さんを呼んでコーヒーを売ったら現金収入がその場であるよね。仕入れたコーヒー豆は先に送ってもらって、仕入れ代金はたいてい後で払う。普通僕ら一般人はお店に行ってお金を払って買うけど、店は月末に締めて、翌月末に払う。ということは払うまでに仕入れて売り上げをたてればいいわけだよ。ところが、映画の配給って、もし本当に個人で映画を買い付けて、いろいろ宣伝をやろうと思ったら、宣伝費とか、あとスタッフのお給料、事務所があったら家賃、電話、コピー機のリース代とか先にお金が出ていく。入ってくるのは映画上映した後。だから、配給は結構大変だけれども、そういうことを僕はよくわからなかったから、とりあえず最初に映画を買い付けて、配給して、その上映収入が入ってくるまでは全然貧乏だよ。でも使ったお金プラスアルファがちょっと入ってきて、それを回転させてやっていけた。

ミミミ:お金の工面が結構厳しそうなイメージです。

浅井さん:厳しい、厳しい。

ミミミ:なのに配給会社をやっていこうと思ったのはなぜですか?

アップリンク吉祥寺オープン20181214

2018年12月14日にオープンしたアップリンク吉祥寺

浅井さん: 1987年にアップリンクを作ったんだけど、ちょうど時代的にミニシアターブームっていうのがあった。2人はまだ生まれてないでしょ?

ミミミ&さおり:はい。

浅井さん:そうだよね。今年で会社作って31年だから。今のアップリンクは40席とか、大きくて58席あるけど、当時は200席、300席とある劇場でも、ミニシアターって言われてて、僕からするとミニじゃないけどね。それがいくつかできてきて、館主が見せたい映画を1スクリーンで1作品、何週間も上映するスタイルがあったんだよ。それがミニシアターのやり方で、それぞれの個性があったわけ。業界の言葉だと単館上映って言って、1つの劇場で1作品しかやってなかったから、その映画を観たいならそれをかけている映画館に行くしかない。そういう状況があったので、アップリンクも映画を輸入して上映して、そこでうまく続けられたっていう状況があったかな。

さおり:その配給会社を設立させた後に劇場をオープンさせたんですよね。

浅井さん:ただ、劇場は配給と違って一人じゃできない。映画館は休みなく上映してるしね。お金の流れも配給とは全然違うけれど、やっぱり最初に映画館を作るっていうのはたぶんできなかった。最初一人で配給をして、それでスタッフが何人か増えて、今度は小さい場所を持とうってなったときにスタッフがいて初めてできたことかな。

さおり:その流れは元々視野に入れてたんですか?

浅井さん:元々外国の映画を日本で配給することが多かったんで、上映してもらうには映画館と交渉しなきゃいけない。そうすると、こちらがこの作品はおもしろいからお客さんが入ると思っていても、映画館はそう思ってくれなかったり。で1990年代、2000年代ギリギリまではミニシアターの時代だったんで、作品と劇場の個性が合う形にしようとすると、自分達で上映する場所が欲しいなと思った

アップリンク吉祥寺オープン20181214

2018年12月14日にオープンしたアップリンク吉祥寺

ミミミ:吉祥寺に新たに劇場をオープンしようと思ったきっかけは何だったんですか?

浅井さん:週末はアップリンク渋谷がだんだん満席になっちゃって、3スクリーンしかないから、お客さんにサービスがちゃんとできない。ビジネスとして、吉祥寺は都心でありベッドタウンでもある。そういう意味じゃチャンスはあるかなと。

さおり:いくつか候補があった中で吉祥寺を選ばれたんですか?

浅井さん:人口の推移を見て、人口が減ってないところ。そうすると東京なんだよね。これからシネコンは池袋に2つもできるし、たぶん品川と東京の間にできる新しい駅にもどこかのシネコンができると噂されてるし、渋谷ヒカリエの横にも109のシネコンができると言われてる。人口が増えてるのは都心なんで、都心はまだ映画館ができる余地がある。だって会社が渋谷にあるからずっと通ってるけど、若者が多いセンター街はずっと若者が多いもん。20年前も今も。

局長:吉祥寺と渋谷で一番違うところはどういう点ですか?

浅井さん:デパートの東急に皆自転車で来る。

アップリンク吉祥寺オープン20181214

2018年12月14日にオープンしたアップリンク吉祥寺

局長:その文化的な違いは、作品を選ぶ時にも変わってくるんですか?

浅井さん:平日の昼間はやっぱり主婦、子育て中の方、あるいはシニア層とかが、お客さんになるんじゃないかな。映画ファンだけじゃなくても、子育て中のお母さんとかはかつて映画を観てたけど忙しくて、新宿とか渋谷に電車で一本でも来ようとはなかなか思わないじゃない。でもスーパーに行くついでに2時間映画を観ることはお母さん達の生活のライフスタイルに入るんじゃないかな。
5スクリーンあるんで、もう少し多様な編成ができるよね。例えば夏休みとか、春休みは子ども用のアニメとか。

取材日:2018年11月27日

今回の記事担当:ミミミ
■取材しての感想
私が初めてアップリンク渋谷で観た映画が2015年公開の『ザ・トゥルー・コスト~ファストファッション 真の代償~』でした。それ以来、ファストファッションの洋服屋に行くと今でもこの映画が頭をよぎります。それ以降も基本的に私はアップリンクにドキュメンタリー作品を中心に観に行っています。アップリンクで観る作品からは、毎回、劇場を後にする時に何か頭の中に重しを詰め込まれたような、そんな強烈な衝撃をくらいます。今回、浅井さんとお話をさせて頂いて一番印象に残ったことは、「社会と繋がっている映画をやっていきたい」とおっしゃっていたことです。映画は、元気のない時の特効薬であるようなエンターテインメント性もありますが、私達の知らない、気づいていないようなことを教えてくれる、考えさせてくれる側面も多く持っています。ただ目に映すだけではなく、自分で考え、消化し、一生自分自身のカラダの中に残っていくような映画を上映するアップリンク。そこに込められた思いを聞くことができ、とても嬉しかったです。

 

とにかくパワフルにいろいろなことにチャレンジされているアップリンク。後編では今の日本の映画業界についての浅井さんのお考えなどをお聞きしています。若者が鍵だそうですよ!→【後編を読む】

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Netflix『クリスマス・クロニクル』カート・ラッセル

私のクリスマス・クロニクル  by mo

学生映画宣伝局の活動を本格化させる一環として、今年は特にクリスマス映画を観た。クリスマス特有の、ハッピーで色とりどりな映画たち-特に、昨晩観賞したNETFLIXオリジナル『クリスマス・クロニクル』を観ているうちに幼少期の思い出が鮮明に思い起こされたため、自身のクリスマスを辿ってみようと思う。

Netflix『クリスマス・クロニクル』カート・ラッセル

小学校 ファンタジック時代

小学校の頃は、学校や習い事のクリスマスパーティーがあって、サンタはトナカイのひくソリに乗ってくるだとか、25日の夜にクッキーと手紙を置いておくと返事が来るとか、そういう話が身近にあった。

*

サンタを見たことがある。

正しくは、まだサンタを信じていた12月24日の深夜に、寒く薄暗い部屋のなか限りなく父に近い影が入ってきたのを見た。小学校3年生だったと思う。

私はどうにも頑固なところがあって、周りの友達たちがそろそろ失笑し始める学年になっても、心の中ではサンタを信じていた。3年生のクリスマスに見た影がチラついていたし本当は分かっていたけれど、そう信じたかった。だって、そっちの方が楽しいじゃん。家族とプレゼントの話題になったとき、無邪気にサンタを楽しみにしていた私に父はこう言った。「サンタはお父さんとお母さんです」。

それ以降、うちの家族ではプレゼント希望は自己申告・全員で買いに行く制になった。さらばサンタあての手紙。25日の朝のワクワク。小学校6年のクリスマスはニトリで布団を買ってもらった。

かくして私の“夢みるファンタジック・クリスマス時代”は幕を閉じたのだった。

Netflix『クリスマス・クロニクル』

 

中学・高校・大学1-3年 クリスマス多様化時代

小学校を卒業すると、サンタもツリーも不思議と消滅し、“クリスマス”だけが残った。以降、“クリスマス~友達とたこパ(たこやきパーティー)編~”や、“クリスマス~特になにもしない編~”、“~バイト編~”、“~リア充編~”、“~非リア充編~”などを経た。クリスマスだからという口実でただ友達と遊ぶ日、そんな印象になったし、正直そんなに覚えていないのもある。

 

Netflix『クリスマス・クロニクル』

NETFLIX映画『クリスマス・クリスマス』から教わったこと

クリスマスって何のためにあるんだろう?

無論イエス・キリストの生誕を祝う日なのは分かっている、けれど。こんなにもクリスマスを題材にした映画があふれていて、そのどれもがハッピーで、クリスマスの雰囲気に人々が酔いしれるのはどうしてだろう。

本作のサンタ、ニックは、「クリスマスは誰もが良い人になれることを思い出せる日だ!」と言った。みんなが大切な誰かを思い、優しくなれる、素晴らしい日を決して失ってはいけない、と。

 

Netflix『クリスマス・クロニクル』カート・ラッセル

学生最後のクリスマス

親元を離れ一人暮らしを始めて4年目になる。自分による自分のための時間・物・事がうんと増えた。めんどくさいこともあるけれど、深夜まで好きな映画を観られるのは最高だ。こういった自分による自分のためのもの・ことに溢れた日々だからこそ、「誰かのために」という気持ちが愛おしく感じるようになった。あの頃の日常や多少不満に思っていたことでさえ、周りにいた家族やその他大勢の人が彩っていてくれたのだ。

クリスマスの飾り付けや、パーティーの準備、帰宅する頃には部屋を暖めていてくれること、プレゼントとは別に靴下型に入ったお菓子の詰め合わせを買ってきてくれること、ケーキを大きめに切り分けてくれること、なかなかプレゼントを決めずにいる私にやきもきしつつも、深夜の寒く薄暗い子ども部屋に忍び足で入ってくる、これらすべての愛おしいこと!

 

私にはまだ子どもはいないし、今年は(今年も)特別な1人と過ごすことはないが、大好きな友達とチキンとケーキを焼いてパーティーをする予定だ。私はケーキ担当だ。あの子の好きなチーズケーキに、あの子の好きなフルーツをトッピングしよう。靴下型のお菓子も忘れずに買って、プチサプライズだ。はやくみんなの笑顔が見たい。

 

やっぱり、クリスマスはやめられない。

Netflix『クリスマス・クロニクル』カート・ラッセル

『クリスマス・クロニクル』
Netflixにて配信中!
公式サイト

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クリスマスプレゼントはもう決まった?悩んだときは映画を観よう!
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クリスマスツリー写真

ライター班企画!クリスマスカウントダウン アドベント映画レンダー

クリスマスのムードを盛り上げるのは、
やっぱりクリスマス映画!

ということで、ライター班のおこめとパン、cosmos、mo、ミミミが、お気に入りのクリスマス映画についてレビューを書いています。下記のタイトルをポチッとすると各レビューがご覧頂けます。

Vol.1 『RENT』

Vol.2 『ホーム・アローン』

Vol.3『ガーディアンズ 伝説の勇者たち』

Vol.4 『ホリデイ』

Vol.5 『フォー・クリスマス』

Vol.6 『ラブ・アクチュアリー』

特集:クリスマスプレゼントはもう決まった?悩んだときは映画を観よう!

コラム:私のクリスマス・クロニクル by mo

 

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クリスマス映画24時企画:2018年クリスマス

聖なる夜に映画を観よう!クリスマス映画24時〜平成最後のクリスマス歴史に刻む無謀チャレンジ〜

女子大生が!

クリスマス映画を

24時間見続ける!?

 

YouTube班、TAKE、おかめ、ハグリ娘による初の動画企画。

企画も撮影も編集も全て学生がやってます!

SHIBUYA TSUTAYAでDVDレンタル編

前編

後編

 

予告編

 

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プレゼントイメージ写真

クリスマスプレゼントはもう決まった?悩んだときは映画を観よう!

こんにちは。
街はますますキラキラと輝き、賑わってきましたね。いよいよクリスマス本番直前!!!

ということで、クリスマスプレゼント、何をあげるかもう決まってますか?

「なんか普通のプレゼントあげるのもなあ…。かといって何かいい案も思いつかないしなあ…」

そこで映画の登場人物達はどんなものをプレゼントしているのか。
覗いてみることにしましょう…。

○まずは、実際にあげられるようなプレゼントから!

初版本 ~映画『ホリデイ』、『マイ・プレシャス・リスト』より~

“人生のタカラとなる物語を特別な一冊として”プレゼント

映画『ホリデイ』

会社の上司であり彼氏のジャスパーにベタ惚れの主人公アイリス。会社のクリスマスパーティーで、一人残った仕事をこなしているアイリスの元にジャスパーが現れる。アイリスはこっそりと用意していたジャスパーへのプレゼントを引き出しから取り出す。包みを開けると、彼の大好きなタイトルの初版本が!この映画はここからお話が始まります…。

『ホリデイ』レビューも掲載中

映画『マイ・プレシャス・リスト』

全国劇場公開中!
©2016 CARRIE PILBY PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

天才でありながらコミュ力(コミュニケーション能力)ゼロの大学生、主人公のキャリーが幸せになるための“やることリスト”を一つずつこなしていく。そのリストの中の一つにあるのが“5.大好きな本を読む”。この本が、幼い頃お母さんから貰った「フラニーとゾーイ」の初版本。その後お母さんは早くに他界してしまい、キャリーはこの本を大好きで大切にしていたが、現在ある理由で読めずにいる。キャリーは果たしてリストを達成できるのか…。

自分の大好きな本って人生の中で何度も何度も読み返しますよね。その人に寄り添って、ページが何度も何度もめくられて人生が染みこんでいく。そんなプレゼント、素敵ですね。

万年筆 ~映画『ALWAYS 三丁目の夕日』より~

“末永く、夢を支えてくれる”プレゼント

映画『ALWAYS 三丁目の夕日』

売れない小説家の主人公、茶川はひょんな事から母に捨てられた淳之介を引き取ることに。実は淳之介は茶川が執筆する冒険小説のファンであり、隠れて自分でSF小説を書いていた。クリスマスイヴの夜、そんな淳之介のもとにサンタが訪ねてくる。サンタから手渡されたプレゼントはずっと憧れていた万年筆だった。

デジタル化が進んだ今だからこそ、自分の手で紙に文字を、記録を残していくことはとっても大事。万年筆はインクを変えればずっと使っていられるし、ずっと大切にされること間違いなし。

香水 ~映画『世界一キライなあなたに』より~

“目をつぶって、存在を知る”プレゼント

映画『世界一キライなあなたに』

事故によって首から下が不自由になったウィルとそのお世話をする事になった主人公のルー。時間を共有していくうちに、互いに惹かれ合っていく。そんなウィルが送った手紙には「パリのラルチザンという店でシャッセオパピオンという香水を買うといい、きっと君に似合う」と書かれている。ルーはお気に入りのミツバチタイツを履き、香水を買いに行く。

香水をプレゼントするのって結構勇気がいりますよね。趣味が合わなかったら…とか。でもその人に合う香水を選んでる時間、自分のことを脳裏に浮かべながら選んでるのかなとか思うと結構ロマンチックなプレゼントかも。

ラッピング ~映画『ラブ・アクチュアリー』より~

“想いを包み、あなたに広げて貰う”プレゼント

映画『ラブ・アクチュアリー』

二人の子どもと美人な妻に恵まれているハリー。しかし、彼には浮気相手のサラが…。クリスマスが近づくある日、妻と買い物に出かけたハリーは妻と離れた隙にサラのプレゼントを買うことに。そこで登場するのが“Mr.ビーン”シリーズでお馴染みローワン・アトキンソン。ローワンが演じる店員はハリーのプレゼントを丁寧に丁寧に包んでいく。薔薇や小枝を散りばめたり、雪を少々降らせたり…(笑)。妻に見つからないようにさっさと買いたいハリーとドヤ顔でラッピングしていく店員。この場面は爆笑必至(笑)。

やっぱりラッピングは大事!プレゼントってやっぱり開けるときが一番わくわくするし、ラッピングを丁寧にゆっくり開けるのって日本人っぽくていいですよね(笑)。

『ラブ・アクチュアリー』レビューも掲載中

○ここからはおまけ。実際には難しいけど、「映画的にはいい演出だよな~」とか「実際にあったら欲しい!!!」というものを!

図書室 ~映画『美女と野獣』(1991)より~

“あなたにとっての夢の世界を”プレゼント

映画『美女と野獣』(1991)

野獣の城に閉じ込められることになってしまったベル。野獣を嫌うベルだったが、時間を共有していく中で次第にお互い心を通わせていく。野獣はベルに何かプレゼントをしようと考えるが、なかなか思いつかない。知恵を振り絞って考えついたのがこのプレゼント。ベルに目をつぶらせ、図書室まで案内する野獣。「じゃあ、開けて」と言われ、ベルが目を開けるとそこには数え切れないほどの本が詰め込まれた図書室が…。

人それぞれ好きなものとか趣味とか、夢の世界ってオンリーワンな気がします。そんなオンリーワンな世界をプレゼントされたら…、もうそれこそ夢(笑)!!!

紙芝居告白 ~映画『ラブ・アクチュアリー』より~

“聖なる夜に静(せい)なる想いを”プレゼント

映画『ラブ・アクチュアリー』

親友ピーターの彼女ジュリエットに想いを寄せるマーク。ずっと想いを伝えられないままピーターとジュリエットは結婚してしまう。しかしマークは気持ちに踏ん切りを付けられないままでいた。クリスマスの夜、マークはジュリエットを訪ねる。ラジカセを片手に、スケッチブックを持ち、マークは声を出さずに自分の想いを伝える。

これは本当、フラッシュモブをも凌ぐロマンチックさだと思います(笑)。この後のジュリエットの行動にも思わず共感してしまう…。

透明マント ~映画『ハリー・ポッターと賢者の石』より~

“時を超えて贈られた”プレゼント

映画『ハリー・ポッターと賢者の石』

クリスマス、皆は実家に帰り家族で過ごしている中、グリフィンドール寮に残ったハリーとロン。ロンには家族からたくさんのプレゼントが届くが、ハリーへのプレゼントはゼロ。と思われたが、ハリー宛のプレゼントが見つかる。箱を開けると、そこには透明マントと「君のお父さんから預かっていたものだ」と書かれた手紙が。差出人は書いていませんが、その後のストーリーを追っていくと誰が送ったのか判明します。

透明人間になれたら…って何度想像したことか。まさにハリー・ポッターの世界にしか存在しないプレゼント。でもこれは死んでしまったお父さんからのプレゼントでもあるところが素敵です。

さて、こうしてプレゼントを紹介してきましたが、
“あの人”に贈るプレゼントは決まりましたか?

素敵なプレゼントと共に素敵なクリスマスを。

 

★下記作品は好評発売&レンタル中

ホリデイ (字幕版)

ALWAYS 三丁目の夕日

世界一キライなあなたに(字幕版)

ラブ・アクチュアリー [DVD]

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クリスマスカウントダウン アドベント映画レンダー一覧


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映画『ラブ・アクチュアリー』

クリスマスカウントダウン アドベント映画レンダー Vol.6 『ラブ・アクチュアリー』

こんにちは。学生映画宣伝局 エージェントのcosmosです。

クリスマス企画を始めてから早くも1か月が過ぎ、街も本格的にクリスマス一色ですね!

あちこちのイルミネーションが綺麗で、歩いているだけでワクワクする季節の訪れです…!

と言いつつ、私は寒いのと人混みが苦手なので、やっぱり家でぬくぬくと映画を観るのです…。

さて、今回ご紹介する映画は『ラブ・アクチュアリー』

言わずと知れた大人気ブリティッシュ・クリスマス映画です。

オムニバス形式で構成されていて、約10組のカップルが繰り広げるクリスマス前のドタバタロマンチックドラマを描いています。

監督は『フォー・ウェディング』や『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』など数々の名作を生みだした、あのリチャード・カーティスです。

イギリスを代表する俳優陣がたっっくさん出演している点はこの映画の大きな魅力です。1粒で何度も美味しいような、そんな幸せを味わうことができます。

そしてクリスマスの風物詩がいろいろ登場するのも魅力の1つ。小学校の学芸会だったり聖歌隊の合唱だったり、イギリスならではのクリスマス文化を見つけて日本と比べてみるのも楽しいですよね!

私が特に好きなのはロンドンの有名デパート・セルフリッジでプレゼントを買うシーンです。プレゼントに関するシーンはどれも夢が詰まっていて、まさに映画ファンのロマンそのものという感じ!こちらの記事で詳しくご紹介しているので合わせてぜひご覧ください。

それでは皆さん、素敵なクリスマスを。

『ラブ・アクチュアリー』
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ラブ・アクチュアリー [DVD]

 


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映画『フォー・クリスマス』リース・ウィザースプーン/ヴィンス・ヴォーン

クリスマスカウントダウン・アドベント映画レンダーVol.5『フォー・クリスマス』

こんにちは。
学生映画宣伝局のエージェント兼2代目秘書、おこめとパンです。

本格的に空気が冷え、そろそろクリスマスが近づいてきました。
今回は、ある家族“たち”のクリスマスをみなさんにご紹介します。

4つの家族  “で”  過ごすクリスマス映画、

『フォー・クリスマス』

 

本作は、クスッと笑ってしまう要素がたくさん詰まったコメディです。
画面の端までクリスマス気分が漂う明るさですが、大人になる学生に気づきを教えてくれる作品でもあると思います。

 

主人公であるケイトとブラッドは、
「結婚なんて地獄!子どもなんていらない!」
「好きだから一緒にいる、それだけで良い」 
というカップル。
そんな彼らのクリスマスは、家族と過ごすのではなく自分たちのバカンスとしてエンジョイすること。
今年も家族にウソをついて2人だけのクリスマス!
…と思っていたら、ひょんなことからウソがばれてしまい、“4つの家族”を順番に訪問することに。

 

“4つの家族”とは、ケイトとブラッドどちらの両親も離婚しているため。

この両親たち4人のキャラクターが本当に濃いです!
関係のない私たちは笑い飛ばせるけれど、彼ら2人の「結婚なんて地獄!子どもなんていらない!」という価値観に大きく影響しています。

口を開けばケンカをしていた両親たちを反面教師に、「自分たちはそうならないように」を合言葉のように掲げているのです。

さらに2人は、様々な理由から自分の過去や家族を遠ざけてきました。
そして、それをお互い深くは知らないということにこの訪問で気づいていきます。
一見すれば分かり合って最善策を選んだカップルだけれど、少しずつ現実が見えてくるのです。

本作はもちろん楽しいコメディですが、家族でいると忘れてしまいがちな、 “家族としての役割を果たす存在”ではなくて、“一人の人間として生きる姿”があることを思い出させてくれます。

まだ両親に守られることの多い学生にとって、現在にも、そして将来にも大切な価値観になると思います。

家族のことにフタをして、2人だけの世界にいるブラッドとケイト。
そんな彼らにはどんな変化が起こるのか?
そして、彼らの追い求めていた関係性は、本当に素晴らしいものなのか?

 

これからいろんな経験をして、たくさんの人と関わっていく学生の皆さん。
クリスマスのムードを楽しみながら、“誰かと一緒にいること”についてじわじわ考えてみてください。

ただ、マイルドな大人の会話が飛び交うので注意(笑)!

 

『フォー・クリスマス』
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フォー・クリスマス [DVD]

 

 

 


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映画『真っ赤な星』小松未来/桜井ユキ

Review『真っ赤な星』

心の拠り所を持たない14歳の少女が、愛に飢えた27歳の女性に、恋心に似た憧れを抱く。標準語が話される片田舎で、一見穏やかな退屈さを見せた夏休みが、急速に崩壊へと向かう。

大好きな誰かに近づきたくて、その人の癖を真似てみたり、最近読んだと聞いた本に手を出したり、LINEのプロフィールに設定された音楽をyoutubeで検索したり。その曲の良さがわかったら話しかけようと決めて…、でもある時突然ふとした瞬間に「その人は私とは全然違うんだ」と気づく。そういう経験が誰にでもあるんじゃないだろうか。大好きなんだけど分かり合えないと誰かに対して思うこと。運命の繋がりの不在を、ちょっぴり悲しんで終わること。

映画『真っ赤な星』

私はもう、そういうことに対して本当に諦めが早くて、違う人間なんだから仕方ないなと思ってしまう。そうあることが”大人”だと、どこかで決めつけている。けれどこの映画で、主人公の陽(小松未来)は易々と私の前に立ちふさがる壁を乗り越え、一直線に弥生(桜井ユキ)の人生に突っ込んでいった。

 

「もっと弥生ちゃんの近くに行きたい」
「弥生ちゃんは何が欲しい?」

 

私がそんなことを言われたら、一体なんて返事すればいいの?筋の通った答えを準備させる暇もなく、映画は全速力で101分を終えました。

映画『真っ赤な星』小松未来/桜井ユキ

これは、神様のいない国でしか撮り得なかった映画だ、と思います。この映画が抱えている、もう一つの大きな問題についても。でも神様の不在を嘆いたり、どうしようもないから諦めようとすることもなく、”本当に欲しいもの”に対して彼女たちは必死で貪欲です。だからひどく傷つきもする。「でも、生きるってそういうことでしょ?そうじゃなきゃ、生きてるって言えないでしょ?」と、監督や制作陣の叫びが、静かな画面の向こうから響いている。この映画は、諦めを覚えた私を許さない。

映画『真っ赤な星』小松未来/桜井ユキ

今この20歳の終わりに、この映画に出会えて良かったなと、私は心から思います。

不必要なものが何一つない感情のむき出しを、ぜひ劇場で目撃してください。

Review by 染井

 

映画『真っ赤な星』『真っ赤な星』

2018年12月1日より全国順次公開中
監督・脚本:井樫彩
出演:小松未来/桜井ユキ
公式サイト
©「真っ赤な星」製作委員会


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映画『ホリデイ』

クリスマスカウントダウン・アドベント映画レンダーVol.4『ホリデイ』

こんにちは。エージェントのミミミです。
今回ご紹介する映画は2007年公開の

『ホリデイ』

監督は『ハート・オブ・ウーマン」、『恋愛適齢期」の女性監督ナンシー・マイヤーズ。「彼女は作品内に自分の体験を散りばめることがある」と言う説を聞いたことがありますが、今作ではどこに隠れているのでしょうか。

主要キャストは、豪華俳優陣4人!!!
まずは、ラブコメ界の女王、きれいなブロンドに完璧なスタイル、そしてチャーミングな笑顔を兼ね備えたキャメロン・ディアス。そして、最近では『女と男の観覧車」で等身大の痛々しくも美しい主婦を演じたケイト・ウィンスレット。お次は、直近で観た方もいるのでは?『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』で若き日のダンブルドアを演じたジュード・ロウ。最後は、これまた話題の新作『ルイスと不思議の時計』に出演したジャック・ブラック

こんな盛りだくさんな俳優陣でお送りする映画『ホリデイ』。
キャッチコピーは「人生に一度だけ、誰にでも運命の休暇がある」ということで、男女二組のラブコメディです。

「恋愛を忘れてしまった」「恋愛に絶望した」「恋愛を諦めた」「本当の恋愛を探し求めている」それぞれ様々な思いを抱えた登場人物たちが出会い、ストーリーが進んでいきます。

この映画の特徴として、設定が大胆で個性的でありながらもしっかりと最後には収まるところにしっかり収まってくれるところ。
ロサンゼルスロンドンの5000マイル離れた土地を舞台にした物語が同時進行で進んでいきます。また、人物関係もとても面白く、同時進行で描かれる物語はしっかりと結びついています。二つの味が違う飴玉を舌でコロコロ転がしているような楽しいわくわくドキドキ感がたまりません!

また、劇中音楽も素晴らしいものばかりで、『レインマン」でアカデミー賞ノミネート、『ライオン・キング」ではアカデミー作曲賞、ゴールデングローブ賞を受賞したハンス・ジマーが担当。印象的なシーンをそれぞれ盛り上げてくれる劇中音楽にも是非耳を傾けてみてはどうでしょうか!

では、ここで小ネタを少々。劇中でレンタルビデオ屋に行くシーンがあるのですが、“あの”アカデミー主演男優賞受賞の大物俳優が登場!実は、彼は当初出演予定はなく、撮影現場に偶然通りがかったことによって出演が決定!偶然が作り出した奇跡…。
また、寿司屋でジャック・ブラック演じるマイルズがケイト・ウィンスレット演じるアイリスの胸に触れてしまうシーンが劇中で登場します。これはジャック・ブラック本人が監督のナンシー・マイヤーズの胸に触れてしまったアクシデントから生まれたものだそう!彼女の体験談はここに反映されていたんですね。もしかしたらほかにも…(笑)。

ということで、男女四人の恋愛模様だけでなく、様々な人との出会いや物語が絡み合い、ぜいたくな群像劇として見応えばっちりです。
是非、クリスマスのこの機会に観てみてください!

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