『アベンジャーズ/エンドゲーム』で全世界に衝撃と感動を巻き起こし、先月公開を迎えた『ブラック・ウィドウ』では、全世界44ヵ国で週末NO.1、230億円を超える大ヒットスタートを記録したマーベル・スタジオ。続く最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が、ついに9月3日より公開となります。その公開に先がけ先日、本作のワールドプレミアが現地時間8月16日にハリウッドにて開催されました!会場には、新ヒーローのシャン・チー役を演じたシム・リウ、シャン・チーの親友ケイティ役のオークワフィナ、シャン・チーの妹で孤高の戦士シャーリン役のメンガー・チャンら豪華キャストが登場。さらに、デスティン・ダニエル・クレットン監督や、マーベル・スタジオの社長であり本作の製作プロデューサーを務めるケヴィン・ファイギら豪華スタッフも登場しました。その他にも『ノマドランド』が第93回アカデミー賞作品賞、監督賞、主演女優賞を受賞し、本作に続くマーベル・スタジオ映画『エターナルズ』も手掛けるクロエ・ジャオ監督やR&BシンガーのNIKI、元人気K-POPグループGOT7のマークなどスペシャルゲストも集結し、プレミアを彩りました。
会場には、各国メディアの他、シャン・チーや歴代のマーベルヒーローのコスプレをしたファンが一同に集い、会場の外にはこの日入れなかった多くのファンも詰めかけるなど、大きな盛り上がりを見せました。そんなファン達の歓声に包まれながら本作で新ヒーロー、シャン・チー役を演じたシム・リウがレッドカーペットに登場!マーベル・スタジオ映画の大ファンだったというシム・リウは、「今この瞬間、何時間も並んで待ってくれた多くの素晴らしいファンに囲まれ、ファンの愛、サポート、喜びをひしひしと感じている。興奮しているよ。私にとって夢が叶ったような出来事だよ」と話し、この日が初お披露目となる本作について、「すごくいい気分だね。大勢の人々が集ってくれたのはとても嬉しいし、実際に完成作を観てもらえるのがとにかく嬉しいよ。ここに集った全員の顔に笑顔が浮かんでいる。最高の瞬間だね」とコメント。さらに、日本のファンに向けて「日本のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ファンの皆さん、大好きです。皆さんに映画を観て楽しんでもらえることが楽しみだよ。ありがとう」と熱いメッセージを送りました。
続いて、ビビットカラーのビスチェにワイドなシルエットのパンツスーツという個性溢れる衣装を身に纏ったオークワフィナが登場。MCU作品へ初参加となった彼女は、「どのマーベル作品にも人間味があって、温かみがあるわ。本作のストーリーに多くが共感すると思う。もちろん、ユニークな作品でもあるけど、より壮大なマーベルの世界にぴったりはまる作品でもあると思う。とにかく参加できて光栄だわ」と喜びを語りました。そして、「シム・リウがどんなにカッコ良い俳優かということを観客にぜひ観て欲しいわ。観客が笑って、感動して、スタントに圧倒されることを願っているわ。世界級のスタントチームが迫力あるスタントを見せているの」と話しました。また、デスティン・ダニエル・クレットン監督は、本作の魅力を「クラシカルなマーシャルアーツ作品とファミリー・ドラマ作品を混ぜたような作品だと思う。コメディ要素も多少混ざっているね。いろいろなジャンルが少しずつ混ざっている」と語り、さらに「どのMCU作品もそれぞれの話と繋がっているし、本作も同じだよ」と、他のMCU作品との関わりがあることも明かしました。
MCU作品の顔でもあるケヴィン・ファイギは、マーベル・スタジオのフェーズ4を飾る重要作となることを世界中から期待されている本作について、「これまでの作品の主な役割は、新たな登場人物を紹介することだった。そして、これまで紹介されてきた新たなキャラクター達が1つの“アベンジャーズ”作品、もしくはクロスオーバー作品に集結できる準備が整った。『ブラック・ウィドウ』、ディズニープラス上で『ワンダヴィジョン』『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』『ロキ』を公開してきて、いよいよ新たな幕開けにあたる本作で新ヒーローが初公開される。つまり、この作品は新たな、そして重要なマーベルヒーローの起源物語に当たるというわけだ。これから非常に重要な存在となるヒーローの誕生だよ」とコメントしました。マーベル・スタジオの新時代の幕開けを飾る重要な本作に、ますます期待が高まりますね!日本公開まであともう少し。楽しみに待ちましょう!!
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』
2021年9月3日より全国公開
ウォルト・ディズニー・ジャパン
公式サイト
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
©Marvel Studios 2021