1955年1月26日生まれ。幼少期をスウェーデン、ノルウェイ、デンマークで過ごし、母がいなくなってからは祖母に育てられた。ストックホルムのアドルフ・フレデリックの音楽学校で音楽を学び、1970年、スウェーデン映画『スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー』(初公開時のタイトルは『純愛日記』)でデビュー。この出演後、『ベニスに死す』(1971)のタジオ役を探していた、映画界の巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督の目に止まり、この作品がきっかけで“世界で一番美しい少年”として世界中に知られることとなった。『ベニスに死す』の公開後は、長期間日本に滞在し、数々のテレビコマーシャルに出演したり、歌謡曲も数曲収録するなどの活動を行った。また、彼が演じたタジオは、多くの日本の漫画家に影響を与えたと言われている。現在は、俳優、プロのミュージシャンとして活躍中。これまでの出演作は、“Bluff Stop”(1977)、“Thee Simple-Minded Murderer”(1982)、『ミッドサマー』(2019)等などがある。
『ベニスに死す』『ミッドサマー』『世界で一番美しい少年』など
『ベニスに死す』で演じたタジオは、見た目だけでなく、彼が醸し出すどこか影のある雰囲気が一層魅力的に映っていたという印象があります。でも私達が知らなかった彼の人生を『世界で一番美しい少年』で知り、本当に胸が痛みました。今は少しでも自分のペース、価値観で幸せな生活を送られていれば良いなと思います。(2022/1/19)
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出演作を観てみよう!
『世界で一番美しい少年』
2021年12月17日より全国順次公開
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『ベニスに死す』
『ミッドサマー』
© Mantaray Film AB, Sveriges Television AB, ZDF/ARTE, Jonas Gardell Produktion, 2021
DEATH IN VENICE c 1971 Alfa Cinematografica S.r.l. Renewed 1999 Warner Bros., a division of Time Warner Entertainment Company, L.P. All Rights Reserved.
from 2022/1/19