REVIEW
マ・ドンソクがプロデューサーと主演を兼任する“犯罪都市”シリーズの第3弾です。物語は、ソウル広域捜査隊に異動したマ・ソクト(マ・ドンソク)が、ある事件の捜査を進めるなか、背後に新種の麻薬と日本のヤクザが関わっているという情報を掴むところから始まります。
マ・ソクトの大暴れっぷりは今回も健在で、どんな相手も容赦なく倒していく姿が爽快です。また、“怪物刑事”という愛称を持つほどの強いマ・ソクトが、時折見せるチャーミングな姿にはクスッと笑えます。個人的には彼が真面目に話しているのに、あるアクシデントが続くシーンで爆笑しました(笑)。他にもマ・ソクトの茶目っ気たっぷりな場面が随所にあるので、皆さんもお気に入りの場面を探してみてください。
そして、本作にはマ・ドンソク、イ・ジュニョクら韓国人俳優の他に、青木崇高、國村隼ら日本人キャストも出演しています。青木崇高が演じた殺し屋は、日本にちなんだある武器を使って戦うキャラクターで、そういった日本の要素も注目です。
マ・ソクトはただ強いだけでなく、いち刑事として細かいところまで注意しながら捜査を進め、事件を解決に導く展開も見どころです。アクションやサスペンスが好きな方はもちろん、日頃のストレス発散として観るのもオススメです。
デート向き映画判定
恋愛要素はありませんが、笑えるシーンがところどころにあるので、相手がアクション初心者でも誘いやすいのではないでしょうか。ただし、少々痛々しいシーンがあるので、その点だけ相手に事前に伝えてあげると親切かもしれません。もし本作を気に入ったら、次回のデートでは過去作を一緒に観るのもアリです。
キッズ&ティーン向き映画判定
乱闘シーンなど、痛そうな場面もあるので、せめて中学生くらいになってから観てください。ティーンの場合、ダイナミックなアクションはエンタメとして観つつ、事件の捜査模様に注目して欲しいと思います。マ・ソクトは各現場で小さな違和感に気づき、犯人達を次々と追い詰めていきます。皆さんも細かい点まで注目して、一緒に推理しながら観るとより楽しめるのではないでしょうか。
『犯罪都市 NO WAY OUT』
2024年2月23日より全国公開
PG-12
ツイン
公式サイト
©ABO Entertainment presents a BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A. ENTERTAINMENT production world sales by K-MOVIE ENTERTAINMENT
TEXT by Shamy
関連作
『犯罪都市』(1作目)
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『犯罪都市 THE ROUNDUP』(2作目)
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
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©ABO Entertainment Co.,Ltd. & BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A.ENTERTAINMENT CORPORATION
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情報は2024年2月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。