REVIEW
シリーズ4作目となる本作では、マ・ソクト刑事(マ・ドンソク)が国際IT犯罪組織を殲滅するために奔走する様子が描かれています。シリーズものとはいえ、1話完結型となっているので、本作だけを観ても十分に楽しめます。また、本作では過去作に登場したチャン・イス(パク・ジファン)が再び登場しており、シリーズのファンにとっては嬉しいポイントとなっています。
気になるのは、これまで拳一つで凶悪犯を倒してきたマ・ソクトが、今回はIT犯罪組織を相手にどう戦うのかという点です。劇中には、マ・ソクトがITに無知なことをネタにしたクスッと笑えるシーンもあります。そんなマ・ソクトが仲間と協力して、犯人にどうたどり着くのか観届けてください。
そして、毎度魅力的なヴィランが登場するのも本シリーズの見どころです。本作では元傭兵で殺傷能力の高いペク・チャンギ(キム・ムヨル)が登場します。彼の巧みなナイフ捌きや手段を選ばず突き進む姿にはかなり狂気を感じます。ペク・チャンギを演じたキム・ムヨルの怪演も見事ですし、それに対峙するに値するよう今回もマ・ドンソクがしっかりとアクションに磨きをかけていることもわかるので、2人の戦闘シーンは特に注目です。
マ・ソクトの豪快なアクションはもちろん、個性豊かな仲間達との掛け合いや、サスペンス要素も楽しめる作品です。日頃疲れていたり、ストレスが溜まっている方なら、本作を観てスカッとできるのではないでしょうか。
デート向き映画判定
恋愛要素はありませんが、気兼ねなく観られるという意味ではデートでもオススメです。相手が過去作を観ていなかったとしても、物語に問題なくついていけるので、誘いやすいと思います。もし本作を気に入ったら、次回のデートでは過去作を一緒に観るのもアリです。
キッズ&ティーン向き映画判定
凶悪な犯罪シーンのある作品なので、せめて中学生くらいになってから観ることをオススメします。ティーンの場合は、マ・ソクトの大胆な捜査方法はエンタメとして楽しみつつ、犯人にどうたどり着くのか、一緒に捜査しているような気分で観るのも良いと思います。
『犯罪都市 PUNISHMENT』
2024年9月27日より全国公開
PG-12
ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト
© 2024 ABO Entertainment Co.,Ltd. & BIGPUNCH PICTURES & HONG FILM & B.A.ENTERTAINMENT CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED.
TEXT by Shamy
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情報は2024年9月時点のものです。最新の販売状況や配信状況は各社サイトにてご確認ください。