REVIEW

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者【レビュー】

  • follow us in feedly
  • RSS
映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』クリス・プラット

ストーリー展開はほぼ毎回同じなのに、なぜか観たくなるし、必ず観るし、不思議ですね(笑)。お約束の展開が許される、というか歓迎されるのは、やっぱり恐竜のリアルさと迫力が毎度文句ナシの出来栄えだからでしょう。ストーリー展開が毎度同じとはいえ、恐竜達が“ジュラシック・ワールド”があった島を飛び出し、人間が住む街に出てきてしまっている点で本作はとてもユニークです。今回は「この状況はマジでヤバイぞ」という感覚を観ている側も体感できます。
そして、本作がシリーズ最終章といわれているだけあって、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、サム・ニールが演じた歴代のキャラクターを含め、シリーズ前作に引き続きクリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、オマール・シーが演じるキャラクターが勢揃いしている点でも特別感があります。恐竜の種類としても強者が増えていて、ハラハラドキドキするシーンが頻発します。
本作もアトラクション感覚で楽しめる要素は満載で、充実感がありますよ。これこそ映画館で観ないともったいないシリーズなので、ぜひ1度は大きなスクリーンで観てください。

デート向き映画判定
映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』ローラ・ダーン

知らない人はいないくらい知名度の高いシリーズなので、説明不要でデートに誘いやすいですね。いかにもデートに誘っていますという感じを出したくない場合も、「今度の作品で最終章みたいだから、一緒に観に行かない?」とあくまで映画を観る目的なのだというスタンスも取れそうです。照れ屋な方はそんなスタンスで誘ってみてはいかがでしょうか。

キッズ&ティーン向き映画判定
映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』クリス・プラット/ブライス・ダラス・ハワード/ジェフ・ゴールドブラム/サム・ニール/ディワンダ・ワイズ
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』

キッズの皆さんは、本作で活躍する子どもキャラクターの目線で観る方も多いと思いますが、彼女にはある大きな秘密が隠されていて、未来の科学でそんなことが起こるかもしれないと想像しながら観てもおもしろいですよ。本当に今も地球のどこかで生き残りがいるんじゃないかと思えるくらいリアルな恐竜達を実寸大スケールで観られる機会を逃さないでください!

映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』
2022年7月29日より全国公開
東宝東和
公式サイト

© 2021 Universal Studios and Amblin Entertainment. All Rights Reserved.
© 2021 Universal Studios and Storyteller Distribution LCC. All Rights Reserved.

TEXT by Myson

関連記事
  • follow us in feedly
  • RSS

新着記事

映画『HERE 時を越えて』トム・ハンクス/ロビン・ライト HERE 時を越えて【レビュー】

映像作家としてあらゆる挑戦を行ってきたロバート・ゼメキス監督は、本作でも新たな挑戦の成果を見せてくれています…

映画『アンジェントルメン』ヘンリー・カヴィル/エイザ・ゴンザレス/アラン・リッチソン/ヘンリー・ゴールディング アンジェントルメン【レビュー】

本作は「近年機密解除された戦時中の極秘ファイルを後ろ盾にしたダミアン・ルイス著 『Churchill’s Secret Warriors: The Explosive True Story of the Special Forces Desperadoes of WWII』」を原作としており…

映画『少年と犬』高橋文哉/西野七瀬 映画レビュー&ドラマレビュー総合アクセスランキング【2025年3月】

映画レビュー&ドラマレビュー【2025年3月】のアクセスランキングを発表!

映画『BETTER MAN/ベター・マン』ジョノ・デイヴィス 社会的成功が本当の幸せをもたらすとはいえない事例【映画でSEL】

昨今、ウェルビーイングという概念が広まりつつあり、社会的な成功は必ずしも幸福をもたらすとは限らないという見方も出てきました。その背景を、「自己への気づき」(SELで向上させようとするスキルの一つ)に紐づけて考えてみます。

映画『片思い世界』広瀬すず/杉咲花/清原果耶 片思い世界【レビュー】

広瀬すず、杉咲花、清原果耶がトリプル主演を務める本作は、『花束みたいな恋をした』の脚本を手掛けた坂元裕二と、土井裕泰監督が再タッグを組んだ…

映画『神は銃弾』マイカ・モンロー マイカ・モンロー【ギャラリー/出演作一覧】

1993年5月29日生まれ。アメリカ出身。

映画『ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース』 ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース【レビュー】

“ハッピー”や“ゲット・ラッキー”をはじめとする大ヒット曲を多数生み出し、他のビッグ・アーティストへの楽曲提供やプロデュースでも並外れた偉業を成してきたファレル・ウィリアムスの人生が初めて映画化…

映画『ANORA アノーラ』ユーリー・ボリソフ ユーリー・ボリソフ【ギャラリー/出演作一覧】

1992年12月8日生まれ。ロシア出身。

映画『片思い世界』公開直前イベント、広瀬すず/杉咲花/清原果耶/土井裕泰監督 存在するということに対しての肯定を、ここまで実験的に描いた物語もなかなかない『片思い世界』公開イベントに広瀬すず、杉咲花、清原果耶が揃って登壇

劇場公開を目前に控え、本作でトリプル主演を務めた、広瀬すず、杉咲花、清原果耶と、土井裕泰監督が舞台挨拶に登壇しました。

映画『おいしくて泣くとき』長尾謙杜/當真あみ おいしくて泣くとき【レビュー】

タイトルを聞いただけで泣いちゃいそうな作品だと予想できるので、逆に泣かないぞと…

本サイト内の広告について

本サイトにはアフィリエイト広告バナーやリンクが含まれます。

おすすめ記事

映画『キングダム 大将軍の帰還』山﨑賢人/吉沢亮/橋本環奈/清野菜名/吉川晃司/小栗旬/大沢たかお 映画好きが選んだ2024邦画ベスト

正式部員の皆さんに2024年の邦画ベストを選んでいただきました。2024年の邦画ベストはどの作品になったのでしょうか?

映画『セトウツミ』池松壮亮/菅田将暉 映画好きが推すとっておきの映画を紹介【名作掘り起こし隊】Vol.4

このコーナーでは、映画業界を応援する活動として、埋もれた名作に再び光を当てるべく、正式部員の皆さんから寄せられた名作をご紹介していきます。

映画『オッペンハイマー』キリアン・マーフィー 映画好きが選んだ2024洋画ベスト

正式部員の皆さんに2024年の洋画ベストを選んでいただきました。2024年の洋画ベストに輝いたのはどの作品でしょうか!?

学び・メンタルヘルス

  1. 映画『BETTER MAN/ベター・マン』ジョノ・デイヴィス
  2. 【映画でSEL】森林の中で穏やかな表情で立つ女性
  3. 映画『風たちの学校』

REVIEW

  1. 映画『HERE 時を越えて』トム・ハンクス/ロビン・ライト
  2. 映画『アンジェントルメン』ヘンリー・カヴィル/エイザ・ゴンザレス/アラン・リッチソン/ヘンリー・ゴールディング
  3. 映画『少年と犬』高橋文哉/西野七瀬
  4. 映画『片思い世界』広瀬すず/杉咲花/清原果耶
  5. 映画『ファレル・ウィリアムス:ピース・バイ・ピース』

PRESENT

  1. 中国ドラマ『柳舟恋記(りゅうしゅうれんき)〜皇子とかりそめの花嫁〜』QUOカード
  2. 中国ドラマ『北月と紫晴〜流光に舞う偽りの王妃〜』オリジナルQUOカード
  3. 映画『ガール・ウィズ・ニードル』ヴィク・カーメン
PAGE TOP