スタイリッシュな英国紳士が、ド派手で超過激なスパイアクションを繰り広げる“キングスマン”シリーズ最新作『キングスマン:ファースト・エージェント』がついに12月24日より全国公開となります。長い間待ちわびた待望のキングスマンシリーズ最新作の公開に世界中から熱い視線が送られる中、現地時間12月6日(日本時間12月7日)に、“キングスマン”の本拠地であるイギリス、ロンドンにてワールドプレミアが行われました。
レッドカーペットには、『キングスマン』『キングスマン:ゴールデン・サークル』に続き監督を務めるマシュー・ヴォーン、主人公のオックスフォード公役のレイフ・ファインズ、オックスフォード公の息子コンラッド役のハリス・ディキンソン、キングスマンに立ちはだかる最凶の敵ラスプーチン役のリス・エヴァンスをはじめ、ジェマ・アータートン、トム・ホランダー、メインテーマ楽曲を担当するアーティストのFKA Twigsら豪華キャスト&スタッフが登場しました。
世界最強のスパイ組織、キングスマンの誕生秘話が明かされる本作で主演を飾ったレイフ・ファインズは、プレミア開催について「良い気分だ。我々は誰もがこのようなイベントが開催できるようになることを待ち望んでいたわけだが、マシューのことを思うと私も嬉しいよ」とコメントし、「映画館での体験を失えば、映画文化は多くを失うことになるだろう。音響と大画面に没入する感覚を私は心から愛している。観客が戻ってきて、彼らもそんな体験を求めてくれたらと願っているよ」と、アピールしました。
また、物語について「人間味、愛、そして私が演じるオックスフォード公の息子コンラッドへの父性愛といったものすべてをとても気に入っている。アクションや剣術などと共に、それらが本作に感情面での重みをもたらしていると思うし、そうであることを願っている」と語りました。
オックスフォード公の息子を演じたハリス・ディキンソンは、マシュー監督との撮影について「信じられないほど光栄なことだった。マシューはリスクを取る監督だ。スパイジャンルを手掛け、その中でとても大胆なことをしている。他の誰もやったことのないことに挑んでいる」と振り返り、レイフ・ファインズについては、「彼は演技においてとても寛大なアーティストで、自分以外の誰をも助け、支える。現場での彼は見ていて本当に見事だった。圧倒されたね」と話しました。
そして“キングスマン”の生みの親マシュー・ヴォーン監督は、渾身の最新作をついに世界の観客へ届けることができることについて、「本当に安堵しているんだ。映画館で上映されることが信じられないよ。かなり長い間ずっと観ていなかったし、完成した後にロックダウンとなったので、観客と共に観ることはできなかった。だから僕の人生で最も非現実的な体験だよ。本作で私は監督であるだけでなく、観客でもあるわけだ」と話しました。
本作への強いこだわりについては「『アラビアのロレンス』(1962)で使われたのとまさしく同じレンズで撮影したんだ。壊れてばかりなので作り直したけど、ワイドスクリーンで観てもらえるように撮影したものだ。スマホやiPadで観てもらうためではなくてね。スクリーンに没入してもらえればと思うよ。劇場に行って観てもらうことには本当に価値がある、間違いなくね」とコメント。
公開を待ち望むファンに向けて監督は「“キングスマン”ファンなら、その起源、真の“キングスマン”の姿、そしてその誕生について観られる。“キングスマン”ファンでなくても、楽しんでもらえるはずだ。2時間、現実逃避を楽しむことができるんだ。今我々に必要なのは、笑顔にしてくれる何かだが、本作はきっと笑顔にしてくれるだろう」と“今の時代”だからこそ観てほしいとアピールし、日本のファンに向けて「日本よ、ありがとう!本作の英国人らしさを楽しんでもらいたい。それから日本文化とのクロスオーバーがたくさんあるのも観てもらえると思うよ」と劇中での嬉しいサプライズも明かしました。新たな見どころ満載の本作にますます期待が高まりますね!公開まであともう少し、楽しみ待ちましょう。
『キングスマン:ファースト・エージェント』
2021年12月24日より全国公開
ウォルト・ディズニー・ジャパン
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