一昨年全米で公開され、 全米累計興収1億8800万ドル以上を稼ぎ出し、2018年度No.1ヒットホラーとなった映画『クワイエット・プレイス』。日本でも「音を立てたら、即死。」というキャッチコピーが話題となり、スマッシュヒットを記録! そしてこのたび、待望の続編となる映画『クワイエット・プレイス PARTⅡ』が製作され、先日NYにてワールドプレミアが開催されました。
レッドカーペットには、主演のエミリー・ブラントと、プライベートでもエミリーのパートナーあり、前作で夫のリー役を演じ、さらに前作より引き続き監督を務めるジョン・クラシンスキーが登場。エミリーはアレキサンダー・マックイーンの真っ赤なレザードレスに身を包み、監督はエミリーとは対照的なブルーのスーツで登場しました!
監督は「大きく派手なだけの続編映画は作りたくなかった」と明かし、スケールアップした本作について「生存者は恐怖だらけの環境で、より恐ろしい時代を生きているんだ」とコメント。さらに、新キャラクターについて、「キリアンとジャイモンが加わってくれたのは、とても素晴らしかった。観客は初め、彼らに曖昧な感情を持つことになる。良い奴か悪い奴かわからない上、信じて良いのか、信じてはいけないのかもわからないからね」と語りました。
また、強き母エヴリンを演じたエミリーは、「エヴリンというキャラクターが大好きだったから、彼女をもう一度演じることができて嬉しかったわ。周りの出来事が彼女を感情的にするから、より緊張感を保ちながら演じたわ」と話しました。監督とは、“前作のプレッシャーを感じずに、また前作と同様の内容を再現しないこと”を約束したそうで、「彼は非常に協力的で、私のアイデアも喜んで聞いてくれる。私達が一緒に上手く働ける理由は、お互い創造的で、好きなことや心を動かすことに、お互いが合わせることができるからなの」と夫婦で仕事に取り組む秘訣を明かしました。
アボット家の娘リーガンを演じたミリセント・シモンズは、エレガントなブルーのサテンドレス姿で登場! 本作の撮影については、「撮影での思い出はいっぱいあるわ!楽しかったのは自分でスタントしたこと。ようやく今回、自分でスタントに挑戦したと言えるの」と笑顔でコメントし、「今回はよりエモーショナリーで、アクションが増えているわ!彼らは安全を模索するためにそれぞれ旅に出るの」と語りました。そして日本のファンに向けて「本作をぜひ観てください!きっとあなたも怖がるはず!」と手話でメッセージを送りました。
続いて、新キャストのキリアン・マーフィーとジャイモン・フンスーも登場。ブラック一色に身を包んで登場したキリアンは、本作で“謎の生存者”エメット役として出演しており、本作のオファーを受けた時のことを「髭を伸ばさないとならない!って思ったよ(笑)。でも何より1作目をとても気に入っていたのでワクワクしたんだ」と当時の心境を振り返りました。自身が演じる新キャラクターについては、「彼は出口のない旅を続けている複雑でエモーショナルなキャラクターなんだ。演じていて楽しかったよ」と語りました。
そして、ネイビーカラーのベスト付きのスーツ姿で登場したジャイモンは、「エミリーとジョンは素晴らしいカップルだよ。一緒に取り組んで、さらなるレベルへと作品を仕上げたんだ」と絶賛し、「車の運転では死にかけたよ(笑)!」と衝撃の撮影秘話も明かしました。
“沈黙”の中でただ生き延びようと怯えていた前作から物語が大きく動き出す本作。今回の監督やキャストのコメントから自信を持って作り上げたことが伝わってきて、ますます期待が高まりますね!日本での公開を楽しみに待ちましょう。
『クワイエット・プレイス PARTⅡ』
公開日程未定
東和ピクチャーズ
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