クリストファー・ノーラン監督による『ダークナイト』トリロジー以来、全世界が待ちわびたバットマンの単独映画となる『THE BATMAN-ザ・バットマン-』が、2022年3月11日より全国公開となります。本作の公開に先駆け、先日“ゴッサム・シティ”のモデルになったとされるニューヨークにてプレミアが開催されました。広場全体に敷き詰められた巨大レッドカーペットには、バットマンモービルが出現し、さらにバットマン、キャットウーマン、リドラー、ペンギンの衣装の展示など、バットマンの世界観が演出されました。周辺には、映画の公開を待ちきれないファンが集まり、熱気に包まれた中プレミアが始まりました。
ファンの歓声に迎えられ、主人公ブルース・ウェイン/バットマンを演じたロバート・パティンソンが全身ブラックのコーディネートで登場。ロング丈の黒いコートは「バットマンの気分のコートなんだ」と、バットマンのマントを意識したことを明かしました。また、バットマンという大役を務めた感想を「ここに来られて(重圧から)解放された気分だよ」と振り返り、「始めの予告編が出てから随分長い間、ファンを待たせたからね。それでもまだ同じ熱気で待っていてくれるなんて感激だよ」とファンへの感謝を述べました。さらに、「この映画は、撮影、音響、すべてが素晴らしい!劇場で観るべき作品だよ!」とコメント。
キャットウーマン/セリーナ・カイルを演じたゾーイ・クラヴィッツは、胸元に猫のカッティングがされたドレスで登場。「ここまでとても長い旅だったから、ついにここに来られてとても嬉しい。セリーナがキャットウーマンになる前、そしてキャットウーマンになっていく姿を見せているの。彼女はトラウマがあって傷ついているアンチヒーローよ」と話し、ロバート・パティンソンとの共演について「彼は素晴らしいわ。役になりきる能力がすごいの。役の中で彼自身が見えなくなってしまい、感情のすべてを役に持ち込むのよ」と熱く語りました。
ポール・ダノは、史上最狂の知能犯リドラーを演じたことについて「自分のキャリアの中でも忘れられない1作!リドラーを演じられるなんて思ってもいなかった。マット・リーヴス監督が書いたリドラーは天才だよ」とコメント。そして、“ペンギン”の特殊メイクが話題のコリン・ファレルもマット・リーヴス監督について「プロダクションデザイン、衣装やカメラ、照明も素晴らしく、その細部に至るまで監督が気を遣っている。彼はセットでもすごいエネルギーなんだ、何を食べたらあんなにエネルギーが出るんだろう」と語りました。
さらに、“アクアマン”で知られるジェイソン・モモアが本作完成の祝福に駆け付けました。元義理の親子ゾーイの晴れ舞台に喜びを隠せない様子で「僕の家族がキャットウーマンを演じるなんて信じられないよ!」とコメント。そして、ゾーイの姿を見つけ「ゾーイが来たぜ、猫だよ!」と大興奮。DC作品同士のアクアマンとキャットウーマンの共演の可能性を聞かれると、「世界観が違うから、それはわからないな」と答えました。
その他にもアルフレッドを演じたアンディ・サーキス、マフィアのボス、カーマイン・アルトゥーロを演じたジョン・タトゥーロら豪華キャストが集結し、大盛況のうちにレッドカーペットイベントは幕を閉じました。
マット・リーヴス監督は、本プレミアを前に新型コロナウィルス感染が判明したため、あいにく欠席となりましたが、上映前に行われた舞台挨拶には、オンライン中継で参加。スクリーン上からキャスト一人ひとりを舞台上に呼び込み、「この映画を一緒に作ってくれた最高のスタッフに心の底から感謝したい」と作品完成の喜びと関係者への感謝のメッセージで締めくくりました。
本作ではどんな“バットマン”が観られるのかますます期待が高まりますね!本作はいよいよ3月11日に公開を迎えます。リドラーが暴こうとするブルースの嘘、世界の嘘が隠す真実とは何なのか?そして追い込まれていくブルースの結末は…⁉歴史を塗り替える、狂気と感情が爆発する謎解きサスペンス・アクションがついに幕を開けます!
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
2022年3月11日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
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