映画『二ノ国』ジャパンプレミア:山﨑賢人、新田真剣佑、永野芽郁、宮野真守、津田健次郎、梶裕貴、日野晃博(製作総指揮/原案・脚本)、百瀬義行監督
製作総指揮、原案、脚本を“レイトン”シリーズの日野晃博が務め、数々のジブリ作品で作画やCG制作、演出などを手掛けてきた百瀬義行がメガホンを執り、音楽を久石譲が担当するという日本を代表するドリームメーカーが贈るアニメーション超大作『二ノ国』。本作のジャパンプレミアが行われ、豪華キャストが集結しました。若手人気俳優と人気声優が勢揃いするとあって、会場には若い女性を中心にファンがギッシリ。開演を待つファン達を楽しませるため、なんと登壇者達が影アナを務め、登壇前から会場を沸かせました。
そして、黄色い声援の中、登壇したキャストとスタッフの面々。主演の山﨑賢人はまさか『二ノ国』の声優の仕事がくるとは思っていなかったことを明かし、完成した作品について感想を聞かれると、「感動しました。声を入れさせて頂いている時はまだ完成していない画だったので、本当に百瀬さんの作られた画の中に自分の声が入って、音楽も加わったものの中に自分が存在しているっていうのが素直に感動しましたね」とコメントしました。
新田真剣佑は声優にチャレンジした感想を聞かれると「普段いかに身体を使って芝居をしているのかっていうのを感じました。とても難しいと感じました」と答え、山﨑との現場でのやり取りをジェスチャーを交えて表現しました。
永野は大変だったところについて「もう全部。一言言うだけでこんなに大変なんだっていう、マイクとの距離感を変えずに映画の中ではキャラクター達の距離感が変わっていくので、それを自分1人で戦いながらやるっていうのは今までに感じたことのない孤独感と難しさと…、疲れました〜(笑)」と、最後は笑顔を見せました。
今回、この日登壇している豪華キャスト以外にも、声優の山寺宏一や坂本真綾も本作に参加していることについて、宮野は「このメンバーでできるっていうのは声優としても嬉しいですよ。大先輩と一緒の場にいられるってことは非常に嬉しいことですし、その側に入れて頂いたんだと思うと自信にも繋がるし、しっかりやっていかなあかんなと思いました」と語りました。
津田も「なかなか一気にご一緒する機会もないので、僕等にとってもレアなことでした」と付け加えました。
続いて、本作にちなんで、ツイッターにてジャパンプレミアでキャスト達に聞きたい究極の選択を募集し、選ばれた質問が発表されました。それは「A:過去の自分に会う」もしくは「B:未来の自分を知る」という選択。どちらを選ぶか、迷ったキャスト達のやりとりを写真でご覧ください。
Bを選んだ山崎と宮野。宮野が「知るってことでしょ。過去に行きたいとかじゃなくて、自分ってことだもんね。まだ知らないのを知りたいよね」というと、山﨑も「直せるなら直していきたいですよね」と話していると、津田が「あ!知るだけなの?」と言いながらBに移動。そうしているうちに、どんどんBに流れ、梶がぽつんと残されました。
するとAに残った梶は、「これ人生の中でこれについて何回も考えたことがあるんですよ。未来の自分を知るとして、もし大成功している自分がいたとする。いたとしたら、今の自分は努力をするだろうか、楽しんで生きられるだろうかと。仮に大失敗してボロボロになってしまっていたとしたら、何をしてもどんな努力をしてもボロボロになる未来しかないんじゃないかと。そしたら頑張ることを諦めてしまうんじゃないかと。…この時間、大丈夫ですか?」と笑いを誘いました。でも、この熱い説得に心を打たれてまた半々に(笑)。
和気あいあいとしたイベントで大いに盛り上がりましたが、作品の仕上がりも楽しみですね。豪華スタッフと豪華キャストによる作品、ぜひこの夏休みに劇場でご覧ください!
映画 『二ノ国』 ジャパンプレミア :
2019年7月25日取材 PHOTO&TEXT by Myson
『二ノ国』
2019年8月23日より全国公開
公式サイト 映画批評&デート向き映画判定
ワーナー・ブラザース映画
©2019 映画「二ノ国」製作委員会