今回はどんな作品が挙がっているでしょうか?「私もそれ大好き!」と思える映画がきっとあるはずですよ。→連載第1回から読む
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E.T.
好きな映画はそれまでも沢山ありましたが、映像も音楽もそれまでの映画と桁違いのスケール、この作品を映画館で初めて観た時の感動は今でも覚えています。(ひま猫)
アベンジャーズ
シングルマザーをしています。息子がまだ幼く、どこに連れて行くのにも億劫で友達とも会わず引きこもりがちになった時、テレビでやっていたアベジャーズを観て衝撃!「時代はここまでおもしろくなっていたなんて」と思い、過去作品や関連作品を息子と一緒に一気観しました!まだまだ初心者でミーハーですが、素晴らしい作品をその時に味わう喜びを知り、俳優さんにもハマり、趣味が増えて外に出るようになり、人生に張りが出て、最近彼氏ができました(笑)。(匿名希望)
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
キャスパー
小さい時にテレビでやっていたのを観てとても気に入り、初めて繰り返し観た映画だと記憶しています。少し怖くてワクワクしてドレスが綺麗で格好いい男の子が出てきて家族の愛も描かれていて…。素敵な映画の良いところがたくさん詰まった作品で今観てもなんて素晴らしい映画だろうと思います。(もも)
シックス・センス
子役のハーレイ・ジョエル・オスメント君の演技とストーリーのおもしろさに引き込まれてハマりました!ちょうど高校生で英語の勉強が楽しい時でもあり、映画を観ながら勉強していました!(匿名希望)
私に映画を好きになるきっかけを作ってくれたのは『シックス・センス』です。両親共に映画が好きな家庭ですので、遅かれ早かれ映画好きになっていたと思いますが、家族揃ってこの映画を観た時、初めて映画に入り込む感覚を得ました。幽霊は怖いものと思って怯えて観始めたのに、さまざまな出来事や出会いにより主人公達と共に考える事ができました。この映画をきっかけに、映画は非日常や新しい考えを与えてくれるものとして、今でもわたしに寄り添ってくれています。(匿名希望)
シティ・オブ・エンジェル
“小さいころ初めて「シティ・オブ・エンジェル」を観って、あんまり「愛」とのことがわからないですが、感動してしょうがなく、何度も何度も観ました。あのときからわかったのは、人生いろいろがあって、自分の人生でできないことでも、映画の世界で探して体験してみようと思います。”(リカ・ヒドルストン)
タイタニック
初めて目が腫れる程に泣いた映画です。煌びやかなタイタニック号と美しい男女の恋、そこに訪れる悲劇に胸が締め付けられる思いでした。沈没まで船に流れこんでいく水の勢いや垂直になっていくタイタニック号がとにかく恐ろしい。(おゆ)
ドント・ブリーズ
元々避けていたスリラーでしたが、偶然観たこの映画でグロいシーンも意外と平気な自分に気付き、とてもおもしろく、もっとスリラーを観たいと思うようになりました。(ぶーちゃん)
REVIEW/デート向き映画判定/キッズ&ティーン向き映画判定
プリティ・プリンセス
映画好きの父の膝の上で、この映画を観たのを覚えています。ちょっと地味な主人公ミアが、自分がプリンセスであることを知り、悩みながら前に進んでいく映画です。初めて観た時は、ちょっと田舎くささのあるミアが、祖母やプロの手によって美しく変身していく様子にキラキラした高揚感を持ちました。まさにお姫様願望を高める映画です(笑)。歳をとって観ると、自分自身は何者でどうありたいのかを必死に考える様に、とても共感できる部分があって、映画を好きになったきっかけの映画だと思っています。選んでくれた父にも感謝です。(sonia)
マイ・ベスト・フレンド・ウェディング
TVでCMを見て「うわー!楽しそう!」と興奮し、ジュリア・ロバーツを応援するつもりで中学時代に友人と武蔵野館へ観に行った。ジュリア・ロバーツは美人でスタイルも良くて大好きでしたし、この作品の役柄的にも応援したかったわけです。がしかし。タンジェリンカラーのこの上なくシンプルなカットのドレスに身を包み、首元には品良くスカーフをあしらって、以後彼女のトレードマークとなる屈託のないぴっかぴかな笑顔にネバーエンディングストーリー的長さのまっすぐでアンドロイドのようにきれいにのびた足、顎が床にタッチダウンした瞬間でした。キャメロン・ディアスのあの登場シーン。美脚は『マスク』を観てすでに驚愕済みでしたが、この作品の彼女の登場シーンでは彼女のトータルな完璧さに圧倒されるとともに、「ジュリア、負けちゃった。ジュリア、彼女には勝てないよ。」とまだ何も始まっていない、初対面シーンであったにもかかわらず心の中で呟きました。あの衝撃は今でも忘れません(笑)。あの瞬間に私の映画好きが始まったと確信しています。(Kimmy)
ローマの休日
あの美しいストーリーは並ぶものがないくらい、ロマンチックで、切なくて、すっかり映画が好きになりました。(ゆきしろ)
小学3年の頃、1人夜留守番していて、ふとテレビを付けて観ていた『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーンの可愛いさ&グレゴリー・ペックの素敵さに引き込まれて夢中に!家族が帰って来た時には、『ローマの休日』好きな母に、今観ている映画の素敵ぶりを夢中で語っていました。たぶんこの頃、映画館で観て号泣した『八甲田山』や、『小さな恋のメロディ』にも夢中!映画好きな私の原点の3本です!(ユキノナーニー)
哀愁(1940)
この映画は高校生の頃、テレビで観ました。古典的な悲恋物語ですが、ビビアン・リーの美しさに心を奪われ、悲劇的な結末に観終わった後涙が止まらなかったことを覚えています。以来、映画は自分の人生の一部になったような気がします。(パストラル)
逆光の頃
高杉真宙さん主演映画で、凱旋上映イベントで初めて映画館で拝見しました。静かな映像、高杉さん演じる孝豊くんのお顔の綺麗さ、京都の街並みの美しさ、それを観る映画館内の静けさ、すべてが素敵で居心地がよく、映画館という場所にハマってしまいました。(匿名希望)
黒い瞳
映画は出逢いだと思っています。同じ映画でも、どの年代で出逢うかによっては全く印象が異なり、場合によっては、その映画との出逢いが人生のターニングポイントとなることだってある。『黒い瞳』に出逢ったお陰で、映画の観方が変わり、映画のおもしろさと奥深さに気づきました。すべて主人公の回想として語られることもあり、とにかく美しい。彼女へと導く光と風が印象的。車椅子が横一列になって水を汲みに行くシーンは様式美とユーモアに満ちている。それまで「映画は総合芸術」と言われてもピンとこなかったのですが、『黒い瞳』は芸術性と娯楽性の両方を兼ね備えた完璧な映画でした。ワンシーン、ワンシーンが素晴らしく、目から鱗の連続だったのですが、クライマックスの“一番観客が見たいものを見せない演出”にとにかく痺れました!!マストロヤンニの後ろ頭で、二人の表情が見えない~。この名優に演技をさせないとは!そこで初めて、「見せるだけが映画ではなく、想像させる余白こそが映画なのだ」と気づきました。若くて多感な時期に、この映画に出逢えたことに心から感謝します。(shiron)
少林サッカー
その時一緒に観た劇場の皆さんと、一緒になって大笑いした思い出の映画です。観客が突っ込む声に、さらに笑ったのも初めての経験でした。あの時の一体感が忘れられず、劇場通いを続けています。(しいこ)
今回も魅力的な作品がたくさん上がりましたね。誰かの人生を変えた作品ですから、観ないわけにはいきません!次回もお楽しみに!
トップのイメージ写真は、acworksさんによる写真ACからの写真です。
TEXT by トーキョー女子映画部正式部員&Myson