映画『スキャンダル』
2020年2月21日より全国公開
監督:ジェイ・ローチ
出演:シャーリーズ・セロン/ニコール・キッドマン/マーゴット・ロビー/ ジョン・リスゴー/ケイト・マッキノン
配給:ギャガ
公式サイト 映画批評&デート向き映画判定
本作は、アメリカで視聴率NO.1を誇るニュース放送局“FOXニュース”にまつわるスキャンダラスな実話を映画化したもので、テレビ界の帝王と呼ばれるFOXニュース・チャンネルのCEOによるハラスメント問題に対して、さまざまな立場の女性達がどう向き合うかを描いています。この度トーキョー女子映画部では本作の部活を実施。本作を観た皆さんが、女性目線でどのように感じたか、アンケート結果を発表します。
※20代〜50代の女性42名が参加
Q:観る前に本作に興味を持ったポイントは?
Q:本作を観た感想は?
95%超の方が「楽しめた」と回答!
みんなの感想
- 楽しめるというより、苦しみへの共感が全体的にあった。メーガン、グレッチェンの立ち向かう姿勢に共感し、ロジャーを擁護する女性達に対しても怒り感じ、怒りながら観ていました。(20代後半)
- 覚悟を決めた人のパワーの強さに勇気が出ました!トップダウンの企業らしさも出ていて職業ものとしても楽しめました。(20代後半)
- 最後にスッキリしました!(20代後半)
- 3人の女性の強さがそれぞれ違って良かった。(20代後半)
- セクハラを告発してしまうと「一生自分に付いて回ってしまう」と苦悩しているシーンは、とても印象深かったです。言いたいけど、自分の身の回り、自分の人生に大きく影響してしまう重さを感じました。(20代後半)
- 元々シャーリーズ・セロンの変貌ぶり(特殊メイク)に興味があり、観たいと思っていたが、もはや別人。ノーメイク(らしいシーン)でやっと本人とわかるレベルで驚き。(30代前半)
- 権力に屈さず、声を上げた女性達に強さを示してもらった。何事もなかったように振る舞っていたケイラが語るシーンが辛くて、でも印象的だった。(30代後半)
- 社会派のストーリーで、考えさせられた。テンポが良くて、シリアスなのに観やすかった。背景がわかっていたらもっと楽しめた。(30代後半)
Q:ストーリーにどの程度共感できましたか?
女子共感率100%!
Q:下記の中で、共感できた女性キャラクターは?
みんなが共感したポイント
- 夢を叶えるために権力に屈するが、最後は自分とその先に繋がる皆のために立ち向かう姿がカッコ良い!(20代前半)
- 告発することで、何か変えられる分、自分にレッテルが貼られるという葛藤。(20代後半)
- 自分でどうにかキャリアを築こうとしている必死さ、周囲にのまれて後悔してしまう流れ。(30代前半)
- セクハラを受けたのに、自分の落ち度を考えてしまう。それを声に出して訴えたり、相談する勇気をなかなか持てないところ。(30代後半)
- グレッチェンが1番最初に声を上げる勇気がカッコ良い。(30代後半)
- 皆の後悔、屈したという敗北感でその対価を持ってしまったかもという背徳感。そして生理的嫌悪感、苦しかったと思う。(40代)
Q:本作を観た後の気持ちに一番近いものはどれですか?
Q:本作をオススメするなら、どんな方でしょうか?
オススメしたい人についての回答からは、女性はもちろん、男性にも、そして年代も幅広く観て頂きたい内容だということがおわかり頂けると思います。ハラスメント問題を巡る実話をもとにした映画ということでシリアスではありますが、あらゆる視点で観られるよう構成されており、それぞれの立場を理解するきっかけとなる作品となっています。スタッフ、俳優陣も実力派揃いで、見応えがあります。ぜひ多くの方に観て頂きたい作品です。
映画『スキャンダル』
2020年2月21日より全国公開
監督:ジェイ・ローチ
出演:シャーリーズ・セロン/ニコール・キッドマン/マーゴット・ロビー/ ジョン・リスゴー/ケイト・マッキノン
配給:ギャガ
公式サイト 映画批評&デート向き映画判定
© Lions Gate Entertainment Inc.
第92回アカデミー賞にて、日本出身カズ・ヒロ氏がメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞!
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』で第90回アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞したカズ・ヒロ氏(※2019年3月、米国市民権を取得し、「辻 一弘」より「カズ・ヒロ(Kazu Hiro)」に改名)が、4度目の同賞ノミネートを経て、本作で2年ぶり2度目の受賞を果たしました!その見事な技が施された、シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマンの特殊メイクにもぜひご注目ください。
TEXT by Myson
2020.2.4 event