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『恋愛だけじゃダメかしら?』
2013年2月20日よりTSUTAYA限定レンタル開始/セル4月2日
2013年1月26日実施
TSトーキョー社内にて
鑑賞会&座談会 計7名
公式サイト 予告編 作品詳細
映画批評&デート向き映画判定
『恋愛だけじゃダメかしら?』格言
今回は妊活女子部活と称して行いましたが、今妊娠の準備をしている女子に限定したわけではなく、いつかするかも知れない妊娠について考えようということで、独身女子から、既婚&出産経験ありの女子が集まり鑑賞会&座談会を行いました。恋愛、結婚、妊娠…と女子の関心が強いテーマだけに座談会も盛り上がりました!
※一部、ネタバレする箇所があります。
笑いあり、妊娠の本音あり!
マイソン:では、まず感想をお願いします。
minさん:出産経験のある友だちから、「ホルモンバランスが不安定で発狂しそうになった」「全然楽だった」と真逆の経験談を聞いていたので、この映画を観て本当に人によってこんなに違うんだと勉強になりました。
Ikumiさん:コメディというよりは、リアリティに近い感じで観ました。最近自分の身の回りで駆け込み出産が多いので、この映画を観ていてすごく身近な感じがしました。
びんごさん:個性的な女優さんがたくさん出ていて、いろんな妊娠ケースがあっておもしろかったです。それに、妊娠が上手くいかなかったカップルの例もちゃんと挙がっていたのが良かったなと思いました。
シャミ:最初の方は女性目線で観ていたのですが、パパコミュニティが出てきてからは、男の人たちの心情に注目してしまいました。女性の気持ちもリアルで、自分も出産を経験したいなと思えました。
マイソン:妊娠の話だと知らずに観始めたのですが、ガッツリ妊娠の話で、途中からすごく真剣に考えながら観てしまいました。けど、ギャグで笑わせて、重い話題に感じさせないのが絶妙でしたね。なので、普通にコメディとして観る人と、自分に置き換えて共感して観る人がいそうですね。
人それぞれの妊娠
マイソン:では、誰に一番共感しましたか?
<ジュールズ 0、ホリー 4、ウェンディ 1、ロージー 0、スカイラー 1 いろいろ 1>
めぐみさん:共感というか経験的にはスカイラーです。私はすごく出産が楽で、スカイラーがバランスボールに乗りながら「今陣痛が17分感覚だよ。あと5分で病院行こう」みたいな余裕のある感じは似ていました。
Ikumiさん:私は妊娠中、すごくホルモンバランスが最高で、肌はつるつるだし髪も抜けないし、すごく良い状態だったので、その部分ではスカイラーです。けど、出産は帝王切開だったりと大変だったこともあったので、スカイラーだけじゃなく、いろんな人に共感しました。
マイソン:ホリーに共感した方はどういうところに共感しましたか?
mikiさん:ホリーのカップルは養子をもらうにあたっていろんな葛藤があって考えさせられたカップルだったので、共感できました。
宣伝なおさん:私は養子のことより、ホリーの子どもを迎える気持ちとか距離間に共感できました。家を買ったり準備万端にする一方で、実はまだ子どもを迎えられる気持ちになっていなくて、どこか怖いという点では、私も同じ状況にあればそうなる気がしました。
minさん:私はホリーの旦那さんにすごく共感しました。私自身もし子どもが欲しくなったら養子っていうのもありなのかなって思うんですが、子どもを持つことにとまどうホリーの旦那さんの気持ちにすごく近くて、イクメン集団のところに行って話を聞いて、それでも実感が持てないところは自分もそうなる気がして共感できました。
マイソン:なるほど〜。ではウェンディに共感した方は?
びんごさん:一番カップルとして良くできていたというか、ものすごく理解のある旦那さんだからこそやっていけているという部分が、半分うらやましいなと思って共感しました。
マイソン:本当に人によって見方が違いますよね。私は、特別誰っていうのはないんですが、作らなきゃいけないっていうプレッシャーが先立ってしまったら、ウェンディのように追い詰められそうな気がしますね。
恋愛だけじゃ本当にダメですか?
マイソン:『恋愛だけじゃダメかしら?』というタイトルについて、恋愛だけと恋愛だけじゃないという部分をどんな風に思いましたか?
minさん:恋愛だけだと本当に気楽で、相手と自分のことだけ考えていけるけど、やっぱり家族を持つという発想がもっと広い愛や深い愛になっていくので、人が成熟する上で恋愛だけじゃダメなんだろうなって思いました。
mikiさん:私の周りのアラサー世代の人たちは、ちゃんと家庭を築いていく人たちと、まだ今は遊びたいから結婚は全然考えてないけど恋愛はしたいっていう人と半々くらいなんです。私も今は恋愛だけでも良いかなって思っていますが、いつかは恋愛だけじゃダメって思えるような自分になりたいです。
びんごさん:結婚していなくてもきちんと良い人生を送る人もいますし、結婚してカップルで素敵な生活をするのも良いと思います。たぶん恋愛というのは精神的なものだし、妊娠や結婚はライフスタイルの選択なので、別次元のものなんだと思います。
マイソン:これはなおさんがタイトル付けたんですか?
宣伝なおさん:はい、そうなんです。私自身、今は恋愛だけで良いと思っていたんですけど、この映画を観て、親になるとか自分の将来のことをもう少しちゃんと考えなきゃいけないなって思ったんです。だから恋愛だけでも良いけれど、やっぱりお互いが成長しない恋愛はただ単に遊んでいるのと一緒だなって思ってしまったんですよね。
マイソン:なるほど!すごく的を射た良いタイトルですよね。
妊娠の不安をこの作品で解消
マイソン:この作品をリアルに妊娠について参考になりますって薦めて良いと思いますか?
めぐみさん:かなりリアルだったので薦めて良いと思います。例えば、本には良いことは書いてあるけど、本当はちびっちゃうこともあるし、お腹は痛いし…というウェンディのセリフはリアルで良かったです。
Ikumiさん:すごくリアリティがあったので私も薦めて良いと思います。実は私も結婚はしていたものの予期せぬ妊娠をして、そのあとに流産をして初めて自分がこんなに妊娠したかったんだなって知ることができました。なので、ロージーの気持ちが良くわかります。
びんごさん:私自身、妊娠するような責任感はないと思っていましたが、この作品を観て妊娠する人も実際そんなに心構えはなく、でも頑張っているんだなというのがわかり、この作品はきっと妊娠が怖いっていう人の背中を押してくれる気がします。
シャミ:私は以前、友だちの出産時のビデオを観たことがあって、この映画の出産シーンにもシンクロする部分がありました。大変な出産、楽な出産と人それぞれだと思いますが、この映画を観るとそのいろいろなパターンがわかりますし、やっぱり経験として出産をしてみたいと思えました。
マイソン:実は妊活映画ミニ特集と今回の部活の参考に、ある病院のセミナーに参加したんです。不妊はストレスによる精神的な部分が原因となることが多いみたいですし、排卵日に合わせてだけ義務的に子作りするというのもあまりよくないみたいですよ。あとは舞茸を食べるのが良いみたいです(笑)。
一同:そうなんですか〜(笑)!
…というわけで、今回は妊娠出産について熱く語りました!この映画に登場する女性の出産がいろいろだったように、座談会参加者の方の考えもいろいろで感心するばかりでした。自分の経験と重ねてこの映画を観たり、妊娠出産の疑問や不安が解消できたとのことでした。この作品は、男性目線の話も盛り込まていたり笑えるシーンもあるので誰もがそれぞれの見方で楽しめると思います。ぜひ観てください!
人気トレーナージェールズは、番組で知り合ったエヴァンの子どもを授かった。ところが次第に、パートナーとの関係、自分自身の体、仕事の付き合い方に少しずつ変化が起こる。一方、不妊体質のホリーは夫アレックスと共に養子をもらおうと決めるが、先走るホリーにアレックスは戸惑ってしまう。といった5組のカップルの妊娠のホンネが詰まったロマンティックコメディ!
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今後もいろいろな部活を企画していきますので、よろしくお願いします!正式部員(女性限定)の方には、正式部員限定御招待の部活のお知らせや優先御招待などがありますので、ぜひご登録をお待ちしています。→正式部員新規登録はこちら
2013.1.26 event