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マイソン:皆さんは、この映画の登場人物くらいの年齢になった時に、まだ恋愛をしていたいと思いますか?
Eさん:恋愛相手がいた方が身なりも気を付けるし、心豊かな人生を送ることができる気がします。相手を必死に探すのではなく、プラスアルファとして恋愛があればいいと思います。
Cさん:年をとって、“私は世の中で一人ぼっちだ”みたいな感情にならないことが大切だと思います。だから、恋愛じゃなくても自分をときめかせてくれるものがあればいいと思います。自分が穏やかでいるということは、周りの人も幸せにできると思うから、思いやりのある恋愛なら年齢関係なくオーケーです。
マイソン:深い恋愛まで行くかどうかは別として、異性を意識することは大切ということですよね?ところで、皆さんにとって理想の老後とは?
Dさん:年をとっても映画を観に行きたいので、体力は維持したいです(笑)。
Eさん:私は自立していたいです。映画の中では、79歳になるイヴリンがテキスタイルのバイヤーとして働いていますが、それまでの人生の中で培った経験と目利きを認められているのが素敵だと思います。ミュリエルのセリフで「自分のことを哀れだと言っているやつが一番キライ」というのがあったけど、子どもや孫に「おばあちゃんのこと構ってよ」って言うのではなくて、自分自身が仕事を通して社会とつながっているのが理想的です。
Bさん:新しいことに抵抗しないことも大事です。70代でもスマホを使いこなす人もいれば、ATMにさえ行かない人もいるし。
Cさん:脳が衰えていくのは、年齢じゃなくて、使わなくなるから衰えるんじゃないでしょうか。わからない、面倒だとあきらめたら、そこから老人になっちゃうのかなと思います。
Aさん:女だって、あきらめた時から女じゃなくなるんですよ、きっと!
一同:深い!
マイソン:では、どんな人に本作をオススメしたいと思いますか?
Gさん:男女問わず年配の方は、楽しく観られるんじゃないでしょうか。ご夫婦で観れば、ロマンティックな気分が盛り上がりそうです。
Fさん:母と一緒に観たいと思いました。母世代とは観る視点も違うと思うので、どういう風にこの作品を観るのか興味がありますね。
Eさん:20代前半の若い人が観たら、自分のずっと先の人生までを考えるきっかけになるんじゃないでしょうか。幅広い世代の人が観ても、違った観点でおもしろく観られると思います。
「いくつになっても、ときめきを忘れたくない!」「自分の人生をめいっぱい謳歌したい!」女子たちの熱い本音が飛び出した今回の座談会。マリーゴールド・ホテルの住人たちのポジティブな生き方は、世代を越えて女子の心に強く響いたようです。年齢を重ねることを恐れず、豊かな人生を送りたい方にオススメの本作。ぜひ、ご覧ください!
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監督:ジョン・マッデン
出演:ジュディ・デンチ/マギー・スミス/ビル・ナイ/デヴ・パテル/リチャード・ギア
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高級ホテルになる“予定”のボロホテルに長期滞在しているイヴリンやミュリエルたち男女5人は、今ではホテルをすっかり気に入っていたが、そんな彼らに、新たな選択が待ち受ける。イヴリンは才能を生かしたビジネスチャンスを手にするが、互いに好意を抱くダグラスとの関係を前に進める勇気はなかった。ホテルの副支配人として大活躍のミュリエルは皆を見守っていたが、彼女にも誰にも言えない秘密があった。一方、若きオーナーのソニーはホテルの拡大と恋人との結婚という二大イベントを前に、次々と問題を起こしてしまう。そんな時、謎めいた客がやって来て…。
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2016.6.11 event