TOP > 部活コーナーTOP > 未公開映画活性課部活リポート一覧 > HERE
一、未公開だろうがなんだろうが、映画への愛情を変わらずにもって観賞する。
一、未公開ながら良質の作品を多くの人に観てもらうよう、作品の良いポイントを見つける。
一、SNS、ブログ、井戸端会議など、自分なりの口コミ方法で告知に貢献する。
第8回課題『ホットフラッシュ〜ワタシたちスーパー・ミドルエイジ!』
部活:2013年12月7日実施
2014年1月8日レンタル開始/2月28日リリース
べスは最近、“ほてり”つまり「ホットフラッシュ」と言われる更年期の症状に悩んでいた。そんなある日、ベスは3年前に亡くなった親友のテスの形見とも言える“乳ガン検診車”が資金不足のせいで運用停止となってしまうことを知る。高額な運用費を工面するアテなどなかったが、ベスは昔バスケットボールの州大会で優勝したメンバーを集め、現役女子高生と試合をし、そのチケット代や売店の収益を検診車の運営費にしようと思いつくが…。
作品詳細 映画批評
歳を重ねていくと理由をつけてやらない選択をする人の方が多い!?
マイソン:では感想をお願いします。
MTさん:私はこれから自分もこうやって歳をとっていくのかなと思いながら観ましたが、若いときの趣味を仲間と一緒に喜びを分かち合えるところが良いなと思いました。
IWさん:笑えるシーンやちょっとうるっとくるようなシーンもあって楽しかったです。あとは親が親なら子も子って感じなところも笑えましたね!
NKさん:子育てを終え、老いてきた自分に残された時間をどういう風に生きていこうかと考えたときの閉塞感を打ち破っていくような映画だと思いました。ブルック・シールズが演じていたベスがバスケのメンバーを集めているところは『アルマゲドン』みたいで、後半は『フル・モンティ』みたいだと思いました(笑)。
IJさん:私は若くてきれいな男性が出ていなかったのが残念でした(笑)。でも「乳がん検診は必要ですよ」とか、「レズビアンへの偏見は捨てましょう」といったメッセージが込められていて良かったですし楽しく観ることができました。
NMさん:私は音楽が良いなと思いました。ソルト・ン・ペパーの曲やバスケに似合う80年代後半の音楽が使われていたのが良かったですね。あとはシェリル・クロウの曲も使われていて、ちゃんと主人公たち世代の歌手の曲を起用しているなと思いました。
SYさん:ベスたちはバスケがなかったら、今の生活を続けることに何の抵抗もなく生きていたんじゃないでしょうか。歳を重ねていくと何かと理由をつけてやらない方を選択する人が多いと思うのですが、ベスたちはバスケをやったことで自分自身の生活をどうすべきかはっきりして良かったと思います。
バスケを頑張る元セクシー女優たちに注目!
マイソン:観る前は本作にどんな印象を持っていましたか?
NMさん:昔セクシー女優で売っていた人たちの名前ばかりで、しかもサブタイトルが『〜スーパー・ミドルエイジ!』だったので、これはツッコミがいがあって楽しそうだなと思いました。キャリアがあって自分はまだイケてると思っている人たちはこういう作品に出ないので、この映画の出演者たちはちゃんと自分の歳にあった作品選びをしていて好感が持てました。
NKさん:ダリル・ハンナって『スプラッシュ』でトム・ハンクスと共演していましたよね!観る前に写真を見ていて「人魚役だったダリル・ハンナだよね!?今どうなってるんだろう?」って思いました(笑)。
YBさん:私は学生時代にバスケ部だったので、試合のシーンはまさに“女バス”って感じで懐かしかったです!私自身も社会人になってからたまにバスケをしますが、全然体が動かなくて悔しい思いが残るだけなんですよね〜。
マイソン:私も中高バスケ部で友だちと久しぶりにバスケをやったことがありますが、あんなにすぐ復活できなかったです。彼女たちは欧米人だから筋力が違うのか結構動けていますよね(笑)!ではベスたちに何か共感できたところはありましたか?
YBさん:私は基本的に女性だらけでつるむのが好きじゃないので、ベスたちのようにサバサバしている関係に共感できました。あんな風な歳のとり方ができたら良いなと思います。
MTさん:「映画だからな」と思う展開が結構ありましたよね(笑)。旦那と上手くいっていなくても、現実的にはずっと専業主婦だった人がベスのようになるのは難しいかなと思いました。ベスの決断には共感できましたけどね。
一同:ひどい旦那でしたよね〜。
更年期って必ずくるの?
マイソン:歳を重ねることや、更年期障害の不安に襲われる世代になったときにどう思うと思いますか?
SYさん:私は“ホットフラッシュ”が更年期という意味を指していることがわかりませんでしたが、観る前に言葉の意味を聞き冒頭の体がほてっている様子を観て「なるほどな」と思いました。
FJさん:私は若い頃に母が更年期で辛そうな様子を見ていたので、自分は早めに準備しようと思っていました。それで40歳になり更年期が近づいてきたなと思ってピルを飲み始めました。
一同:へ〜!
YBさん:更年期って必ずくるんでしょうか?
NMさん:人によってすごく差があるようですし、更年期がきていても気づかない人もいるようですよ。あとは心配性だったり苦労性の人は症状が重くなるって聞いたことがあります。
IJさん:私の知人に更年期を過ぎて見違えるように元気になって歩いている人がいましたよ。それを見て時期が過ぎるとちゃんと治るんだなって思いました。
一同:なるほど〜。
マイソン:この映画はどういう人たちにオススメしたいですか?
SYさん:やっぱり更年期世代の人たちのお話だし、乳がん検診の話題も出てくるので女性向けですよね。例えば何か検診のときに乳がん検診に絡めて案内を付けてみたり、更年期で家にこもって誰にも相談できない人に配るチラシにこの映画の案内が入っていても良さそうですね。
NMさん:あとは婦人科でこの映画の予告編をスポット的に流すとか、映画の内容に引っ掛けてこの映画を観たら鑑賞料の内100円が乳がん患者に寄付されますみたいなキャンペーンも良いと思います。
私たちこんなことを始めました!
マイソン:本作の主人公たちはバスケを始めましたが、皆さんは最近何か新しいことを始めたり、もし時間があったらこういうことをしたいとかありますか?
NMさん:私は最近ブログを始めました。それまでは忙しいからと思っていましたが、自分用のパソコンを買ったのでこれを機会にと思って始めました。あとは子どもたちとコンサートにたくさん行っています!
IJさん:私はオーランド・ブルームのファンなので、彼に絶対に会うんだと思って成田空港まで行きました。でもサインも握手もしてもらえず悔しかったので、ベネチアとロンドンに行っちゃいました!体はどんどんいうことをきかなくなるので、そこまでして本当に良かったと思います。
NMさん:サインはもらえたんですか?
IJさん:もらえましたよ!40歳を過ぎてからミーハーに走っても楽しいもんですよ。きっかけは何でも良いんですよね。とにかく何かしようと自分を突き動かすものがあればそれで良いんじゃないかと思います。
一同:うんうん!
映画のなかではベスたちがバスケットボールを始めますが、ただ更年期の女性がバスケを頑張るだけでなく、バスケや仲間を通して自分自身のことを見つめていくところが見どころです。皆さんすでにいろいろなことに挑戦したり、何か始めているという方が多く、この作品を一緒に観てすごく前向きな気持ちになりました!本作はミドルエイジや更年期への不安な気持ちをちょっと楽にしてくれる作品だと思います。ぜひ本作を観て本当の“スーパー・ミドルエイジ”を目指してみてはいかがでしょう?
2014年1月8日レンタル開始 |
『ホットフラッシュ〜ワタシたちスーパー・ミドルエイジ!』
|
2013.12.7 event