TOP > 部活コーナーTOP > 未公開映画活性課部活リポート一覧 > HERE
『ジェシカ・アルバ
ヘブンズ・ベール〜死のバイブル〜』
2016年6月23日DVD発売&
レンタル開始
第12回未公開映画活性課部活
2016年5月17日実施
鑑賞会&座談会
ジェシカ・アルバ主演、謎に包まれたカルト教団のある事件の真相に迫る衝撃ホラー『ジェシカ・アルバ ヘブンズ・ベール〜死のバイブル〜』。今回は日頃からホラーを観る会を自主的に開催しているホラー好き女子の皆さんを叫女(さけじょ)と称して集まって頂き、本作の楽しみ方を検証しました!
ホラー初級者から上級者まで満足できる!
マイソン:まず感想をお願いします。
Aさん:ホラー映画ってスカッと解決するものと、後味が悪く続いていくタイプとがありますが、この作品の場合は続いていくタイプの方で、それに加えて何とも言えない新しい後味の悪さを感じました。
マイソン:それは褒め言葉としてですか?
Aさん:褒め言葉です。今までに観たことがないタイプの作品でした。
Bさん:思っていたよりもきちんとした話で、すごく真面目に作られた映画という印象でした。ホラー映画って答えがわからないで終わるものが多いのですが、この作品の場合はきちんと答えを出してくれるんですよね。その点はすごく親切だし、後味も良いはずなのですが、なぜか心にズーンとしたものが残りました。
マイソン:答えがわかるという意味では観やすかったですか?
Bさん:観やすかったです。ホラー好きじゃなくても、サスペンス好きな人が観てもおもしろいと思います。
Cさん:普段観ているホラー映画ってあまり筋が通っていない作品が多いんですよ。意味がわからない展開も結構あって、「それでもいっか」って思っちゃうんですけど(笑)、この作品の場合はきちんと筋の通ったストーリーがあるから観やすかったです。普段ホラーを観ない女子でも観られると思うし、お家デートにも向いていると思います。
マイソン:初心者でも観やすいということですね!Dさんはいかがですか?
Dさん:この話はフィクションでしたが、カルト教団の集団自殺事件の不気味さは、今までにあまり感じたことのない怖さがありました。それにあの教祖の人は、妙な説得力があって、カルトにハマってしまう人の気持ちが少しだけわかるなって思いました。あとは、ホラーによくある「普通そういうところに一人で行かないよね」っていうシーンをちゃんと入れてたり、わかりやすい展開が楽しかったです。ジェシカ・アルバが主人公という点でも、女子は手に取りやすいですよね。
Eさん:ジェシカ・アルバはやっぱり人気がありますよね。今回は、追っかけられてドロドロになるシーンもありましたが、その姿でさえも可愛かったです。
“怖い”から“笑える”に変わる瞬間とは?
マイソン:ホラー上級者の皆さんが観て、怖いと思ったシーンはありましたか?
Dさん:死体のなかに手がグチャって入るシーンが気持ち悪かったです。
Fさん:そのシーンって、この作品の最初の怖いポイントでしたよね。毎回ホラーって最初の怖いポイントがどこで来るのかドキドキしながら観ているので、だからこそあのシーンが一番怖さを感じたんだと思います。
マイソン:なるほど〜、一発目って大事なんですね!
Bさん:キャンプをしている夜のシーンも一瞬音にビックリしました。まあ普通あそこでキャンプはしませんよね(笑)!
一同:しないしな〜い(笑)!あはははは!
マイソン:皆さんがホラーを楽しむときって、そういう「普通ならしないよね」みたいなツッコミどころは、お約束としてあった方が良いと思いますか?
Bさん:あった方が良いです。むしろないとつまらないです。
一同:うんうん!
マイソン:今日は皆さん怖いシーンでも笑っていましたが、本当に怖いときはどんな反応なんですか?
Bさん:「キャー!!」って言って、その後に叫んだ自分達に笑います(笑)。最近も『パラノーマル・アクティビティ』を観て、そんなことがありました。
マイソン:じゃあ叫んだら叫んだでおもしろいということなんですね。ちなみに、皆さんがホラーにハマったきっかけは何ですか?
Bさん:私はホラーに詳しい方に「昔の王道系の作品がおもしろいよ」って薦めて頂いて、実際に観たらすごくおもしろかったんです。それ以来友達と一緒にホラー映画を観に行くようになりました。
Dさん:私はもともと全然ホラーが好きではなかったんですけど、Bさんにホラーの楽しい観方を教えて頂いてから観るようになりました。
Fさん:私の場合は、母がすごくホラー好きで、一緒に『シャイニング』とかを真面目に観ていたんです。でもBさんにホラーで笑う楽しさを教えてもらってからは、一段階上のレベルに連れて行ってもらったという感じです。
マイソン:なるほど〜。ホラーを“怖い”から“笑える”に移行するポイントで、何かアドバイスされたことはありますか?
Fさん:特別何か教えてもらったと言うよりも、隣で笑っているのを見て「そこで笑うんだ!」って思ったら、こっちまで楽しくなってきちゃったんです(笑)。
Bさん:だってホラーの話って現実的にあり得ないじゃないですか(笑)。あまりにもあり得なさ過ぎて笑ってしまうんです。でもたまに邦画で現実的にあり得るタイプの話だと怖いなって思うこともあります。
飽きさせない展開がGOOD!一度で三粒くらい美味しい映画
マイソン:この映画の初心者オススメ度は5段階でどのくらいですか?
一同:5だと思います!
Cさん:体に力が入らずに観られると思います。
Bさん:緊張して観る作品って観終わった後にすごく疲れるんですよ。『死霊館』は肩に力が入って観ていたのですごく疲れましたね。でも怖かったのでオススメです(笑)。
マイソン:初心者でもビックリし過ぎず観られるちょうど良い作品ということですね。ではこれから本作を観る方に向けて、オススメポイントを教えてください。
Fさん:ホラーを観慣れていない人でも観られる映画なのでぜひ観て欲しいです。一緒に観る人数が多ければ多いほど楽しいと思うので皆で観ることをオススメします。
Dさん:どんでん返しのような展開もあったので、「衝撃のラストが!」と言ってオススメしても良いと思いました。女子同士で土曜の夜とかに集まって、部屋を暗くして皆でキャーキャー言いながら観ても良いし、付き合う手前のカップルが観ても良いと思います。
Eさん:カルト教団の真相に迫るという王道系のストーリーかと思いきや、森に迷ったり、衝撃の展開があったり、最後まで飽きずに観られたのが良かったです。そしてやっぱりジェシカ・アルバは可愛い(笑)!本当に女子向けですね。
Aさん:本編が93分と長さもちょうど良いし、謎解きをしながら観られるから中だるみを感じさせないんですよね。そういう意味では、サスペンス好きな人にすごくオススメです。カルト教団というところがテーマになっていますが、ちゃんとホラーに繋がっていくし、一度で三粒くらい美味しい作品ですよね。
Bさん:主要人物が2人とも女子なので、女子がすごく感情移入して観られると思います。ホラーだけどグッとくるシーンもありますし、そういう意味では意外と感情を揺さぶられる話なので、どんな人でも観やすいと思います。
上記以外にも、ホラーあるあるや、本作のツッコミどころについてなど、終始大盛り上がりでした。さすがホラー上級者の皆さんですよね!そうやって観たらホラーはもっと楽しめるのか〜と勉強になりました。ちなみに叫女の皆さんが今までで一番怖いと思った作品を聞いてみたところ『キャビン』『不安の種』『ハイテンション』などが挙がっていました。
今回の作品はホラー初心者でも観やすいということでしたが、内容は叫女の皆さんが太鼓判を押す良作です!ぜひご覧ください。
2016年6月23日 |
『ジェシカ・アルバ ヘブンズ・ベール〜死のバイブル〜』
|
一、未公開だろうがなんだろうが、映画への愛情を変わらずにもって観賞する。
一、未公開ながら良質の作品を多くの人に観てもらうよう、作品の良いポイントを見つける。
一、SNS、ブログ、井戸端会議など、自分なりの口コミ方法で告知に貢献する。
2016.2.20 event