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知識・教養

このコーナーでは、より良い人生を歩みたいと願う女子の「知りたい」「学びたい」という気持ちを刺激し、参考になるだろう書籍や教材などをご紹介していきます。

映画鑑賞と読書、学習の組み合わせでさらに女に磨きがかかること間違いなし！

知識と教養TOP 先人の生き方に学ぶ スティーブ・ジョブズ特集 映画関連書籍 自己啓発1 歴史から学ぶ／ヒトラーとナチス

 

■嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
■７つの習慣ー成功には原則があった！
■人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン
■愛の億万長者

■ソース　あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。
■ザ・シークレット

 

 

 

 

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自己啓発

あらゆる人物の文献を読みましたが、根底にあるものに共通している点はたくさんあります。経済的に豊かになりたい、結婚生活を潤したい、夢を実現したい…目的はバラバラなように見えますが、考え方を見直し、自分を言動を改善すれば、１つの側面だけでなく、総括的に良くなっていくと考えられます。著者によって理論や特徴があるので、好みの人を見つけても良いし、それぞれの良いとこ取りをしても良いでしょう。

『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』 本書では、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、哲学者と青年の対話形式で紐解いていきます。アドラー自身が書いた本ではなくて、第三者となる、アドラーの心理学を研究する哲学者と、アドラーの心理学を知ろうとする青年の対話形式になっているので、読者の疑問は青年が代わりに聞いてくれて、理解しやすくなっています。 トラウマに縛られた生き方や、承認欲求にかられている生き方に、全く違う角度から切り込んでいくアドラーの心理学は、とても衝撃的でした。私はとても共感できて、いくつかの概念から解放された気がします。対人関係は本書の大きなテーマですが、それ以前に人間としての在り方そのものの常識を覆す理論で、すぐに受け入れられないという人もいるかも知れませんが、こういう考え方もアリだなと思います。アドラーにとても興味を持ったので、他の書籍もぜひ読みたいと思います。

『７つの習慣ー成功には原則があった！』 読み始めてすぐに、「この本はすごい！」と思い、共感するところがたくさんありました。著者である故スティーブン・R・コヴィー博士自身の日常生活での体験を例に出しながら解説してくれているので、たまに難しい内容が出てきても、具体的にイメージし理解することができました。 あと、この本に出会うタイミングがすごく重要だと思いました。私は自己啓発、ビジネス書をたくさん読んだのちにこの本を読みましたが、理解度がだいぶ高くなった状態で出会ったのがさらに良かったと思います。自己啓発やビジネス系の話題でよく出てくるキーワードなどを知らずに読むと、少し難しいかも知れません。この本はビジネス書のカテゴリーに入れられていますが、人生そのものについての本です。この本に出会えてすごく良かったと思える一冊です。

『人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン』 世界一のコーチングと言われるアンソニー・ロビンズ（この本の著者）は、王室、政界のトップ、国際的リーダーから、スポーツ界、エンターテイメント界、経済界のトップまで、コーチングを手がけています。彼のこれまでの顧客には、ネルソン・マンデラ、ゴルバチョフ、マーガレット・サッチャー、ダイアナ元妃、マザー・テレサ、ビル・クリントン、アンドレ・アガシ、マイク・タイソン、クインシー・ジョーンズ、アンソニーホプキンズなどがいます。このような偉人、著名人たちがなぜコーチングを受ける必要があるのか不思議でしたが、アンソニー・ロビンズがどんな思想を持った人物なのかを知って、その意味がわかりました。この本では、人間が本当の意味で強くなるために必要な発想や、自分の精神を解放する考え方など、質の高い人生を送りたいと願う人に必要なアイデアが紹介されています。 アンソニー・ロビンズは今は大富豪ですが、貧しい家庭で育ち、私たちと同じような日常の苦労を例に語りかけてくるので、とてもわかりやすく共感できます。私はひょんなことから彼のことを知り、どんな人なのかを生で見たくてセミナーに行くことを決めたのを機に、この本を読みました。実際に彼を目の前にしてセミナーを受け、彼のコーチングを見てきましたが、世界一と言われる意味がわかりました。人間的にとても大きく、愛に溢れた方です。そんな彼が書いたこの著書は、誰にでもわかりやすく共感できるもので、見せかけの幸せではなく、人間本来の幸せは何かを気付かせてくれて、どう行動すれば良いのかを自分なりに見つけられる道筋を示してくれる内容になっています。名声、経済力を得るだけでは幸せになれない、人生を充実し幸福なものにするためのアイデアの転換方法が書かれた本です。社会的地位には関係なく、たくさんの人に読んで欲しい一冊です。

『愛の億万長者』 『お金の科学』『成功の９ステップ』でお馴染みジェームス・スキナーが、男女の考え方の違いなど、愛をテーマに書いた一冊。彼が考える女性の思考について、女性が読むとちょっと極端に思うかも知れないし、彼自身が男性であるということで若干抵抗を感じる方もいるかも知れませんが、「一理あるな」と思える理論もあるので、いち意見として捉えてみるくらいのスタンスで読んで欲しいと思います。 愛という、とてもつかみどころのない概念をここまで論理的に書いているところがおもしろいし、論理的であるからこそ、今まで感情的に反応し過ぎてしまっていたことなどを振り返ると、自分の状況がちょっと冷静に見られると思います。男性の思考について参考になるので、恋愛について一人思い悩んでしまう人は、一度読んでみると良いですよ。 ■ジェームス・スキナー著：『お金の科学〜大金持ちになる唯一の方法〜』『あなたの夢を現実化させる成功の9ステップ』

 

お好みで精神世界系やスピリチュアル系

好き嫌いが分かれる分野ですが、私は良いアイデアはうまく取り入れれば、ときに役に立つと思います。目に見えないもののことばかり書いているという先入観や、精神論ばかりで現実味がないなどの意見を持つ方もいるかも知れませんが、最終的に何をやるにも自分を信じる、仲間を信じる、物事が達成できると信じる…という精神的な部分も必要です。極論が書かれているものもありますが、世の中にはいろいろな考え方があるのだとわかるだけでも参考になります。

	『ソース―あなたの人生の源はワクワクすることにある。』 私がとても好きな本です。この手の本は受け入れる人と真っ向から反対する人と別れそうですが、私は今までの自分の経験上、同じようなことを感じてたのでとても共感しました。また、著者自身がとても素敵な人柄なんじゃないかとひしひしと伝わってきて、死ぬ間際の話もとても心を打たれます。とにかく、自分の力を信じて、自分のやりたいことがあるなら、精一杯それを実現するためにやってみようというパワーをもらえる一冊です。
	『ザ・シークレット』 発刊された当時、一度本屋でぱらっと中を見たとき、あまり興味が湧かずでしたが、情報・資料の一つとして読んでみることにしました。私自身もこの本を読む前から「引き寄せの法則」という感覚は感じたことは多々あるので共感できる点はありましたが、ちょっと例が極端過ぎるというか、読む人の理解力が低ければ誤解を生みそうにも思いました。あとは、マイナス思考の人が読んでしまうと、逆に作用してしまう可能性もありそうです。単純に誰にでもおすすめという感じではないですが、一つのヒント、前向きになる要素として、読んでみると良いかも知れません。

結局は自分自身の思考のバランスが大切なのだと思います。ときに辛いことがあるときに考え方一つで気持ちが楽になったり、前向きになったりできるなら、それだけでも価値があるのではないでしょうか？

 

今後もいろいろとご紹介していきますのでお楽しみに。

2010.6.13／2011.1／2012.9／2016.9　TEXT by Myson