2016年11月2日DVD発売&レンタル開始
R-15+
エイベックス・ピクチャーズ
公式サイト
アイアムアヒーロー
本作に登場するゾンビ的存在は、ZQN(ゾキュン)と呼ばれていて、いわゆる洋画などに出てくるゾンビとの設定も少々違っています。ZQN化した後の人間の見た目もオリジナリティがあって、独自の世界観で作られたゾンビ映画という印象でした。この手のジャンルはB級っぽく見えてしまう可能性が多々ありますが、本作は思った以上に迫力と怖さがあり、それなりに製作費をかけて作られているように見受けられます。ゾンビの常識を越えた設定のZQNには、頭を攻撃するだけでは倒れないZQNもいて、不気味さもかなりあり、かなり緊張感を味わえる作品ですが、主演が大泉洋で、良い感じにクスッと笑えるシーンが挟まれて、緩急の付け方も上手です。馴染み深い日本人俳優が出演しているので、初心者でもいけるのかな〜と思いつつ、結構描写が激しいので、逆に邦画のゾンビモノなんて大したことないでしょと思っている人に観てみて欲しいです。 |
大泉洋がコミカルな要素をもたらしてくれてはいますが、かなりホラー寄りのゾンビ映画です。ここまでくると、さすがに怖くて耐えられないという人も出てきそうなレベルなので、一応覚悟があるか確認してから一緒に観たほうが良いでしょう。頑張って観るなら、怖いシーンで自然に寄り添えたり、吊り橋効果は期待できそうです。 |
R-15+なので、15歳未満の人は観られません。15歳以上の人でも、まだホラー映画デビューしていない人にとってはかなり怖いと思います。皆でキャーキャー言いながら観ると、怖さよりも楽しさが増すと思うので、鑑賞するシチュエーションを工夫して観ると克服しやすいでしょう。 |
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© 2016映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 © 2009花沢健吾/小学館
2017.4.12 TEXT by Myson