2017年11月3日より全国公開/R-15+
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト
『スタンド・バイ・ミー』と『グーニーズ』を足してホラーにしたような本作は、怖さもありましたが、子ども達の無垢で真っ直ぐな様子がとても愛おしく感じる作品でした。冒頭から、子どもの腕をパックリいってしまうシーンなど、刺激ももちろんあり、メリハリが楽しめますが、ワーキャー叫びまくる子ども達の様子が可笑しいと思えるところもありました。ちょうどこの映画を観た時、原作者のスティーブン・キングの著書「書くことについて」(小学館)を読んでいて、彼の幼少から青年期の話などを思い浮かべながら鑑賞し、余計に感慨にふけりました。ホラーなのですが、何だか素敵。これまでのスティーブン・キングの作品もそうですが、人間ドラマに惹かれる部分があるので、ただのホラーに終わっていないところがとても好きです。 |
怖いところは怖いですが、これくらいなら、ちょうど良い吊り橋効果で、2人の距離も縮められるのではないでしょうか。ホラーはデートで観るには良いアイテムです。ビックリしてくっつくも良し、2人で笑うも良し。子どもの頃を思い出させるシーンが多く出てくるので、鑑賞後はお互いの幼少の頃の話や、兄弟姉妹の話をするきっかけにもできますよ。 |
R-15なので、15歳未満の人が観られないのが残念ですが、少年少女が主人公なので、キッズやティーンの皆さんがとても共感できる内容だと思います。ぜひ、15歳になったら観て欲しいのですが、一緒に困難に立ち向かう仲間は一生ものなので、ぜひ親友と一緒に観てください。でも、怖いシーンは覚悟してくださいね。 |
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2017.10.17 TEXT by Myson