2013年2月1日より全国公開
パラマウント ピクチャーズ ジャパン
公式サイト 予告編
トム・クルーズのアクションに驚かされっぱなしでした!それだけでなくサスペンス的要素も含まれた物語なので『ミッション・インポッシブル』シリーズなどとはまた違った楽しみ方ができました。トム・クルーズが演じるジャック・リーチャーは謎の多いヒーローなのでかっこ良くきめたキザっぽい男なのかと思いましたが、意外とお茶目で笑ってしまうようなところもあり愛着が持てました。 本作で特に注目して欲しいのは、トム・クルーズがスタントなしで行ったというカーアクションです。夜の町で突然カーチェイスが始まり、トム・クルーズの激しいハンドル操作は鳥肌ものです。それに場内に低音の効いたアクセル音が響くので、まるでその場にいるかのような臨場感を味わえました。『ミッション:インポッシブル/ゴーストプロトコル』でドバイの高層ビルにスタントなしで登っていたのも印象的ですが、トム・クルーズのスタントなしのアクションへのこだわりは本当にすごいですね!ほかにアクションシーンで気になったのは、殴り合いのシーンでトム・クルーズが日本の格闘技のような戦い方をしているように思え、トム・クルーズの親日家ぶりがここまで影響しているのかなと思いました。けれど観終わってから調べたところ、どうやらスペイン発祥のキーシ・ファイティング・メソッドという護身術を取り入れた戦い方だったようです。 男性ばかりのキャストのなか紅一点となったロサムンド・パイクのヘレン・ロディン役は知的な雰囲気の弁護士で、無茶ばかりするジャック・リーチャーとすごく合っていました。ロサムンド・パイクの優しく低い声は全体の緊迫した雰囲気を包み込んでいて、この作品に良い影響を与えているように思えました。今後さらに彼女の活躍の場が広がることに期待します。 キャラクターたちと一緒に推理していくのも良し、単純にトム・クルーズのアクションシーンに酔いしれるも良し。と、いろいろな楽しみ方ができる作品です。ぜひ、パートナーや友だちと一緒に観てください。 |
週末や夜のデートで観て欲しい作品です。車好きの男性ならかなり喜んでくれること間違いないでしょう。途中、「それは痛いのでは」と思う暴力シーンもありますが、直接的に映ることはないので我慢できるレベルだと思います。サスペンス、アクション、たまに見せる主人公のユーモアさなどいろいろと見どころ満載なので男女でどこのシーンが良かったかという意見も変わりそうです。どこが気に入ったかで相手の本質も見えてくることも有り得ます。とはいっても悪い影響を与えることはない映画なのでぜひ楽しんで観て欲しいです。映画館を選ぶ際はぜひ大きなスクリーンがあるところをおすすめします。 |
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2013.1.9 TEXT by Shamy