2015年10月17日より全国公開
松竹
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「100年目の恋ってどういうこと?」と思いながら観始めて、最後になるほどと思いましたが、ファンタジーの部分を素直に受け入れられれば、とてもロマンチックなので女子が好きな作品だと思います。アデラインのキャラクター設定がとてもユニークで、周囲のキャラクターとの物語の絡め方も、良い意味で意外にややこしく、ラブストーリーものとしても、時空を巡る物語(タイムスリップとは異なります)としても楽しめました。 相手役を演じたミキール・ハースマンが、とても素敵に見えましたが、『わたしに会うまでの1600キロ』では冴えない男に見えたので、なかなかのカメレオン俳優だなと感心しました。ブレイク・ライヴリーはいつもほうれい線が気になりますが(意地悪目線!・笑)、それでもやはり美しいです。年を取るって女性にとってはマイナスなイメージでしかありませんが、本作を観ると素敵なことに思えます。価値観を少し変えるきっかけに、ぜひご覧ください。 |
デートで観るのにオススメの作品と言えます。設定が非現実的なので、自分達の関係と照らし合わせることも少なく、客観的にストーリーを楽しめると思います。ロマンチックなストーリーですが、気まずくなるようなエッチなシーンはなく、友達以上恋人未満のカップルから、ベテランカップルまでどんな関係のカップルが観ても支障のない内容です。もし、自分の好きな人がアデラインのような問題を抱えていたら…と想像すると、相手がちょっと年を取ったくらい、気にならなくなるかも知れませんよ(笑)。 |
キッズやティーンの皆さんには、年を取る、取らないという感覚があまりまだピンとこないかも知れませんが、ストーリーそのものは誰が観ても楽しめるので、純粋にエンターテイメントとして楽しんでもらえればと思います。年を取らないということにデメリットがあるとしたら…という部分は、とても興味深い設定になっているので、物事をいろんな角度から観るきっかけに観てもおもしろいですよ。 |
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2015.10.5 TEXT by Myson