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赤ずきん

2011年6月10日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト　

グリム童話の中でも馴染みのある“赤ずきんちゃん”が成長して恋をした…という設定の本作。と言ってもガチガチにあのストーリーを踏まえているわけではありません。なのでこれはこれで別ものだと思って観た方が良いです。それと製作にレオナルド・ディカプリオが名を連ねています。
で、監督は『トワイライト～初恋～』のキャサリン・ハードウィッグですから、ロマンチックな演出は満載。三角関係で2番手の男にも思わせぶりな態度を取る女が主人公という部分でも共通点がありますね（笑）。まあ、若い男女の話ですからまだまだ欲張りな時期ということでしょうか。本命ははっきりしてるのに微妙に金持ち男をキープしている娘に共感できませんでした（笑）。ストーリー的にはこの方がおもしろいはずなので良いですけどね。
で、終始気になったのは結構雪が降っていて寒そうなのにみんな薄着ってことですね。そんな変なことを気にしながら鑑賞したわけですが、展開としては誰が人狼なんだろうかと探すのがおもしろかったです。何人か怪しい人物が出てきますが、それがわかって驚きというほかに、もう一つ謎が解かれるわけですが、その辺りはちょっと工夫を感じました。
有名なあのセリフも出てきますので、ちょっと内心盛り上がりました。恋愛要素の多い物語ですので、女性にも楽しめる内容です。

赤ずきん

不気味な雰囲気を醸し出しているので怖い映画の印象はあると思いますが、かなりロマンチックな内容なのでデート向きです。主人公たちと同じ世代か少し下、まだまだ恋愛に理想を抱いている世代の人に特に共感されそうです。親の決めた相手と婚約した、結婚したという方々は複雑な気持ちになる内容なので一緒に観るのは控えた方が良いかも知れません。鑑賞後の会話に困ることになります。「細かいことは気にしないでロマンチックしようぜ！」みたいなカップルにオススメします（笑）。

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2011.5.1　TEXT by Myson