2011年2月26日より全国公開
ブロードメディア・スタジオ
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怖いし痛いし、観終わってどっと疲れました。チェ・ミンシクが演じる犯人がほんとにきもくて怖いんです。すごい俳優さんですね。いつもこの人の演技には圧倒されます。そして、女優さんもすごい。いろんな意味で大胆なシーンがありますが、こんなシーンは男女ともに日本の俳優にはできないんじゃないでしょうか?迫力と演技力と潔さに拍手を贈りたいです。イ・ビョンホンも今回は善悪の二面性を持った難しい演技に挑んでいます。やたらと強いのですが、顔が良くてアクションもできて、精神面の微妙な演技もできるなんて役者もなかなかいないんじゃないでしょうか。アイドル的な俳優になってしまったイメージが最近ありましたが、ちゃんと俳優としてやるときはやるなと見直しました。ただ、やっぱりチェ・ミンシクの迫力には勝てないような…。 ストーリーとしては意外にも早い段階で犯人と主人公が出会い、こちらが予想しない復讐劇が展開されます。そしてラストは本当に残酷。「悪魔を見た」というタイトルの意味するところは、いろいろあって、それを考えながら観るとおもしろいです。より悪魔的なのはどっちなんだろうと考えると、いろいろな意見が出てきそうです。 久々に凄い映画観たと充実感を得られた作品でした。女性にはとても怖い内容ですが、映画好きならばぜひチャレンジしてください! |
これはデートで観てはいけないですね。「イ・ビョンホンだっ、キャッキャッ」みたいなノリで行くと痛い目に遭うので要注意です。女性にはかなり怖い内容だし、残忍なシーンが盛りだくさんなので、終始緊張感が漂い、終わったあともどっと疲れます。どんなことが起こりえるか二人ともわかった上で行くならば良いですが、デートの流れで軽いノリで選んで観るタイプの映画では無いですね。ただ逆に怖いので一緒に観てもらうという意味ではデートで観るのも良いでしょう。結局のところ女子次第です。あと夜道が怖くなるかも知れないので、怖がりさんは昼間観た方が良いですよ。 |
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2011.2.13 TEXT by Myson