2016年6月4日より全国公開/4DX®限定
ユナイテッド・シネマ
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4DX専用作品として初の『ボクソール★ライドショー〜恐怖の廃校脱出!〜』がありましたが、やっぱりこれに続いて、4DX専用作品が登場してきましたね。ハリウッド作品も手掛けたホラーの名匠、清水崇が監督、脚本を務めていますが、4DXの効果のなかで特に“雨”を効果的に使ったストーリーになっています。タイトルが『雨女』ですから、予想通り、結構雨が降ります。もちろん映画の効果としての降り方なのでびしょ濡れになって困るほどは降りませんが、冷房が効いた映画館で薄着だと女子はちょっと寒さがこたえるかも知れません。1つ羽織るものとミニタオルは備えておくと安心です。本作はホラーで、4DXで表現するからこそドキッとするシーンはありますが、怖さはマイルドなので、普段ホラーを観ない方でも大丈夫だと思います。清水監督作の『呪怨』を思わせる世界観も効いていて、清水監督作が好きな人も楽しめると思います。35分のアトラクション体験、ぜひ劇場で体感してください。 |
絶対にホラーは無理という方を除いて、こういうアトラクション要素の多い映画はデートに向いていると思います。4DXでしか見られないし、35分で終わるし、近い遊園地に行く感覚でデートのメニューに取り入れると良いでしょう。映画を観ながら何となく手を繋ぐというベタな手法ってどこまで有効なのかわかりませんが、そんなソワソワドキドキする手を使うより、ホラーは怖いシーンで勝手に身を寄せ合う機会も増えるし、相手の反応が期待通りでない場合は「怖かったからごめん!」という言い訳にもできて便利です(笑)。 |
自分が子どもだったとしてこれを観たら、相当怖いと思いますが、肝試し感覚で観たい人はチャレンジしてみてください。家族や友達を誘って、皆で観るほうがこういう映画は楽しいので、大いに驚いて、濡れて、盛り上がってください。35分という短さなので、すごく怖いと思っても、ゴールが近いので耐えられるはずです。 |
©2016「雨女」製作委員会
2016.5.25 TEXT by Myson