2018年10月5日より全国公開
キノフィルムズ
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2011年に台湾で大ヒットを記録した『あの頃、君を追いかけた』が、舞台を日本に移し、山田裕貴、齋藤飛鳥(乃木坂46)、松本穂香など若手キャストを迎え新たな物語として生まれ変わった本作。日本が舞台になったことで、もちろん台湾版と違う点がありますが、日本の青春時代が描かれている点ではより共感ポイントが増えたと思います。何より、観た後の良い余韻が日本版にも受け継がれていたのは嬉しかったです。 そして山田裕貴の演技力はやっぱり素晴らしい!コミカルな場面もシリアスな場面もおもいきり演じているので、今回のキャラクターがすごくハマっていましたし、観ていてすごく引き込まれました。 最近の邦画の青春ラブストーリーとは一線を画す素敵な作品で、本作を観る前か後に台湾版を観てみてもおもしろいと思います。同世代なら共感したり、将来のことを考えるきっかけにもなりそうです。もちろん大人が観ても、懐かしい青春時代を思い出させてくれますよ。 |
友達以上恋人未満の関係性の2人で観ると、共感できるところがより多い気がします。映画のなかの台詞にもありますが、“人生はパラレルワールド”で、その時の選択が、この先のお互いの関係に大きく変化していくことがあります。自分達にとって、今どんな選択をすべきなのか、ぜひ本作を参考にしてみてください。一緒に観ることで、何かしらお互いの恋愛関係の刺激になると思います。 |
台湾版では男子のおふざけが結構激しかったので、キッズが観るならまずは今回の日本版がオススメです(高校生くらいになってから台湾版もぜひ観てみてください!)。主人公達の高校時代から大人になるまでの物語が描かれていて、ティーンは共感できる部分が多いと思います。恋愛部分だけでなく、友情関係や、夢や目標のことなど、登場人物達が皆すごくリアルなので、今をどう過ごすべきか、彼らを参考に自分自身のことも考えてみてください。 |
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■TJE Selection イイ男セレクション/山田裕貴
©『あの頃、君を追いかけた』フィルムパートナーズ
2018.10.2 TEXT by Shamy