2012年10月26日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト 予告編
社会派映画で難しいのかなと思いきや、そういう部分も込みでとてもおもしろかったです。物語は1979年11月4日、イラン革命が激化するテヘランで、過激派がアメリカ大使館を占拠し52人の人質を取ったとき、6人のアメリカ人が逃げ出し、カナダ大使の自宅に身を隠したというところから始まります。そこで、ベン・アフレックが演じているCIAのトニー・メンデスが、彼らを安全に国外へと救出するために奇想天外な作戦を決行するのですが、その方法が実に映画的でおもしろいんです。というのも、カナダ大使館に避難した6人は、映画のスタッフで撮影のためにいるという嘘を、アメリカが国として決行するというのです。嘘のようですが、これは実話というのがすごいですよね。とにかく、スリリングでスピード感もあり、ストーリー自体もドラマチックなので、見応えがありました。もじゃもじゃひげのベン・アフレックもなんだかかっこいいです。映画好きにならなお観て欲しいと思う作品です。 |
ウキウキするような、キラキラしたロマンチックな映画ではないので、特にデート向きというタイプの映画ではありませんが、ハラハラドキドキ感は楽しめるし、これが本当に起きた事件なのかと思うと驚きも倍増し、映画としてはすごく楽しめるので、旦那さんや彼氏にも映画好きになって欲しいなと思う映画好き女子のデートにはおすすめです。あとは、友達以上恋人未満のカップルや、まだつきあうかわからないけど、一度デートしてみるというようなカップルには、こういう社会派の恋愛ムードの少ない映画は観やすいでしょう。 |
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©2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012.10.26 TEXT by Myson