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2012年10月6日より全国公開
東映
公式サイト
 中山美穂と向井理の年の差は12歳です。中山美穂が演じるアオイと、向井理が演じるセンは、実際の俳優の年の差をそのまま活かして描かれていましたが、それなりにカップルに見えるもんですね。でも、正直なところ「そんな展開あるかいな〜」と思える部分が多々ありましたが、フランスならばアリなんでしょうかね（笑）。で、アオイはまだまだ綺麗ですが、リアルにアラフォー女性という感じで描かれていた点は良かったです。同時に切なさもありますが、アオイがアラフォー女子だからこそ若い男子と良い感じになるという展開は、年を食う恐怖と、恋愛から遠ざかっていく自分に諦めを感じてしまう女子たちに、一時の夢を与えてくれるということかも知れません（笑）。でも、ラストはやっぱりこういう感じになっちゃうよね…という想定の範囲内だったのが、ちょっと残念です。 桐谷美玲が演じるスズメと、綾野剛が演じているカンゴの若いカップルは、なぜ登場しているのかが謎でしたが、対比で描かれていたんだなと思って観ると興味深い点がありました。若いうちはこういう行動・判断をする、大人になるとこういう行動・判断をするという違いがとてもよくわかります。 そんなところにも注目してみると、いろいろな楽しみ方ができる映画ですね。 |
 なんとなく、好き嫌いが分かれそうな気もしますが、ロマンチックでオシャレなので、デートには向いている映画だと思います。ただ、冷えきったカップルが惰性のデートで観に行くと、鼻につくかも知れませんね（笑）。つきあいたてのカップルや、友達以上恋人未満のカップルの場合は、クライマックスで、中山美穂が演じるアオイと、向井理が演じるセンが、お願い事をするシーンを参考にすると良いでしょう。さりげなく、初めて手を繋いだりするときには使えそうです（ここでセンが言うセリフは女子でも使えます）。ほかにも、イヤらしくなく相手と寄り添うときの誘い方など、ヒントになるシーンもありました。ぜひ、そんなところも注目してみてください。でも妄想で暴走しないように（笑）。 |
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©2012「新しい靴を買わなくちゃ」製作委員会
2012.10.3 TEXT by Myson
