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一枚のめぐり逢い

2012年6月16日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト　予告編

『きみに読む物語』の原作者ニコラス・スパークスの作品を映画化。戦場で拾った一枚の写真がきっかけで出会う男女の物語。全編通してとてもロマンチックで良いのですが、クライマックスがやや都合良く展開してしまっている感じがちょっと残念でした。あと、もう少し1人1人のキャラクターを掘り下げて欲しかったな～と思いました。テイラー・シリングが演じるベスが写真の真相について知ったときの反応がちょっと理解しづらく、ザック・エフロンが演じるローガンが可哀想に思えました。でも、その思いをただ受け止めて、怒りもせずに彼女を思う姿がとても共感＆キュンとなりました。こういう包容力と忍耐力のある男子が世の中にもっといれば良いのにと思います（笑）。演出や展開はやや納得がいかない部分もあったのですが、本作は、ロマンチックなムードに浸りながら、愛される女性に自分がなった気分で観ると幸せになれる映画です。そして、ザック・エフロンがかっこいい。アイドルっぽいイメージがだんだんなくなって、だいぶ男らしくなって色気も出てきましたので、彼の演技もお楽しみください。

今日はロマンチックなデートがしたいなと言う日に観ると良いと思います。あとは運命的に出会ったと思い込んでいる（笑）カップルも、これを観ればもっと盛り上がるのではないでしょうか。あとは過去のできごとをひきづっていて、新しい彼との恋に、物質的もしくは精神的に障害を感じているカップルにも良いかもしれません。あと、元彼と今彼のあいだでいろいろトラブルを抱えている女子はデートでは観ずに、1人もしくは女友だちと観に行って心を整理すると良いでしょう。

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2012.6.9　TEXT by Myson