2017年11月11日より全国公開
東急レクリエーション
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大人が観ちゃうとむずがゆいラブシーンがたっぷりありますが、キュンキュンしないとは言えません(笑)。私の場合は「めっちゃ青春だなあ」と思いつつ、「めっちゃませてるなあ」と思いながら観てしまいましたが、主人公達と同世代の学生世代が観るとどう感じるのか聞いて、自分の感想と比較してみたくなる作品です。子どもから大人への階段を上ろうともがく人間ドラマの部分と、本格的な恋愛関係に進もうとするラブストーリーの部分とが、この世代特有のものとして描かれていて、このときにしか味わえないであろうときめきを感じさせます。弓道部の先輩(池田エライザ)を好きになる弓道部男子を演じた中尾暢樹のことは本作で知りましたが、なかなかカッコ良かったので、今後に期待です。若い女子はもちろん、大人女子も試しに観てはどうでしょうか? |
どっぷりラブストーリーなので、学生で交際ホヤホヤカップルにはもってこいでしょう。また、女子が年上という設定なので、同じタイプのカップルは、共感できるところがあると思います。不器用な先輩女子と、グイグイくる後輩男子の恋。先輩に恋をしている、もしくは後輩に恋している片思いの人は、暗に気付いてもらえるよう、相手を誘ってみると良いかも知れませんね。 |
大人からすると、高校生にしてはおませだなあと思ってしまうので、小学生にこれを見せるのは少々複雑な気持ちになりますが、この程度ならきっと子ども達は平気で観るんでしょうね(笑)。むしろ、これから迎える高校生活に夢を抱くにはこれくらいラブラブしていたほうが夢があるのかなと考えると、小学校高学年以上なら楽しめると思います。 |
©2017加賀やっこ・小学館/「一礼して、キス」製作委員会
2017.11.8 TEXT by Myson