2013年4月26日より全国公開
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
公式サイト 予告編
シリーズの中で一番スケールが大きく、迫力もあり見応えがありました。本シリーズ1,2作目でメガホンをとり、さらに『アベンジャーズ』で製作総指揮を務めたジョン・ファヴローは今回製作兼、俳優としてハッピー役で出演しており、監督はロバート・ダウニーJr.主演『キスキス・バンバン』で監督デビューしたシェーン・ブラックが務めています。 今作のストーリーは『アベンジャーズ』での戦いから1年後の出来事ということで、本シリーズの前作が伏線というよりは、『アベンジャーズ』での戦いがトニーの精神に影響を与えているという設定になっています。今作のなかだけでもかなりの伏線が張り巡らされており、冒頭で起きる不可解な事件の真相を知るまではサスペンス要素も多く、一作でアクション、SF、サスペンス、ラブストーリーと何粒でも楽しめます。登場人物もバラエティに富んでおり、意外な人物がトニーを助けたり、今までとは違った側面を描いているのも見どころです。トニー・スタークは他のヒーローとは違って一見ドライなキャラクターですが、偽善なところがなく、変に親切心を振りかざさずに自分らしく人と接して、飾らないところが好きです。“いかにも”という感じのスーパーヒーローではなく複雑なキャラクターですが、ロバート・ダウニーJr.の演技は絶妙です。彼が演じる“デキるやんちゃ坊主”はきっと多くの女子のハートをつかむはず。だから、今まで『アイアンマン』を観たことがない女子にも観て欲しいです。『アベンジャーズ』を観ると流れがわかりやすいし、前作を観るとキャラクターの背景がわかって物語が理解しやすいですが、本作だけ観ても充分に楽しめます。老若男女にお勧めですよ! |
誰が観ても楽しく充実感が得られるSFアクション超大作なので、デートにはうってつけです。シリーズ3作目ですが、今作から観ても理解できます。ただ『アベンジャーズ』が少し伏線になっているので、2人で一緒に観てから今作を観ても良いでしょう。トニー・スタークとペッパー・ポッツのラブストーリーもあるので、2人でキュンとして気持ちを盛り上げましょう! |
ロボット(アイアンマン)がたくさん出てきて戦うので、キッズは特に男の子が喜ぶでしょう。今作ではキッズも活躍する場面があるので、自分がそのキャラクターになった心境で楽しめると思います。上映時間が131分と長いので、それに耐えられるお子さんならオーケーです。ティーンは何も考えずにアクション超大作として楽しむも良し、もう少し深く入り込みたい場合は、今作の「人間は自ら悪を作り出す」というテーマの意味を考えながら観ると、もっと感情移入できると思います。 |
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2013.4.25 TEXT by Myson