2011年3月12日より全国公開
東宝
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まさに現代の日本の政治にもの申すという内容で、リアルかどうかは別として、爽快だと思うシーンはいくつかありました。ただ、ラストに関しては釈然としない部分があり、まだ続きそうに終わりましたが一旦は終わりということのようで、1番知りたい部分は描かれていなかったのが不完全燃焼な感じです。 井上と尾形のストーリーについては一旦決着はついていて、謎が解けた点では楽しめました。復讐に燃えた人間の話と、仕事へのプライドやどんな命にも守る価値があると信じて貫き通す人間の話が、同じ立場の別の人間を軸に描かれているという構成は上手くできていると思います。 アクションに関しては前回の方が迫力がありましたが、その分今回はストーリー展開に力を入れている感じでしたね。途中の文具を使うシーンはちょっとどうかなと思いましたが、まあ『ホーム・アローン』的でありっちゃありかも知れませんね(笑)。シリーズを知っている人は楽しめる映画だと思います。観たことがない人はドラマからおさらいして観ることをおすすめします。 |
二人ともこのシリーズをドラマから、もしくは最低限前編の『SP 野望篇』を観ているなら良いと思いますが、結構話が続いているので今作から観てもわからない点が出てくるのでおもしろさを共有したいなら、二人ともおさらいしておきましょう。サスペンスの部分も岡田准一が演じる井上と、堤真一が演じる尾形の過去を知っていないとついていけないので、まずはお家デートでDVDを観てからというのでも良いですね。特にデートを盛り上げるとか逆とか影響がある作品でもないですが、エンターテイメントとしては楽しめると思いますので可もなく不可もないタイプです。 |
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©2011「SP」プロジェクトチーム
2011.3.4 TEXT by Myson