2015年11月20日より全国順次公開
東京テアトル
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ジム・キャリーの変顔、久々に観たら新鮮でした。ふざける気満々の映画なので、逆にちょっとやそっとじゃ笑えないんですが(あまのじゃく!笑)、本当にアホだな〜という感心は、尊敬に変わる寸前まで来ます。あくまでも寸前ですけどね(笑)。とにかく、ロイドとハリーだけでなく、周囲も相当なアホなのが最大の魅力。一人でもまともなやつがいたら、こんな大騒動にはならないのに、全員おバカがゆえにこんなにもある意味アドベンチャーになってしまうのが、さすがファレリー兄弟ですね! ジム・キャリーは最近飛び抜けておバカなキャラクターをやっていなかったと思いますが、やっぱりこういうジム・キャリーが私は一番好きです。正直アメリカン・ジョークは笑えんと思うときがあっても、こういうアホなキャラをやっているときが一番全開でやってる感がして、観ていて気持ち良いんですよね。 というわけで、私の笑いのハードルが高いのもあるのか、笑えるかどうかは個人差があるのであまり期待値を上げないでおきますが、「最近、いろいろ考え過ぎちゃって疲れた」という方は、脳みそをかき混ぜて思考を変えるきっかけに観てはどうでしょうか? |
気楽に観られるコメディなのでデートで観るのも良いと思いますが、笑いに厳しい過ぎる相手と観ると、ウケなかったときに面倒くさいので、その辺りは誘う前に状況を想定しておきましょう。でも、おそらく男子こそ好きなおバカなジョークが満載なので、女子が男子を誘う分にはあまり心配は要らないでしょう。男子が女子を誘う場合は、相手の好みを見極めた方が良さそうです。誘うなら、普段からコメディやお笑い番組を観る女子を誘いましょう。 |
主人公のロイドとハリーは身体だけ大きくなった“子ども”なので、キッズやティーンの皆さんは近い感覚で笑えるかも知れません。真似して欲しくない下品ないたずらもありますが、観て笑う分には良いと思います。彼らを見習うところがあるとしたら、二人の堅い友情と、どんな状況でも笑いをもたらしマイペースで突き進んでいく強いハートです。と言いつつ、そんな真面目な視点で観る映画ではないので、気楽に楽しんでください。 |
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2015.11.4 TEXT by Myson